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Conversation

高市総裁の実現を阻んだのは、やはり外交上のリスクに対する懸念だったのだと思います。 これに対し、高市推しの右派の人達は、石破も林芳正も媚中だとコキ下ろし、米中の顔色を見ている様なことでは、日本は独立国といえないと息巻いていますが、こんな人達は相手にする必要はありません。 この人達は外交というものを全くわかっておらず、多数派工作の必要性もわかっていません。この人達は、無分別に蒋介石と米英を同時に敵にして、日本を破滅させた、昔の指導者達と何ら変わることはない様です。要するに、井の中の蛙、唯我独尊です。 外交の禁忌は、昔も今も「断絶すること」「孤立すること」「押し切られること」の三つです。諸外国とは、譲れない線は毅然として守り切る一方で、いかなる時でも常に笑みを絶やさず、二枚腰三枚腰で付き合うべきが常道です。 安倍元首相は、やりにくいトランプ大統領ともうまく付き合い、インド太平洋(QUAD )という創造的な枠組み作りを主導するという大きな仕事をした一方で、あれ程嫌われていた中韓にも常に丁寧に対応していたのは流石でした。 外交については、石破さんや林さんなら、かなりなところまでできるでしょうが、高市さんの場合は若干危惧があります。その意味で、岸田・菅元首相の判断は正しかったと思います。