外国の運転免許を日本の免許に切り替える「外免切替(がいめんきりかえ)」が問題となっている。「学科試験」が◯×式で10問しかないうえ、外国人が取得した免許の住所が「ホテル名」だったなど、理解困難な現状が報じられている。都内の運転免許試験場前には、訪日中国人などが日本の免許を求めて早朝から行列する姿も見られるという。近年、外国籍のドライバーによる無謀運転や死亡事故も発生している。不安や反発の声も聞かれるなか、背景や今後の課題を追った。
「『外免切替』の問題は非常に根深い。国民の関心事であり、警察庁には、外国籍の申請者数と国籍別人数、切り替え後に事故を起こしていたら、原因とその国の交通標識・ルールとの関係性など、関連するデータを依頼している」
自民党政調会長代理の片山さつき参院議員は、外国人による「外免切替」への殺到について、夕刊フジの取材にこう語った。