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いよいよ鍋シーズン到来です!お鍋に欠かせない具材として人気なのが「つくね」と「つみれ」ではないでしょうか。ところで両者の違いってご存知ですか?それぞれ定義には諸説あるそうですが、書籍に載っていたものをご紹介しましょう。
つくねとは…
①鶏肉や魚肉などのすり身にみじん切りの玉ネギなどを加え,卵や片栗粉をつなぎとしてこねて好みの大きさにまるめたもの。
②「捏ね揚げ」「捏ね焼き」の略。
【『大辞林 第三版』(三省堂)より引用】
つみれとは…
練り製品の一種。素材を摘んで入れることの略。つみいれ・つみいれはんぺんともいう。魚肉のすり身に、卵白・でんぷんのつなぎを混ぜ合わせた生地を、掬い取りながら、煮汁や汁に入れて煮たもの。
【『たべもの起源事典』(東京堂出版)より引用】
つまり、つくねは「つくねる(捏ねる)」、つみれは「摘み入れる」という動詞にそれぞれ由来。お肉のほうを”つくね”、お魚のほうを”つみれ”と呼ぶこともあるそうですが、実は調理法で分類するのが正しいようです。
それでは難しいことはここまでにして、おうちで「つくね」と「つみれ」にトライしてみましょう!
「つくねる」とは「こねて固める」の意。肉や魚介のすり身に調味料を合わせた後、手でこねて丸めて作りましょう!!
成形したすり身を熱湯やダシにスプーンで「摘み入れる」のが「つみれ」。タネをいっぱい作って、家族みんなで作るのも楽しそうですね♪
いかがでしたか?「つくね」や「つみれ」を食す機会があったら、両者の違いをちょっとした豆知識として周りの人に披露してみてくださいね。そして、温かい鍋と共にとことん楽しんじゃいましょう!!(TEXT:中本タカシ/ライツ)
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