計算式の中に掛け算・割り算が混じっていたら、どのように計算するでしょうか。
今回はその中でも、「分数の掛け算・割り算」の計算方法を確認してみましょう!
問題
次の計算をしなさい。
4/5÷8/9×15×(−3)
まずは自分自身で答えを求めてみましょう。
解説
今回の問題の答えは「−81/2」です。
また途中の計算式は次のようになります。
注意すべきポイントを順に解説していきます。
分数の割り算
今回の問題では、分数の割り算が含まれています。
分数の割り算は、掛け算に変換しましょう。変換する際には、割る数の分母と分子を入れ替えます。
4/5÷8/9
=4/5×9/8
負の数の計算
掛け算・割り算だけの式ですが、負の数が含まれています。
この場合は、数字と符号(プラス・マイナス)を分けて考えることが可能です。
ここでは、符号のみを考えます。
掛け算・割り算では次のように、符号を決めます。
(−)が偶数個の掛け算・割り算 → 計算結果は(+)
(−)が奇数個の掛け算・割り算 → 計算結果は(−)
今回の問題は、(−)は1個だけです。つまり、計算結果は(−)になります。
分数の掛け算
割り算を掛け算に変換したことで、すべて掛け算の計算式になりました。
分数の掛け算では、分母だけ、分子だけでそれぞれ掛け算をしましょう。
また整数「15」「3」は、それぞれ「15/1」「3/1」と、分数として考えることができます。
分子:4×9×15×3
分母:5×8×1×1
また、約分もこの時点で考えてしまいます。
「4で約分」「5で約分」がそれぞれ可能です。
すると、残った数は以下の通りです。
分子:1×9×3×3
分母:1×2×1×1
さて、最後の答えでは符号を書き忘れないようにしましょう。
答えは「−81/2」となります。
まとめ
一見すると難しそうな「分数の掛け算・割り算」ですが、計算規則を正しく理解していると、答えを求めることができます。
他の記事でも、分数の計算の問題を紹介しているので、ぜひ挑戦してみてください!
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」
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