クルド人ヘイトが激化…「逃げ場所」を外国ルーツの子どもたちに NPOが日本語教室の常設に向け寄付募る

2024年10月24日 15時00分 有料会員限定記事
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 外国ルーツの子どもたちに日本語教育をする団体が常設の教室を開くためにクラウドファンディング(CF)で寄付を募っている。トルコの少数民族クルド人へのヘイトが激化、子どもにも不安が広がる。安心して勉強したり悩みを相談できたりする「避難所」のような場所を目指している。

◆日本語に触れる機会を増やし、自立の助けに

川口市に開いた日本語教室「Mutlu(ムトゥル) わらび」=川口市内、ムトゥルはトルコ語で「幸せ」の意味という

 団体はNPO法人メタノイア(東京都足立区)。東京都内と埼玉県内で約10カ所の教室を運営。子どもや家族に日本語教師やボランティアが言葉や勉強を教える。教室は公共施設などを借り現在週1回ほどだが、代表の山田拓路(たくじ)さんは「日本社会で自立するための日本語習得には週1では足りない」と言う。

NPO法人・メタノイア代表の山田拓路さん=埼玉県川口市で

 最近はクルド人へのネット上の差別的投稿が急増。子どもたちも盗撮された動画を拡散されるなどして傷つく子が増える。山田さんは「いつでも行けて何でも相談できる常設の『逃げ場所』が必要」と言う。

◆8歳で来日したクル...

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