岩屋毅外相は22日の記者会見で、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議での石破茂首相の立ち居振る舞いが批判されていることについて「さまざまな指摘や報道が出ていることを外務省としては受け止めて、サポート体制をしっかりとっていかなければならないと考えている」と述べた。
首相はペルーの首都リマで開かれたAPEC首脳会議で、駆け寄ってきた外国首脳らと座ったまま握手を交わしたため、交流サイト(SNS)などでマナー違反を指摘する声が相次いだ。
首相は、現地で会談した中国の習近平国家主席との記念撮影で、習氏が差し出した右手を両手で握ったことも問題視されており、日本保守党の島田洋一衆院議員はX(旧ツイッター)に一連の様子を示す写真を投稿して「二度と海外に出してはならない」と厳しく首相を批判した。
岩屋氏は首相の着座握手について「議場内ですでに着席している際に他国の首脳から歩み寄られたということで、つい、座ったまま手を出してしまわれた、ということではなかったかなと思う」とコメント。習氏との握手に関しては「両手で握手するから、それがよろしくないということではないのでないかと思う」とし、首相の一連の行為について「外交上、特段の問題があったとは考えていない」と述べた。