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地元で話題のカフェ 店長はおおかみ!?でいけます?

阿南市加茂谷のリニューアルしたカフェの店長はなんとおおかみ!?
  • 2024年11月22日

あなたのまちの頑張るひとを紹介する「いま、いけます?」今回は阿南市加茂谷から。地元を盛り上げたいと頑張るひとりと、ある”一匹”(?)が主人公です。

動画はこちらから

今回の主人公は?

おや?

秋の陽気のなか、すてきな昼下がり。
阿南市加茂谷を流れる那賀川と、雄大な山々をゆったり眺めるのは・・・?

自家製のレモングラスのハーブティーを入れてくれるのは?

阿南市加茂谷を盛り上げたい古民家カフェ

やってきたのは、阿南市加茂谷のカフェ。

築70年ほどだそう。先月リニューアルオープンです。
藤原

趣あるな〜、古民家かな?

迎えてくれたのは。

フランス料理人の佐竹博規(さたけ・ひろき)さん。
佐竹さん

はじめまして!よろしくお願いします。

地元・阿南市加茂谷出身です。

佐竹博規さんは阿南市内にフランス料理店を構える料理人。ですが、ある思いがあってこのカフェの営業を始めました。

佐竹さん

もともとは実家だったんですよ、うちの。空き家になりましてそこをお店にできないかなと。僕が料理をしていたので、カフェでしたり、みんなが集まれる場所のようなものを作れるようにと考えました。

欄間などはそのままに。
古民家の味わいを残しています。

佐竹さんが目指すのは、地域の道の駅のような存在。いまはカフェの営業が中心で、料理は佐竹さんが監修しています。

2階が景色がいいので、ぜひ!
藤原

2階ですか?

佐竹さん

はい!後ほど店長がお持ちしますので。

藤原

あれ、佐竹さんが店長じゃないんですか?

ん?どういうこと?
佐竹さん

僕はこの施設のオーナーなので・・・。

藤原

いまちょっと見当たらないですけれど・・・。店長さん?

佐竹さん

はい!出てくると思いますので・・・。

藤原

でっ、出てくる!?

さっぱり分かりません。

メニューには”やまいぬ”?

とりあえず注文です。
藤原

おすすめは?

店員さん

おすすめはやっぱりやまいぬプレートになりますね!

藤原

やまいぬプレート!?やっ、やまいぬ・・・。

なんでやまいぬ?関係あるんでしょうか?その正体とは?

待っていると・・・。
!!
!?
藤原

ちょっ、ちょちょちょちょ!!どういうカフェ!?

店員さん

あ、店長の・・・。

藤原

て、店長なんですか?!

運んできてくれました。
ロキさん

(うんうん)

店長は地元・加茂谷で生まれたおおかみ!?

なんと店長は!おおかみ!その名もロキさん!阿南市加茂谷はかってニホンオオカミが生息。復活して、店長になっちゃった。開店前からSNSで話題を集めていました。

ツーリングで訪れたというふたりも・・・。
お客さん

すごくおいしくて!ソーセージとかベーコンとかすごくおいしかったです!

お客さん

僕はポテトサラダのレベルが高いなと!

ロキさん

(ありがとうございます!)

あつあつのコーヒーだってロキさん、お手の物。

お客さんもあつ~いまなざしです。

藤原

ロキ店長の魅力ってどんなところですか?

もはや、悶絶です。
お客さん

かわいい〜!!かわいいしね、すっごく毛並みがいいの!

もふもふはもふもふを呼ぶ!?

おおかみが店長のカフェ。こんなお客も。

案内についていくと・・・。
うお!
!!
藤原

めっちゃもふもふ!!

子どもたちも興味津々です。
スーツのおおかみも!

もふもふはもふもふを呼ぶ!?週末には仲間たちや愛好家が集まるイベントを開催。

藤原「もふっもふしています・・・」

全国から集まり、加茂谷ににぎわいを生んでいます。お客さんも交流できます。

記念写真も応じてくれました。

おおかみ店長・ロキさんは地元思い

ロキさん、地元を好きになってもらいたいという気持ちが強いみたいです。

藤原

カフェの大事にしているポイントってどんなところですか?

う~ん・・・。
サッ。
藤原

・・・え~と、全部?

ロキさん

(うん、うん)

藤原

食材に関してだとどんなところですか?

え~と・・・。
ポンポンポン(自分の胸をたたくロキさん)
藤原

う、う~ん、私はここの土地のおおかみだから・・・?

ロキさん

(うん、うん)

藤原

え~、ここの土地のものを使っている?

!!
ロキさん

!!(拍手をするロキさん)

店員さん

す、すごい・・・(笑)

藤原

目を見たらね分かるんですよ!!

本当か?
地元思いのおおかみさんということですね。

地元思いなおおかみはカフェやイベントだけではありません。産直も開いています。

カフェの向かいに作られたスペースです。

加茂谷地域の新鮮な野菜や果物が並びます。

この地域はみかんがよく採れた地域でもありました。
目の前の那賀川のかになども。
地元の方もロキさんとふれあいながら産直で野菜を買い求めます。
見送りまでしてくれるんですね。

ロキ店長のもとで働く従業員のかたはどう思っているんでしょうか?

愛知から移住してこのカフェで働くという方は・・・?
店員さん

存在として和んでもらえる。カフェにすごく合っている。お客さんもすごく喜んでくれて。地元愛がすごく強い方だなっていうのがあって。ここもやっぱりそのために提供できる場所として(地域のために)何かできないかなというところからお店を始められているので・・・。

オーナーは地元の魅力を活かしたいフレンチシェフ

オーナーは佐竹さんです。

さてさて、忘れちゃいけません。オーナーは佐竹さん。ロキさんを店長に任命した張本人です。 看板オオカミのロキさんの働きぶり、どう見ているんでしょうか。

佐竹さん

県外や海外から来て下さったり。ロキ店長には助けられています。

藤原

地元にあった魅力というとおおかみが店長になったのも、そのひとつということですか?

太龍寺という寺へ向かうロープウェイからおおかみの像を見ることができます。
佐竹さん

ニホンオオカミが(この地区に)いたということで。四国八十八か所巡りの弘法大師とおおかみのエピソードが残っていたり。小さいころから知ってはいたんですけれど、あまり気にもとめていなかったので。そういう(魅力)のも大人になって気がついた部分がいろいろありますね。

フランスで修業していた佐竹さん

地元の自然のなかでのびのび育った佐竹さん。料理の道を志し、フランスや東京のレストランへ。都市部の店でも修行を積みましたが、心に残っているのは、フランスのいわゆる田舎の店での経験でした。

修業したレストランの敷地内には自然があふれます。
佐竹さん

バスもないですし、電車もないし、山をあがっていったところにあるレストランでして。でも世界中から人が来てくださって。都会もいいけれど、自分が生まれたところで、料理を作りなさい。作ったほうが幸せだよと言われて。

地元の名産品などを販売できるようにしたいとも語る佐竹さん
佐竹さん

その言葉にハッとして・・・。実はすごく価値があるものに囲まれていて。ただ、知らなかっただけで。

そうして、地元・阿南市に帰ってきた佐竹さん。料理をするなかでもっと地元の価値を生かしたいと思うようになりました。

地元の魅力を伝えるために

週に一度のお店の定休日。

お店から車で10分ほど。

佐竹さんは地域の農家のもとへ足を伸ばします。

農家の山下さん。快活で話していると元気が出ます。

カフェやレストランで使う野菜を育てている農家の山下和久さんです。食材のことや、この地域が抱えている問題や、埋もれている魅力。さまざまな話をして、地域を盛り上げるアイデアを考えます。

山下さん

やっぱり応援せなしゃあないね。若手のホープやから!(過疎が進んで)大変な中やけど、若手が頑張ってくれないとね!人柄もいいしね!

野菜も自分の目で確かめます。
佐竹さん

野菜もすごく新鮮で、熱意を持って作られている方がいらっしゃるので。やっぱりそういうところも僕が気がつけなかったところだったので。料理することで、それに気づかされて。これから加茂谷のよさを伝えられたらなと。

地元思いの1人。そして1匹が目指すのは?

佐竹さん

休憩していただいたり、(地元の)特産品やお土産も買える。地域の人と、他県からのかたとが交流できたり。毎週のようにイベントをして。わいわいできるような。自分の生まれたところですからね。

物腰柔らかに、まっすぐ語る佐竹さん。
佐竹さん

盛り上げたいなという気持ちはすごくありますし、知ってもらいたいなという気持ちもとてもあるので、これからですかね!

地元にもともと存在する魅力。それをうまく料理して、地元を彩り、さらに魅力的に!

お子さんはすこしびっくり・・・?

加茂谷をとことん愛するオーナーと店長の挑戦はまだまだ続きます!

地域にすでに愛されています。
生まれた故郷の山を見つめるロキさん。
藤原

もう、最初は驚きましたよ!いや~しかし、地元を思う、地元生まれのおおかみだけあって、地元ですでに愛されつつある店長・ロキさん。阿南市の竹を使ったメンマのピザや、加茂谷で栽培が盛んだったみかんを生かした商品を、佐竹オーナーとともに開発中だそうです。加茂谷を大切にしたいという気持ちや、そのあたたかさが目から伝わってきました。

そして、オーナーの佐竹さんの思いを形にする力がとてつもない!地元にある魅力を見つけ出し、”料理”をして伝える。かつての恩師の言葉をきっかけに佐竹さんが地元に戻ってきてくれたことは加茂谷にとって大きな財産であると強く感じました。魅力はすでにあってそれをどう料理するのか。ひとりと一匹が向き合う姿勢に多くの人が引き込まれるのだと思います。これからも応援しています!ありがとうございました!

番外編:個性豊かな仲間たち

取材にあわせ、全国からロキさんの仲間たちが集まってくれました。放送ではご紹介しきれなかったみなさんもご紹介します。

目線をばっちりくれましたよ!
キレイな黒色!きまってました。
お子さんに大人気のシュウさん。
もふもふで包み込んでくれたみなさん。
今回に合わせてみなさんを集めてくれたコルさん(左)
ひときわ目を引くスーツが似合うおおかみの月之介さん(右)です。
藤原

おお~!おしゃれですね~!

月之介さん

(いやいやいや・・・たいしたことないですよ・・・)。

※あくまで藤原が目を見て、こういっているのではなかろうか、という推測が入っています・・・。
 

藤原

う~ん、目を見たらわかる気がします・・・。たぶん・・・。

そんな、謙虚な月之介さんですが・・・。

カメラマンがひとこと。
カメラマン

きっと、これ、(月之介さんの)けっこういいストールでは?

藤原

おっ、そうなんですか?

月之介さん

(いやいやいや・・・そんな・・・)。

藤原

ロキさん、そのあたりどうなんでしょう。

ロキさん

(うんうんうん!)

月之介さん

(えっ!)

図星?で吹き出す月之介さん。
月之介さん

(ロキさん、言わないで~!(笑)

みなさん、ありがとうございました!

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  • 徳島局・アナウンサー

    藤原 陸遊

    高校時代からMAN WITH A MISSIONさんのファンで、地元で開かれたフェスでは最前列で見ることができたことが思い出がある。わたしは楽器はできない。自分を動物にたとえるなら、たぶんうさぎ。

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