臨時収入だけで生きてる。
東京在住の女性N様が「仕事に行く前に動悸がするようになって休職をした。一人でいると深刻になって消えたくなる。このままじゃいけないと思って坂爪さんに会いたいと思ったら、ルンルンで支度をできてルンルンで家を飛び出すことができた」と言った。私の正しい使い方である。何を隠そう、私も二十代の頃は仕事に行く前に毎回動悸がして、出社前に必ずドトールで深呼吸をしてから会社に行った。当時のオフィスは二階にあったが、死刑台を上る気持ちで階段を上ったものだ。
側から見たら「二十代なんてなんでもできるしなんにでもなれるじゃん!」なのだろうが、私の二十代は地獄だった。お金が全然なかったから、スーパーに行っても「あれも買えない。これも買えない」と思って惨めさに泣きそうになり、実際に泣き、無力さに生きる気力を失い、何も買わずに店を出ることもしばしばだった。そんな時、一人の女性に出会った。その女性も金がなかったが、彼女は異様に元気だった。絵描きの彼女は「お金がないならパンの耳を食べればいいじゃない」と言って、馴染みのパン屋さんを紹介してくれた。
彼女といると「なんだか大丈夫な気がする」と思えた。彼女が「大丈夫」と言うと、本当に大丈夫な気がした。そこから色々紆余曲折あり、いまでも引き続き金も仕事もないが、動悸がすることもスーパーで泣くこともなくなった。心の状態が変わったのだ。N様は「こんなことを言うと怒られるけど、私も働きたくないんです。だから、坂爪さんは憧れなんです」と言った。私に憧れるのは危険だ。私のどこに憧れるのか尋ねたら、N様は「坂爪さんは収入がないのに生きている。臨時収入だけで生きているのに、憧れます」と言った。
紆余曲折はこちら
確かに私に収入はない。収入がないのに、なぜ、生きていられるのか。それは臨時収入があるからである。定期収入と違い、臨時収入はいつ入ってくるかがわからない。普通、人は「わからない」ことに耐えられない。だから、仕事をしたりパトロンを探す。だが、私にパトロンはいない。女性の世話になって生きる男をヒモと言う。私のように、宇宙の世話になって生きる男を超ヒモ理論と言う。愛される限り生きて、誰からも愛されなくなったら死ぬ。ある意味で、私ほどスピリチュアルな人間はいない。すべてを宇宙に委ねている。
今日の昼飯はN様が持ってきてくれたリンゴとバナナで、今日の晩御飯は柿の葉寿司と鰊蕎麦である。N様が帰ったあと、はるばる関西からお見舞いに駆けつけてくれたW様が持ってきてくれた。こうして私は生きている。明日も生きている保証はない。だが、まだ、生きている。私に生きる力があったからではなく、絵描きの女性に出会って「なんだか大丈夫な気がする」と思えたことが、結構大きいと思う。自分で自分の枠を壊すことは難しい。変な生き物に出会うと、勝手に枠が外れて、前よりも自由に生き生きと生きられるようになる。坂爪圭吾という存在が、誰かにとってそうなればいいなと思う。引き続き、奇跡の家で倒れている。金も仕事もないが、気にしないで寝る。
おおまかな予定
11月19日(火)静岡県熱海市界隈
以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)
連絡先・坂爪圭吾
LINE ID ibaya
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE https://tinyurl.com/2y6ch66z
バッチ来い人類!うおおおおお〜!



コメント
1坂爪さんに出逢ってから、枠が外れて前より自由に生きられるようになりました。本当にありがとうございます。心の底から感謝しています。