「日本終わった」とか言ってる人の勘違い!少子高齢化は日本成長の第一エンジン

「日本終わった」という人、ほんと多いんですけど全然分かってないなー、と思います。これから来るのは日本ですよ?準備できてますか?

これから申し上げることはおよそ20年後常識となっている話です。

ということで「日本終わった」と思ってるほとんどの人がやってる勘違い

「少子高齢化=悪」は間違いだということについて説明します

人口急減社会がもたらすもの、それは「富」

高齢者、特に団塊の世代と呼ばれる人口の多く密集している世代が、これから10年20年でだんだん亡くなっていく時代に入ります。その結果起こることは人口急減社会です。

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前期老齢人口に当たる世代がまさに団塊の世代です

今後20年、図で言うオレンジのゾーンの人たちはどんどん赤のゾーンに入っていき人口が減っていきます。そこで起こることは相続です。

実は日本人ってめちゃめちゃ金持ちなんですよ。誰がお金持ってるかと言えば高齢者です。高齢者の平均金融資産は2000万ともいわれています。

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※日経新聞の記事より抜粋

資産10万ドルを超える、世界的に見れば富裕層といった人たちが、実は日本の半分くらいを占めてるんですね。日本は豊かな国なんです。

資産10万ドル超え5500万人のほとんどが高齢者です。

日本の高齢者は当たり前のように1000万、2000万持っています。高度成長期、一人当たりGDP世界一といういい時期を経験して、失われた30年はほとんど知らずに逃げ切り、リストラも経験せずがっぽり退職金をもらった後、現役世代から年金を搾り取って不労所得で悠々自適に暮らしながら今なお資産を増やしています。

問題は、高齢者の資産が銀行預金という形でブタ積みになっているため経済が活性化しないことにあります。

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※毎日新聞の記事より抜粋

日本の現金比率なんと51.9%。半分以上が現金として持たれていて社会に還元されません。この傾向は高齢者ほど強いです。

私も団塊の世代の親を持つのでよくわかるのですが、株を持っているというと

「株なんて危ないからやめときなさい。銀行に預けておきなさい」

とかいうどこの宇宙の話かわからにことを言ってくるのでびっくりするのですが、これが高齢者の当たり前の意見なんですね。

いまや超低金利社会なので銀行に預けても金利は0.001%とかでお金は増えるどころか手数料でマイナスになるのが常識なのですが、彼らは銀行金利が6%7%だった時代を知っており、そのイメージからアップデートできていません。

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※30年前のゆうちょの金利表

この感覚で高齢者が現金をブタ積みにして世の中に還元されてないわけです。つまり今最悪な状況は何かというと我々が毎月ン万ン十万単位で払っている高齢者への社会保障が、全て銀行預金に回って全く経済を回してないことなんです。

高齢者が年金を即座に使ってくれるか、もしくはお金を投資に回してくれれば何らかの形で現役世代に戻ってくることになり、経済は回るのですが、そもそもお金持ちだから使わない上にもらったら現金で置いておくので死に金になってしまうのです。

高齢者のお宅に行くと銀行の口座にン千万無造作に預けられているなんてこと、よくあります。人口急減社会はこの現金が相続によって次々社会に戻ってくることを意味します。

※日本銀行調査統計局2020年第4四半期の資金循環より抜粋(単位は兆円)

その規模およそ1000兆円。これが今後20年にわたり毎年毎年相続によって社会に還元されます

日本経済の埋蔵金、強固な金庫の扉がこれから開かれようとしています。

高齢者の入れ替わりが日本の混乱に終止符を打つ

コロナ禍で若い世代の多くが感じていることが

「高齢者の為に若い人が犠牲になっている」

ということでしょう。

どこの国の為にやってるかわからないマスコミが謎にコロナを煽り立てて、TVしか見ていないような高齢者がそれを見て投票するから政治が混乱。そして高齢者の数が圧倒多数なので現役世代はまるでいないもののような扱いとして政治は運用されています。

この最悪コンボの存在は誰もが感じていることでしょう。

確かに私の親も一日中テレビ見ています。我々もスマホにかじりついていますがあの感じでテレビにかじりついている上に、仕事もしていないんですからマスコミに洗脳され切っているわけですね。

それもやっと終わります


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※ヤフーニュース、不破雷蔵さんの記事より抜粋 

テレビを見ている人は年々減っていっています。そしてこれから高齢者になるのは40代50代です。これから民主主義的に政治を動かしていくのはこの人たちになります。

重要なポイントは今の現役世代(65以下)はTVの他にインターネットも使えるということです。現役世代は仕事でインターネットを使う機会があったりするのでスマホを使えるのも当たり前ですし、TV、インターネット両面で判断することができるのです。

「TVの意見を真に受ける人ばかりで、その人たちが政治を決める」

みたいな時代は終わるんですね。

また、40台50代が60代と話してて違うなーと感じるのは

「後の世代に負債を残してはいけない」

という意識です。団塊の世代の人たちは日本経済のことなんてどうでもいいみたいな印象の方が多いでしょう。確かに私も旅行先のホテルや旅館ではいいところ行くと大体高齢者でごった返していて、話聞いてるとホント自分たちのことしか考えてないような発言多いんですよね💦(誰のために経済止めてるんだか・・・)

しかしいい時代を過ごしてきた彼らのツケをまさに40代50代はバブル崩壊、リストラという形で払わされて来てるので意識が違うわけです。

高齢者が入れ替わることによってマスコミ禍が終わり、日本の政治の混乱が終わる。

今は陰の極みで最悪な時期ですが、これが後20年、30年過ぎると次々変わっていくことでしょう。

少子化はAI化社会にとって最適

さて、高齢化がもたらす良い点について述べましたが、少子化のいい面を説明しましょう。

少子化は最高です。なぜなら教育リソースをこれから生まれてくる子供たちに集中できるからです。

これからの時代、人手はいりません。

我々は「大量生産、大量消費」の時代に生まれてきたので人が増えること=生産性が増えることでよいことと当たり前のように思っていますが、20年後は違います。

人よりAIの方が優秀になってしまうので、AI化社会に追いつけない人は足手まといになってしまうのです。これはまさに我々が今脅威として感じていることでしょう。子供たちはAI社会に順応しなければなりません。

今から生まれてくる子供たちが社会に出るのは20年後です。

子供たちのことは20年後の社会の常識に合わせて考えてあげないといけません。

となると私たちがのように「子供の頃先生がなんとなく授業をやっていて、とりあえずなんとなく座っていれば春が来ると学年が上がって、なんとなく進学して、大学4年になるとなんとなく就職して、社会に出てからもなんとなく生きてれば人生成り立つ」的なことは消滅するわけです。

AI化社会、そしてそれにともなう劇的な変化に順応するために子供たちは生く必要があります。

もちろんAIが何でもかんでもやってくれて働かなくていい社会の実現、という陽の面もありますが、それはAI化社会に適応できた人間の話であって、適応できない人間はポイされてしまうのです。

今でさえ要らない人間はリストラだ派遣切りだなんだってなっているのに、その関門を子供たち全員が乗り越えなければいけないんです。

となれば子供たちはなんとなく生きていくことはできません。適当な教育を受けて育つわけにはいかず、社会に出てからもそれなりの訓練を受ける必要があります

子供の数が多ければ多いほど教育リソースは分散します。そして少なければ少ないほど教育は集中する。発展途上国をはじめとした人口増の国を思えば教育が行きわたらないことは簡単に想像できるでしょう。AI化に対応できない人間が待っているのはまるで自然界のような厳しいおきてです。教育は分散より集中、この方が有利な時代がやってきます。

少子化で教育を受けていく子供たちは人口増の社会に生まれた子供たちに代わり、世界を引っ張っていくことになるでしょう。

まとめ

日本は今、陰の極みです。マスコミ禍、重い社会保障、リストラ。

しかし時間軸をずらして考えてみると、少子高齢化=悪というよりむしろそっちの方が日本にとってプラスに思えて来やしませんか?

これから日本は埋蔵金解禁、AI化適応人間量産型社会になってきます。

日本が終わったと考えるのはあまりにも早計、まさに勘違いというものです。

また、今後成長の第二エンジン、米中衝突で地政学的に日本は伸びるしかない的なことも書いていくのでよかったらフォロー、Twitterフォローのほどよろしくお願いいたします🙏

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