「フィッシング詐欺」被害防止キャンペーン
実在する金融機関や企業になりすまして、偽のウェブサイトに誘導し、クレジットカードの情報などをだまし取る「フィッシング詐欺」。
被害を少しでも防ごうと、県警とクレジットカード会社が協力し、JR大宮駅で注意を呼びかけました。
18日は、県警や日本クレジットカード協会の職員など、40人が参加しました。
県内では、「フィッシング詐欺」で個人情報が盗まれ、外部の銀行口座などに不正に送金される被害が後を絶ちません。
ことしに入ってから9月末までで、県警が把握しているのは218件で、去年の同じ時期と比べて21件減少しています。
しかし、被害総額は増加し、3億9000万円余りで、このままでは、去年1年間を上回るペースということです。
県警は、「フィッシング詐欺」にあわないために、メールに書かれたウェブページのリンクに安易にアクセスしないよう求めています。
また、パスワードは、公式のウェブサイトやアプリであることを確認してから、入力するよう呼びかけています。