単純な計算問題でも、少しの工夫をするだけで一瞬で答えを出せることがあります。
今回は、計算の工夫の仕方について解説をします。
問題
次の計算をしなさい。
99×35
ただの掛け算ですが、「分配法則」を利用することで簡単に計算可能になります。
慣れるとすぐに答えが出せるはずですよ。
解説
今回の問題の答えは「3465」です。
また、途中の計算は次のように考えることができます。
99×35
=(100−1)×35
=100×35−1×35
=3500−35
=3465
どのように計算をしたのか、順に解説をしていきます。
まず、「99」を「100−1」と考えます。
すると、「(100−1)×35」という式になります。
ここで「分配法則」を利用しましょう。
<分配法則>
(A+B)×C = A×C+B×C
カッコの中の数に、それぞれ掛け算を配るように計算します。
すると、「(100×35)−(1×35)」となりますね。
「100×」や「1×」の計算であれば、暗算でもできるのではないでしょうか。
100×35=3500
1×35=35
最後にこれらを引き算すると、答えは「3465」となります。
このように、「99を100−1と考えて、分配法則を利用する」ということに気が付けば、簡単に計算することができます。
特に「×100」「×1000」などのように、キリのいい数の掛け算をつくることで暗算が可能になりますね。
まとめ
「分配法則」は計算の工夫だけでなく、数学のさまざまな場面で利用します。
うまく活用することで、簡単に、そして正確な計算が可能になるので、ぜひ使いこなせるようになりましょう!
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」
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