ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12
野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は24日、日本代表「侍ジャパン」が台湾と決勝を戦い、0-4で敗れた。準優勝で大会連覇はならず、国際大会の連勝は27でストップ。先発の戸郷翔征投手（巨人）がソロ、3ランを浴び、打線も台湾投手陣の前に沈黙した。井端監督は「負けたのはすべて私の責任」と語った。
侍ジャパンの連勝が遂に止まった。両軍無得点で迎えた5回、戸郷が先頭のリン・ジャーチェンに右越えソロを被弾。さらに1死一、二塁から主将のチェン・ジェシェンに右越え3ランを浴び、この回4失点。満員の東京ドームは、台湾の応援団の熱狂的な声援が響き渡った。
侍打線は台湾先発のリン・イーリンに4回1安打と抑え込まれ、オリックス、西武でプレーしたジャン・イー（張奕）、DeNA、ロッテでプレーしたチェン・グァンユウ（陳冠宇）からも得点を奪えず。9回もリン・カイウェイからノーアウトの走者を出すも、最後は1死一塁から栗原がファーストライナー。一塁走者の森下は戻れず、ダブルプレーで試合終了となった。
井端監督は試合後、台湾の歓喜の輪の方を見て、しばらく動かなかった。直後のインタビューで「選手が非常によくやってくれた。大会を通じて精神的にも肉体的にも強くなった。来シーズン以降も楽しみにしたい。負けたのはすべて私の責任」と責任を背負った。
台湾代表については「出てくるピッチャーに力があった。どのピッチャーも素晴らしく、なかなか打つことができなかった。打線も力強く、素晴らしいチームだった」と印象を語った。「先ほども言った通り、最後のところで勝たせられなかったのは私の責任。これだけ過酷なスケジュールの中、選手がよくやってくれた。選手に感謝したい」と選手を労った。「各選手、自信をつけた選手もいる。さらに成長してくれると嬉しい」とも語った。
THE ANSWER編集部
