安藤忠雄さんが手がける子ども図書館 クラウドファンディング

松山市は、「坂の上の雲ミュージアム」で建設が進められている、日本を代表する建築家・安藤忠雄さんが手がける子どものための図書館のオープンに向けて、本の購入などにあてる資金をクラウドファンディングで募集しています。
建築家の安藤忠雄さんは、子どもたちに本を通して豊かな感性や想像力を育んでもらいたいと図書館の設計や建設を手がけて、各地の自治体に寄贈しています。
安藤さんは、設計を手がけた松山市の「坂の上の雲ミュージアム」でも子ども向けの図書館を建設したいと市に提案して、ことし4月から建設工事が始まり来年7月にオープンが予定されています。
図書館は、「こども本の森 松山」という名称にすることが決まっていて、約5000冊の絵本や図鑑、児童文学などさまざまな本を取りそろえることにしています。
市はその購入などに必要な資金を調達するため、10月からクラウドファンディングを行っています。
12月末までで400万円の調達を目指して、ふるさと納税の仕組みを活用し銀行振り込みやクレジットカードなどで寄付を募ります。
坂の上の雲ミュージアムは「子どもたちがいろんな本と出会い、未来への夢や希望を膨らませて『坂の上の雲』の主人公のように迷ったり悩んだりしながらチャレンジしてほしい。なりたい自分を見つけられるお気に入りの場所になるような施設を目指していきたい」としています。
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