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【競馬】出走メンバーのガッツリ血統比較と今の時代にわざわざ日本に来てくれた外国陣営に感謝【JC2024】

ありがたや…(-人-)

今週はジャパンカップウィーク。まさかの外国馬が3頭も参戦で、本当にうれしいですよねw 特に、毎年のように言っていますけどオブライエン大先生のところはマジで日本を懇意に思ってくれていて、外国馬の参戦が激減している中でいつも何かしらの出走馬を送ってくれていたんですよ。で、今度はディープ産駒最終世代のオーギュストロダンを送ってくれるっていう超絶な粋な計らい。
本当に、JRAはそろそろ本気で菓子折りの1つでも持って行った方が良いと思うw 素晴らしいとしか言いようがない。

ただ、大前提として外国馬3頭の参戦に関してはレースそのものに対してそれほど本気ではない可能性も高いので、その点は知っておいた方が良いですね。これで勝ったら本当にすごいけど。正直、個人的にも見て楽しみたい感じなので。
あんまり本気ではないっていくつか理由もありますしね。

まずオーギュストロダンに関しては、JC後に日本で引退セレモニーをやることがわかっています。ようは、無事之で引退させて向こうで種牡馬入りさせたいって明確な意図があるんですね。日本にやってきたのも、日本で生まれて育ったディープインパクトの息子だから…って日本ファン向けにマジでオブライエン大先生陣営が粋な演出をしてくれたからで、多分そこが本命ですね。実際に、まさかのオブライエン大先生の初来日…ということもあって、日本で本格的なセレモニーをやることは確定みたいです。
あと、この馬に関しては明確に去年が全盛期ですからね。ここらへんもご存じの通り、今年の同グループの主軸ってシティオブトロイだったので。

ファンタスティックムーンも似たようなもので、実はジャパンカップ後にドイツで種牡馬入りすることがすでに決まっています。だから、この馬に関しても顔見世のようなものだと思いますね。この馬の進退についても、結構早い段階で外国メディア向けに情報発信されていたので、ジャパンカップが引退レースです。
なので、絶対にムリさせないと思う。

ゴリアット陣営は、多分本気度ではここが一番なのかな?って思いはありますね。臨戦過程や血統うんぬんは置いておいて。馬主さんが何故かクールモアグループと日本競馬会に対して一生煽り続けてプロレス仕掛けてる面白オジサンなんですがw メチャクチャ盛り上げてくれて、それだけでも本当にアリガトウって感じです。

ここの陣営がJCを選んだ理由って明白なんですよね。何故かというと、セン馬で欧州の秋のビッグレースに出走することができなかったからです。知らない人も結構いるのですけど、凱旋門賞ってセン馬は出走できないんですよね。欧州って、セン馬には今でもなかなか厳しくて今年もここらへんマジで海外で結構な論争になっていたので。
だから、本来なら凱旋門賞を目標にしてビッグレースを叩きつつ…って欧州らしいプランの実行もこの馬はできなかったわけです。

って感じの大前提を理解しつつ、3頭の血統分析。

オーギュストロダンは、ディープ×ガリレオ牝系の馬で今の日本の超高速馬場に対してはちょっと重いのは事実ですね。現在の東京の超高速馬場のディープの好走事例の大半って、【ディープ×アメリカ牝系】なんですね。ようは、短・ダート色の強い馬を母系に持ってくる…って形です。

ハッキリ言って全盛期すぎた今でも、2010年代前半の東京の馬場だったら普通に勝ってたまであるのですけど、今ってあの時とは比べ物にならないほどの超高速馬場になっていますから。
実際にディープ×ガリレオディープ×欧州型って、日本の初期型のディープにも実は成功例ってかなりいて、同配合ならヴァンキッシュランやカンタービレがいます。特に、ヴァンキッシュランってあの当時のヨーロッパ色が強くなりがちだった2400mの青葉賞を普通に勝っていたくらいなので、正直あの当時の馬場状態だったらやっぱり十分に面白かったと思いますね。日本のGⅠを勝ったディープ産駒だと、血統傾向的にはマリアライトとかにちょっと似てますね。昔の宝塚とか有馬で爆走するイメージ。

今の時代でそういう馬場になるための条件って、今年で言えば京都大賞典のような状態ですね。当日までに、気候がメチャクチャ寒くなって適量の散水があったら、おそらくこの馬好みの状態にはなるのでそこらへんは見ておいた方が良いですね。

ファンタスティックムーンは、もうゴリッッッゴリのドイツ血統ですね。父親のSea The Moonっていうのが、ダンジグ系のシーザスターズに、ドイツの雄であるMonsunサドラー系を組み合わせたSanwaなので、普通の感覚だと絶対に超高速の東京とかは合ってないですね。実際に、この手の血統の好走イメージってそれこそドロッッッッドロの凱旋門賞とかそういう場所なので。

ただ、面白いのが陣営の解釈が真逆なところですね。この陣営って、凱旋門賞が重馬場になりそうな状態であると分かった時点でスクラッチしようとしたんです。ようは、良馬場希望だったから出走取消をしたかったんですね。でも、スクラッチするときに多額の金銭がいるってことになったので「あぁそれならやっぱり出るわ」みたいなノリで出走したって経緯がありますw 結果は、すでに皆さんもご存じの通り。

だから、陣営としての解釈は血統内に固められたドイツの影響というよりかは父方のダンジグの影響の方が強いって判断なのでしょうね。そうなると、今の東京の馬場を考慮すると体調と本気度では走ってもおかしくないのかな?って思います。あとは、実力が付いてるかどうかだけ。

ゴリアットの血統的な見方も、ほとんどオーギュストロダンと同じですね。昔の東京の馬場だったら普通に好走してただろうなって。ただこの馬の場合は、馬場的にはもっと昔の適性で1990年代ですね。これも明確な理由があって、父系のサドラー系のIn The Wingsって実際にジャパンカップの勝ち馬を輩出したことがあるからです。シングスピールっていう馬で、昔の競馬ファンなら超有名な馬ですね。

In The Wingsって、サドラーに凱旋門賞でもお馴染みのミルリーフ系をかけた種牡馬だから、ドチャクソに重い血統なんです。それこそ、この系統で最近活躍した馬としてはドロッッッッドロの凱旋門賞で超大穴をあけて勝利したTorquator Tasso(トルカータータッソ)とか有名ですね。
だから、ああいう馬をイメージすればわかりやすいと思います。なんとなく、今の日本の超高速馬場には合ってないなーってわかりますよね。

実際に、ゴリアットってレートは高いですけどキングジョージを勝利したときの人気って9頭中の7番人気の大穴なんですよね。だから、別に向こうのトップクラスとして走っていた馬でもないです。じゃあなんでそんな人気薄で好走できたのかっていうと、良馬場判定だったけど当時の馬場が重かったからです。
だから、本当に好走条件とかTorquator Tassoと似てますよね。

ただ、やっぱり日本に連れてくるだけあって牝系は日本に明確に合ってるんですよね。ストームキャット系のShamardalロベルト系のDynaformerとか、日本でもお馴染みですから。ここらへんは、やっぱりこういう血統なら日本に連れて行っても…って思いはあったんでしょうね。

父系だけの日本の血統的なイメージだと、同じくキングジョージを勝ってテイエムオペラオーやメイショウサムソンを輩出したオペラハウスに近いですね。だから、よくわからんって人はああいう血統や馬の好走条件をみたらイメージが湧くんじゃないかなーと。オペラハウスも、欧州の超ゴリゴリの優秀なスタミナ・馬力に優れた血統を固めていたから、やっぱり一昔前のジャパンカップなら勝負になったんじゃないかなって思いますね。
実際に、テイエムオペラオーとかクソ強かったですし。

という分析が終わったところで、肝心の今の東京の馬場はどうなっているのか?って話ですけど、控えめに言って終わってます

11月に入っても、アルゼンチン共和国杯ダートで走っていたハヤヤッコが勝ったり、先週時点でも2400mブリックスアンドモルタル産駒が余裕で差し切ったりと、まぁ誰がどう見てもアメリカダート的なスピードが求められていて、ステイヤー気質のスタミナや欧州的な地力なんて全く必要ないです。この血統傾向って、東京開催が始まってシックスペンスが勝っていた時から何も変わってないですから、ハッキリと欧州とは真逆ですね。
これが、当日までにどうなるのか?がポイントです。

面白いというか、やっぱり今の時代の特徴というか、じゃあ万が一にでも欧州的なスタミナや地力が問われるような馬場になったら?って話で日本馬のどの馬を推薦できるのか?っていうと、マジでハッキリとそう言えるのはシンエンペラーくらいですねw
個人的にはスターズオンアースとソールオリエンスも…って感じですけど、ミスプロ×スマートストライクで欧州?って言われたらまぁ確かに違うよな…って感じですし、サクラバクシンオーにジャッジアンジェルーチのキタサンが欧州?って聞かれても、まぁ確かに違うか…って微妙に思われるのもわかるというか…w だから、シンエンペラーくらいですね。
オイラはスターズオンアース好きなので、応援したいのですが。

ここらへん、本当に最近の日本競馬を象徴するような血統の偏り方です。
多分、血統で予想する人なら大半がそう言うと思います。

他も短評で見ていくと…

・ドウデュース…典型的なアメリカダートで固められた母系
・チェルヴィニア…キンカメ×サンデーの母系はソダシやジオグリフと同じ。
・ジャスティンパレス…ご存じアメリカのパレスマリスの近親。
・ドゥレッツァ…母系が思いっきり短距離王国の豪州の血統。
・ダノンベルーガ…ドウデュースとほぼ同じ。
・ブローザホーン…母が短距離やダート走ってたくらいアメリカの影響大。
・シュトルーヴェ…典型的なディープ×アメリカ系統の母親。
・カラテ…ステゴ一族をダート特化にしました、みたいな血統。

こんな感じで、例外なく短距離・ダート的なスピードが主張されていて、まぁ本当に現代的な馬が多いなって様相。改めて並べてみると、本当に偏っていますよね。
でも、上記でも述べた通りコレで走るのが今の東京ですから。

こういう血統的な観点で見ていくと、結局のところ好走条件って当日の馬場状態で2つに分けられると思うので、そういう意味ではわかりやすいと思います。最上位クラスの馬って、どういう条件でも自力がありすぎて走れちゃう…みたいなことありますけど、そういうときの最後の後押しをするのがやっぱり血統なので、そういう微妙な差が生じそうなときの一押しとして考えるのが良いと思いますね。
って言っても、今回の出走メンバーは偏りすぎてるから選択も難しいと思いますがw あとは、自分の買いたい馬を買えば良いんじゃないかなーと。

以下、有力馬の血統以外の評価。

外国勢への応援馬券を抜きにしたら、オイラはやっぱりスターズオンアースかジャスティンパレスを応援したいですね。スターズオンアースは、臨戦過程がきちんとしてたら本命でもよかったのですけど、さすがにキツイのかな?って印象もあるので。言うて、もう来年は6才ですしね。
ただ何度も言う通り、この手の血統がやっぱり好きなので。

特に、ジャスティンパレスって血統的にはやっぱり魅力で同じアメリカの影響が強いといっても、シアトリカル×ロベルトだからいかにも高速な中長距離型って感じなんですよね。これがアメリカ特有のダート短距離特化…みたいな形だとシャフリヤールみたいに長距離は持たないんですけど。面白いもので。
実際に、ご存じの通り過去に何度も馬券も取らせてもらってますしね。

ただ、この馬って本当に去年の宝塚記念でおかしなレースをしたせいで、全然スムーズな競馬ができなくなったのがかわいそうというか。この馬って、元々は好位差しが得意だったのに、いつも出遅れるようになりましたからね。

まぁそう言う意味では、やっぱり軸はドウデュース安定なんでしょうか。人気も一本被りになりそうですしね。上でも書きましたけど、そもそも今の東京って10月からまるで馬場傾向が変化していないので、10月秋天で結果を出したドウデュースがそのまま…っていうのは自然な考えですね。
だから、この馬がぶっ飛ぶとしたら真逆の馬場と展開かなーと。

3歳のチェルヴィニアはどうなんだ?って話ですけど、この馬も一緒でそもそも今の東京と京都って馬場適性的に大差はないので、今開催の京都で結果を出せるなら東京でも絶対に走れるんですよね。あとは、勝つことができる実力があるかどうかだけなので。
そこらへんは、初の古馬戦をどう考えるかですね。

海外帰りのシンエンペラーやドゥレッツァは?って話ですけど、ハッキリ言って体調は万全ではないんじゃないかなーと。シンエンペラーに関しては、凱旋門賞帰りの国内戦ってオルフェーヴルですらかなりツラかったローテですし、体が丈夫なディープボンドですら有馬まで待たないといけないくらいですしね。だから勝つかどうかって観点だと難しいんじゃ?と率直に思います。狙うとしたら2着3着の圏内かなーと。
ドゥレッツァも、間隔をあけて使っている馬で体質的にあんまり強くないっていうのは周知だと思うので、ここでどれくらいの上昇度があるのかな?と。この馬も、勝つかどうか?って話になると難しいんじゃないかなっていうのが素直な気持ちですね。やっぱり、買っても2着3着候補。

あとは、やっぱり馬場がどうなるか…だけです。馬場に関しては、もしかしたら変化する可能性はあるんですよね。なんでかっていうと、関東ってここ最近ずっと寒いじゃないですか? 近年ってこの時期でも暑い時期があったりして、去年もジャパンカップ週に20度超えてる日があったんですよ。
でも、今年って週中でもずっと寒いから水分がやっぱり乾きにくくなる可能性があって、適量の散水量があればおそらく馬場傾向って変わる可能性があると思うんですよね。そうなると、想定している以上に血統的に重い馬が来る可能性は否定できないです。
散水を全くしなかったら、さすがにどうしようもないと思うw

そういうことを想定しているので、もしかしたら長距離実績のあるジャスティンパレスに向いてるんじゃないかな?って思った次第です。まぁ、どちらにしてもスタート次第…っていうのには変わりないですけどね。

そんなこんなで、長々と語ってきましたけどオイラはとりあえず外国陣営の応援馬券は買うと決めているので、皆さんもジャパンカップを存分に楽しんでください(/・ω・)/

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