0から始めるラップ入門
こんばんはsatoriです。
一番好きなラッパーは鎮座DOPENESSです。
この記事を読み終わる頃には全く知識のない状態からゆるく説明して『ラップちょっとおもしろいな。』と思わせたい。
まずラップとは何か。
ラップとはビートにのせてリズミカルに語る歌唱法のこと。
ラップは歌唱法、ヒップホップは音楽ジャンルのひとつ。
ラップを構成する要素としてライムとフロウがある。
ライムは上手いこと言ったで賞だ。
その中に韻がある。
要するに『布団が吹っ飛んだ』である。
例えば『こんばんは』だと、温暖化、傍観者、全部『おんあんあ』である。高度なダジャレだ。
フロウは気持ちよかったで賞だ。
うまいこと言っていなくても気持ちよければオッケー。
ラップを知る上でラップバトルは欠かせない。
ラップバトルは即興でリズムに合わせて口喧嘩しどっちがすごかったかを競う。
その中で勝負を決める名フレーズをパンチラインと呼ぶ。パンチラではない。
音源を交えて理解を深めていこう。
私はとりあえず3人聴けばいいと思っている。
ライム(うまいこと言ったで賞)の呂布カルマ(りょふかるま)
フロウ(気持ちよかったで賞)の鎮座DOPENESS(ちんざどーぷねす)
両方強いR指定(あーるしてい)だ。
①ライムがわかりやすい試合
呂布カルマ vs 鎮座DOPENESS
呂布カルマがグラサン、鎮座DOPENESSが浮浪者みたいな人(フロウだけに)
この試合はライム(うまいこと言ったで賞)が勝敗の決め手になっている。
鎮座DOPENESSが呂布カルマに対して『上見上げてごらん、俺の存在がいる。』『ただ見上げてるだけじゃつまづく』という内容をぶつける。
落ち着いて考えると、上なのか下なのかわからない。即興なので内容にほころびが出てしまうのは当然ある。
それを呂布カルマは見逃さない『上にも下にも鎮座がいる俺はロケット鉛筆みたいなもんすか?』とつっこむ。
これが名フレーズ『パンチライン』
うまいこと言った呂布カルマの勝利である。
おわかりいただけただろうか?
ざっくりだがライムってそういうことね。となっていただけたら幸い。
呂布カルマはうまいこという天才である。
口喧嘩がすこぶる強い。
圧倒的に力の差がある相手に対して『ボクシングならばありえねえ 言葉のウェイトに差がありすぎる』という伝説的パンチラインをぶつけた。
②フロウがわかりやすい試合
黄猿 vs 鎮座DOPENESS
黄猿も鎮座もフロウ畑(気持ち良かったで賞)の人である。このバトルの鎮座は神がかっており、圧勝なのは聴いてわかるのではないだろうか。
このバトルだが、俺のがすごいしか内容がない。
それでも魅せるのがフロウだ。
鎮座DOPENESSは突然鳴らされたビートの中からメロディを拾う能力が尋常じゃなく高い。
③ライムもフロウも両方強いR指定
R指定ライム集
相手の発言を受けて返すアンサーというのも勝負に影響する。上手いこといいつつ、その上で気持ちいい。ライムもフロウも高次元でまとまっている。
とりあえずこの3名を押さえておけば知った気になれる。
ここまで真剣に読んでくれたならどういう試合かわかると思う。鎮座はフロウ、RAYZIE-Kがライムで戦っている。
RAYZIE-Kは真面目にアツい攻めをしているが、鎮座はそれをのらりくらり交わしてフロウで圧倒する。
このようにライムとフロウどっちで勝負しているのか、勝敗の決め手はどこにあるのかわかると一気にラップバトルが楽しくなる。
ADRENALINE
アドレナリンというイベントはバックが生演奏で最高に気持ちいいのでこちらもおすすめ。
ラップはバトルだけではなく音源も良い。
即興とは違い、がっつりライムやフロウを練る時間があるためハイレベルな知恵比べ感がある。
Awich-洗脳 feat. DOGMA & 鎮座DOPENESS
洗脳というテーマで3人のラッパーがリレー形式で入れ替わる楽曲である。バトル風でもあり、作品としても素晴らしいのでぜひ聴いてほしい。
Awich
下界に忍ぶ三体の菩薩が
ネオバビロニアの街を歩く
丸く背を曲げ足取り深く
毒を持つ蛇を好む孔雀
ストーリート デモクラシー
プシー パワー ポリティクス
スキャンダル種まき分割統治
指をさし合う愚かな凡人
下界に忍ぶ三体の菩薩が、登場する3人のラッパーである。それぞれが神の視点で洗脳について語る。
プシーとはマイルドに表現すると女性が持つ男を誘惑するセクシーな力のことである。エグい表現をすると、おま◯こである。
女の力で洗脳できるような世の中をバカばっかと見下している。
DOGMA
もう 飽きたんだよ
味のしないガム
派手なビジュアルに客は並んでる
引っ張って押した
一般の世間体 目に見えねーヒモが見えるぜ
続くDOGMAは前の歌詞を受けて、流行ってるものに対して糸を引いているやつがいる。その構図をバカばっかと見下している。
鎮座DOPENESS
カミに数字が書かれてる
そのカミをみんなで信じてる
御多分にもれずこの僕も
カミの力の元おくっている日常
最後に私が大好きな鎮座が出てくる。
前2人の流れを汲んで、色々言ってるけど君たちも結局お金に洗脳されてるんじゃないの?と言うのである。
世間を見下しているやつ(Awich)を見下しているやつ(DOGMA)をさらに見下している(鎮座)のである。とんでもない楽曲だ。
ここで紹介していない歌詞も一言一句練られており、重厚な世界観を作っている。おすすめ。
いかがだっただろうか。
少しでもラップに興味を持っていただけたら幸い、再会を期待!
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