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西洋哲学史 1 「ある」の衝撃からはじまる (講談社選書メチエ 511)

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卯の花
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選書という形態でもあり、哲学史のテクストというより、哲学史をめぐる読み物という感じ。西洋哲学の柱の一つであるオントロジーの創始者という位置づけなのか、特にパルメニデスを取り上げ、また良くある哲学史の概略では、多元論者として一括りに整理されて終わるエンペドクレスとアナクサゴラスの思想が比較的詳しく解説されているところは類書にない利点。ギリシャ数学の項目は、アカデメイアで数学の重要性を強調したプラトンが、実は数学に通じていなかったのでは?という、知って得した気にならないポイントに紙数が割かれているのは残念。
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yu-onore
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過剰な意味を担った単語(存在的?)が再び元の原文へと差し戻されることによって原文は自重により解体し、意味の深淵へと開かれて行くものとしてあるハイデガーの読み方に魅力を感じる。それによって始原へ。
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孤独な読書人
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ネタバレ古代ギリシャ哲学を中心に、近現代の古代ギリシャ哲学の影響もカバーする西洋哲学史のシリーズ1。 ソクラテス、プラトン、アリストテレスの古代ギリシャ哲学の主流を扱いながらも、それ以前とされてしまっている古代ギリシャ哲学の哲学者も扱う。ハイデガーの古代ギリシャ哲学の解釈が面白かった。当時の言葉使いやその当時の価値観をあえて無視して字義的に解釈する。哲学は考えることこそ重要であり、哲学者が何を言ってたかを正確に知ることではないと言ってるような気がした。
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きひら
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アリストテレスの章が、彼の問題意識を抉り出すアプローチでわかりやすく、卓抜していた。 あと、納富先生のパルメニデスの章もよかった。
0255文字
tamioar
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再読。
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宵待堂主人
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本シリーズはある程度西洋哲学の見取り図が頭の中に入っている人が、原文や最新学説に触れながら、それぞれの時代において特に重要な思想を確認できるもの。決して初学者向けではない。三巻のはじめでついに挫折。歴史系の文章に慣れたものからすれば、哲学系の読み物はまず何を目的として書いてるのかが分からない、紹介されている思想が純粋に思想ベースであり、時代背景やコンテキストへの目線が少ないといった点で読みづらい。が、それこそが哲学の正しいあり方というか、どんな古代の思想でも現代の問題として考える、そんな感じがした。
0255文字
渋江照彦
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基本的に趣味で読んでいた物なのですが、とても楽しく読めました。全体的に易しくはありませんが、巻末に付されている参考文献等に当たって行けば導かれる人は導かれるかも知れません。取り敢えず、続きも読もうと思いました。
0255文字
★
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全四巻からなる西洋哲学史シリーズの第一巻。本書では、これまであまり注目されてこなかった古代哲学の領域――例えば、パルメニデスやエンペドクレスなどといった前ソクラテス期の哲学者、そしてカントやニーチェ、ハイデガーにおける古代哲学受容など――にスポットライトが当てられている。『パルメニデスによる存在の問いにいかに答えるかが、古代の哲学者にとっての最大の課題であった』という、哲学史観を大きく変えられるような主張もあり、読んでいてとてもスリリングだった。
0255文字
amanon
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ネタバレ他の人も述べているとおり、決して入門者向けではないけれど、かなりユニークで読み応えのある哲学史。良くも悪くもオーソドックスな哲学通史という体裁をとっていないところが面白い。何せ序文で取り上げられているのは、十六世紀末の恐らく日本で最初にラテン語で神学や哲学を学んだクリスチャンというのだから、その特異性はある程度窺い知れるだろう。とにかく各執筆者の個性が色濃く出ており、これまでの哲学史の常識に疑問を呈する箇所が散見されるのが非常に興味深い。従来の哲学史に飽き足らなかった人にはぜひご一読することを勧める。
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ほたぴょん
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哲学史の概説シリーズ、その第一巻。編者も言うごとく、タレスやアナクシマンドラスではなく、あるいはソクラテスでなく、パルメニデスを巻頭に持ってきたところに、哲学者列伝ではない、ひとつの問題の系を縦糸にした哲学史の見取り図を描こうという意気を見るべきなのだろう。つまりそれは、パルメニデスの問題は現代まで射程が届いている(そしてタレスたちはそうではない)というひとつの見解を示したということだ。後半、話がニーチェやハイデガーに飛んで、近現代での古代ギリシャ哲学受容という部分に章を割いているのも斬新だと思う。
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hryk
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「古代ギリシアの数学」「アリストテレス」が面白かった。
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せみ
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哲学・哲学史の本を読むの初めて、という人には向かないかなと思いますが、逆に歯応えがあるほうがいいかもしれないとも思い、難しいですね。
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tanukiarslonga
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ボリューム的に帯に短したすきに長しという感じは否めないけど久しぶりにプラトンやアリストテレスを読みたくなった
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kaiinc
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パルメニデスから始まる哲学史。序文が一番難解なのではなかろうか。 これ読んだからって一般的に使える知識にはならないだろうけど、おもしろい。
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マープル
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思いもかけず通読完了。自分でびっくり。はじめにある神崎・熊野両先生の文章がハードですが、そこを我慢して抜けるととたんに「あれ?すらすら読めるぅ!!」と感動できます。最初のハードル設定が高すぎたんだと思うな(笑)。内容は、哲学史の本の一巻目でいきなりニーチェとハイデガーが出てくるというちょっと飛び道具使ってます的なおもしろ編集となっております。哲学史本というと退屈というのが定説ですが、このシリーズは化けるかもしれませんね・・・
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