自宅でネコを傷つけ、愛媛県松山市内の路上に遺棄したとして逮捕されていた大学生の男が、他にもネコを傷つけ市内の公園に遺棄した疑いが強まり、20日、再逮捕されました。

動物愛護法違反の疑いで再逮捕されたのは、松山市西長戸町の愛媛大学の学生、佐藤彰真容疑者(23)です。

警察によりますと佐藤容疑者は先月15日、自宅でネコ1匹の4本の脚全てを切断するなどして殺した上、松山総合公園内に遺棄した疑いが持たれています。

調べに対し佐藤容疑者は容疑を認めていて、今年8月から先月にかけ松山総合公園で発生した、ネコの連続不審死についても関与をほのめかしているということです。

一方、松山地検は20日、自宅でネコ1匹の両後ろ脚を折り曲げるなどして傷つけた上、市内の路上に遺棄した動物愛護法違反の罪で、佐藤被告を松山地裁に起訴しました。