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村野将

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米ハドソン研究所研究員

報告

見解SNSに出ている着弾の映像では、6つのまとまった光跡が6回落下しているのが確認されており、この時点でウクライナが言う「1発」というのは誤りでしょう。同種の弾道ミサイルは少なくとも6発分落下しています。 一方、米当局が「ICBMではない」としていることには2通りの解釈ができます。第一に、専門家の多くは今回発射されたミサイルがRS-26である可能性を指摘してきました。RS-26は、2012年にICBMの定義である5500kmをわずかに上回る5800kmの飛翔試験が行われているのですが、その後の飛翔試験はいずれも2000km程度の距離で行われています。このことから、そもそも米当局はRS-26を「ICBM」と定義していない可能性があります。もう一つの解釈は、発射されたのがRS-26ではない別のミサイルだということです。

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  • JSF

    JSF認証済み

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    軍事/生き物ライター

    解説発射されたのはおそらく6年前に開発凍結されていたロシア軍の新型弾道ミサイルの「RS-26ルベーシュ」…続きを読む

コメンテータープロフィール

岡崎研究所や官公庁で戦略情報分析・政策立案業務に従事したのち、2019年より現職。マクマスター元国家安全保障担当大統領補佐官らと共に、日米防衛協力に関する政策研究プロジェクトを担当。専門は、日米の安全保障政策、核・ミサイル防衛政策、抑止論など。 【近著】 -ブラッド・ロバーツ(監訳・解説)「正しい核戦略とは何か」(勁草書房、2022年) -峯村健司他(共著)「ウクライナ戦争と米中対立 帝国主義に逆襲される世界」(幻冬舎新書、2022年) -森本敏、高橋杉雄他(共著)「新たなミサイル軍拡競争と日本の防衛」(並木書房、 2020年9月)

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