空き家対策に取り組む 地域おこし協力隊が着任 和歌山

各地で問題となっている空き家の有効活用を進めるため、和歌山県は専門の地域おこし協力隊を採用し、1日、着任式が行われました。

採用されたのは、静岡市から串本町に移住してきた山本武さん(29)です。
1日は東牟婁振興局で山本さんの着任式が行われ、鳥羽真司 振興局長から委嘱状が手渡されたあと、「移住者を増やし、地域がより良くなるよう取り組んでいただきたい」と激励のことばが贈られました。
山本さんは、県がはじめて採用した地域おこし協力隊の4人のうちの1人で、新宮市や串本町など東牟婁振興局が管轄する6市町村の空き家を移住希望者につなげる取り組みなどを行うということです。
山本さんは「地元の人と移住を考えている人の仲介役となり、地域の活性化に貢献していきたい」と話していました。

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