Xの投稿を見ていると、経済の基本があまりわかっていないのに、経済の話が好きな人が多いのに驚かされます。
まあ付き合っていられない議論の方が多いのですが、下記だけは申し上げておきます。
1)国の財務もサラリーマンの家計も基本的には同じで、給料(税収) が上がれば生活は良くなりますが、そうでなければ、もっと良い生活をしたければ借金をしなければなりません。
2)借金はそんなに悪いことではありません。経済というものは、これまでも世界中で、信用規模が拡大する事によって発展してきたし、今後もそうなっていくだろうからです。
3) サラリーマンでも、ローンや投資を怖がって、ひたすら生活費を切り詰めタンス預金をしていたら、気がついてみたらまわりと比べて随分貧乏になってしまったと気付くでしょう。 しかし、何事にも限度があり、やり過ぎれば破綻して、夜逃げをせねばならぬ羽目に陥ります。
4)国も同じ事で、時折り思い切って積極財政に打って出る事は、良い事だし、必要不可欠とも言えますが、際限もなくやっていたら、どこかで手痛いしっぺ返しを受けるのも当然の事です。
5) 積極財政に打って出たら、景気は良くなり、仕事は増え、中には思いもかけなかった様な高収入を得る人も出てきて、良いことばかりですから、人気を得たい政治家は、誰でもやりたいのは当然です。しかし、やり過ぎて経済を破綻させたら、末代まで悪名を轟かす事になるので、迂闊にはできません。
6)一方の財務省や日銀は、別に大衆の人気を博する必要はなく、破綻を生じさせないことこそが自分達の最大の使命だと考えていますから、常に慎重サイドを取り、政治家が安易に積極財政に走らない様に、歯止めをかけようとするのも、これまた当然です。
7)よく話題に上がるハイパーインフレは、「経済破綻」の一つのあり姿ですが、日本ではまず起こりません、れいわのようなトンデモ政党が万一にも政権を取ったら別ですが、立民でも、高市さんでも、維新でも、経済の常識は弁えていますから、財務省の牽制をある程度は受け入れるだろうからです。