そんな1、2週間を過ごしていたある日
職場の休憩時間
今日電話出来る?
とメールが入った。
ドキンと胸が高鳴る。
彼が電話で話したいというのは大抵具体的な用事がある時だけ
あのタイミングだったから何か悪いニュースかもしれないと身構えた。
休憩時間は1時間あるので
今でもいいですよ…
と一文送った。
食べかけのサンドイッチも喉を通らなくなった。
つくづく本来の私は臆病者なんだ
結局彼からの連絡は夕方までに来なかった。
待つ間、いったい何を言われるのかと
どんどん悪い方向へ妄想が働いていた。
もしかしたら私の投稿のせいで彼の進退に影響があったとか?!
そんなことになったら一生許されず恨まれるだろうなと思った。
教育者の彼は
普通の会社員よりもこの手のことが影響を受けやすい立場にいるのは間違いないから
ましてや今のカリスマ指導者としての地位を20年以上かけて培ってきて
恐らく校内での地位は実質一番じゃないかと思う。
地元では「天皇」と揶揄されていることを私は知っている。
地位を失うこと、恥をかくこと、
持っている人ほど怖がるんだろうな。
その怖さは何も持っていない私には想像し切れないだろう…
怖い言葉を告げられるかもしれないとビクビクしながら帰宅中連絡を入れた。
すると
バタバタしてました。
夜はどうですか?
と返信があった。
…この感じなら怖いニュースではなさそうだ
少し緊張が解けて待つことにした。