4 孤児院
孤児院は、教会からすこし離れた住宅街の奥まったところにあった。2階建ての建物は白とピンクに塗り分けられ、園庭にはカラフルな滑り台や鉄棒が置かれている。一見すると幼稚園と区別がつかない。(P165)

マニラの孤児院
マリが不思議に思ったのは、子どもの声がまったく聞こえないことだった。午後1時過ぎだから昼寝の時間かと思ったら、シスターに引率されて10人ほどのグループが階段を下りてきた。日本なら幼稚園の年長組という感じだ。(P165)

マニラの孤児院

マニラの孤児院
男の子はタンクトップに半ズボン、女の子はワンピースという格好だが、お互いにささやくような声で話し合っている。遊具に向かって走り出すわけでもなく、シスターの指示にしたがって日陰の芝生に膝を抱えてきちんと座った。行儀がいいというよりも演技を見ているようだ。(P165)

昼寝をする子どもたち

椅子に座って行儀よく眠る