【知の深化】なぜ、商船三井は「帆」の船にかけるのか
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電力では、「風」は非常に有効なソリューションの一つです。再生可能エネルギーの一つである「風力発電」は既に実用化されているのは周知ですが、デンマークでは50%近くを占めるなど、昨今なにかと話題になるエネルギー問題においても、非常に有望視されていると思います。
話は変わって、商船三井はそんな風力を海運に活かそうと考えています。そりゃ、大航海時代やワ◯ピースでは、帆の船を使って航海はしてたかもしれないですが、現代において風で動かす船が、どれほどのメリットがあるのか。そもそも、物流ビジネスとして、不安定な動力源の風を活用できるのか。
そんな疑問を、この帆船プロジェクトである「ウインドチャレンジャープロジェクト」を率いる、商船三井の杉本さん、水本さん、若林さんに聞きました。詳細は本編に譲りますが、風が海運業においてかなりのインパクトを与えられるものなのだ、理解が改まりました。商船三井の「知の深化」、ぜひご一読くださいませ。コンテナ船をはじめとする商船といえば、エンジン船が圧倒的主流。そんな現代に、あえて帆船を使うことで温室効果ガスを削減するという、“攻めのプロジェクト”を取材した記事です。
その削減量は、一航行あたり5〜7%を想定。1日に数十トンレベルで燃料を消費し、かつ1隻あたりのGHG排出量削減が既に限界まで進んでいる大型商船でのこの数字は、他社が驚愕するほどのインパクトだそうで、これぞイノベーションです。
しかも帆を1本立てるだけでその数字なので、2本・3本と増やすことで、削減量をさらに大幅に増やせます。
記事では、このイノベーションがどう成立しているのかに迫りました。
※ライティングを担当しました。船やトラック、航空機など、稼働率が高いがエネルギーを大量に消費する輸送機関のなかでも産業財は、GHGの排出量を削減できると効果がかなり大きい。
高山さんがコメントされているマグナス効果を活用した研究も進められている(下記、商船三井も参加)が、こちらはリアルに帆船形式のように記事を読む限りは見える。
https://newspicks.com/news/6517439
なぜ柔らかいものではないのかが気になったが、下記の運用のしやすさなどが背景だろうか。
『従来の帆船の場合、乗組員は帆を操作する特別な技能を有している必要があったが、ウインドチャレンジャープロジェクトでは、その能力は必要ない。』