今回は、いろいろなものでウイスキーを割って飲んでみます。
前者は水割り、後者はハイボールと呼ばれます。
しかし、それ以外にも割って飲んで楽しめる割り材があります。今回はそれらを紹介していきます。
なお、割る元のウイスキーとしてブラックニッカ クリアを用意しました。
トニックウォーターは、炭酸水に香草や柑橘系の果実の皮などを加えて香り付けを行った飲料になります。
元々は、南米原産の植物、キナの樹皮から抽出されたキニーネという化学物質を含んでいました。
キニーネは熱帯地方の感染症、マラリアを引き起こすマラリア原虫を殺虫する効果があり、マラリア予防のためにトニックウォーターに含ませて薬として売られていました。
しかしキニーネの大量摂取による皮膚疾患といった副作用が問題視されたことで、アメリカではキニーネの含有量に制限が掛けられるようになりました。
トニックウォーターはカクテルベースとしても使われ、ジンやウォッカを割った形で飲まれることが多いです。
ブラックニッカクリアをトニックウォーターで割ってみると、柑橘系の甘い香りが広がり、レーズン、ブドウの香りも加わってとてもフルーティになります。
味わいは、トニックウォーターの苦みよりも酸味の方が強く、レモン果汁を加えたハイボールに近いです。
ジンジャーエールは、その名の通り、生姜または生姜エキスを含んだ炭酸飲料です。
現在多く飲まれているジンジャーエールは、20世紀初頭にカナダ人のジョン・マクローリンによって発明されました。
その彼が興したブランドこそが「カナダドライ」です。
カナダドライが日本を含めて世界中のジンジャーエールのブランドとして確立する一方、日本でカクテルベースなどで人気なのが、ウィルキンソンのジンジャーエールです。
ウィルキンソンは20世紀初頭から炭酸水のブランドとして始まりましたが、程なくしてカナダで発明されたジンジャーエールの製造も手がけるようになりました。
カナダドライは生姜の香りが薄く、サイダーとは少し香りの異なる炭酸飲料というイメージですが、ウィルキンソンはしっかりと生姜の香りが広がる仕上がりになっています。
今回はウィルキンソンのジンジャエールを使います。
実際に割って飲んでみると、生姜由来の香りとピリッとくる辛さがアクセントになって、とてもパンチの効いたものになります。
カナダドライのものに慣れていると、ちょっと面食らうかも知れません。
コーラはウイスキーの割り材としても有名であり、特にコカ・コーラで割る場合はコーク・ハイ、ウイスキー・コークと呼ばれます。
個人的にはコカ・コーラよりもペプシの方が好きなことと、糖質制限があるので、ペプシ・ハイとして飲んでみます。
ブラックニッカクリアをペプシで割ると、軽いアルコール感のあとにコーラならではのスパイシーな香りと葡萄とりんごの香りが組み合わさってきます。
味わいは、コーラの甘さが前に出てきて、後から軽いほろ苦さが出ます。
ウイスキーに対して適量のトマトジュースを加え、マドラーでステアするだけです。
トマトジュースは、食塩が添加されてないものの方が甘味が目立ってくるでしょう。
もっとサッパリしたいのであれば、炭酸水を加えてトマトハイボールにする手もあります。
ブラックニッカクリアをトマトジュースで割ると、1:3だとトマトの香りが強く、ウイスキーのアルコール感しか残りませんでした。
1:2位にすると、ブラックニッカクリアの香りが出てきて、トマトの香りとトマト本来の甘味とマッチする印象です。
もっと酸味がほしいというならば、レモン果汁を加えた方がいいでしょう。
ウイスキーを牛乳で割るカクテルもあり、カウボーイと呼ばれます。
ウイスキー1に対して、牛乳を2.5の割合で加え、ステアします。
ブラックニッカクリアを使って作ってみると、ラムレーズンの香りが広がり、あとからカフェオレのような香りが続く不思議な体験が出来ます。
上記だとアルコール度数が高くなってしまうので、牛乳の割合を増やしてもいいかもしれません。
ウイスキーベースのカクテルもいくつか存在していて、バーなどでも供されることを考えると、安易に邪道と言うべきでは無いでしょう。
ハイボール、水割りだけではない
一般的にウイスキーを割る際には水もしくは炭酸水が一般的でしょう。前者は水割り、後者はハイボールと呼ばれます。
しかし、それ以外にも割って飲んで楽しめる割り材があります。今回はそれらを紹介していきます。
なお、割る元のウイスキーとしてブラックニッカ クリアを用意しました。
トニックウォーター
元々は、南米原産の植物、キナの樹皮から抽出されたキニーネという化学物質を含んでいました。
キニーネは熱帯地方の感染症、マラリアを引き起こすマラリア原虫を殺虫する効果があり、マラリア予防のためにトニックウォーターに含ませて薬として売られていました。
しかしキニーネの大量摂取による皮膚疾患といった副作用が問題視されたことで、アメリカではキニーネの含有量に制限が掛けられるようになりました。
トニックウォーターはカクテルベースとしても使われ、ジンやウォッカを割った形で飲まれることが多いです。
ブラックニッカクリアをトニックウォーターで割ってみると、柑橘系の甘い香りが広がり、レーズン、ブドウの香りも加わってとてもフルーティになります。
味わいは、トニックウォーターの苦みよりも酸味の方が強く、レモン果汁を加えたハイボールに近いです。
ジンジャーエール
現在多く飲まれているジンジャーエールは、20世紀初頭にカナダ人のジョン・マクローリンによって発明されました。
その彼が興したブランドこそが「カナダドライ」です。
カナダドライが日本を含めて世界中のジンジャーエールのブランドとして確立する一方、日本でカクテルベースなどで人気なのが、ウィルキンソンのジンジャーエールです。
ウィルキンソンは20世紀初頭から炭酸水のブランドとして始まりましたが、程なくしてカナダで発明されたジンジャーエールの製造も手がけるようになりました。
カナダドライは生姜の香りが薄く、サイダーとは少し香りの異なる炭酸飲料というイメージですが、ウィルキンソンはしっかりと生姜の香りが広がる仕上がりになっています。
今回はウィルキンソンのジンジャエールを使います。
実際に割って飲んでみると、生姜由来の香りとピリッとくる辛さがアクセントになって、とてもパンチの効いたものになります。
カナダドライのものに慣れていると、ちょっと面食らうかも知れません。
コーラ
個人的にはコカ・コーラよりもペプシの方が好きなことと、糖質制限があるので、ペプシ・ハイとして飲んでみます。
ブラックニッカクリアをペプシで割ると、軽いアルコール感のあとにコーラならではのスパイシーな香りと葡萄とりんごの香りが組み合わさってきます。
味わいは、コーラの甘さが前に出てきて、後から軽いほろ苦さが出ます。
トマトジュース
トマトジュースで割る飲み方もあります。バノックバーンと言われるカクテルです。ただしレシピは比較的に適当です。ウイスキーに対して適量のトマトジュースを加え、マドラーでステアするだけです。
トマトジュースは、食塩が添加されてないものの方が甘味が目立ってくるでしょう。
もっとサッパリしたいのであれば、炭酸水を加えてトマトハイボールにする手もあります。
ブラックニッカクリアをトマトジュースで割ると、1:3だとトマトの香りが強く、ウイスキーのアルコール感しか残りませんでした。
1:2位にすると、ブラックニッカクリアの香りが出てきて、トマトの香りとトマト本来の甘味とマッチする印象です。
もっと酸味がほしいというならば、レモン果汁を加えた方がいいでしょう。
牛乳
ウイスキー1に対して、牛乳を2.5の割合で加え、ステアします。
ブラックニッカクリアを使って作ってみると、ラムレーズンの香りが広がり、あとからカフェオレのような香りが続く不思議な体験が出来ます。
上記だとアルコール度数が高くなってしまうので、牛乳の割合を増やしてもいいかもしれません。
王道に飽きたら
>ウイスキーを飲む王道となると、ストレート、ロック辺りになるでしょうが、そうした飲み方に飽きが来たときには、何かしらで割って飲むことも考えていいのではないでしょうか。ウイスキーベースのカクテルもいくつか存在していて、バーなどでも供されることを考えると、安易に邪道と言うべきでは無いでしょう。