太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 オフィシャルブログ


 しんぶん赤旗2024年11月12日(くらし家庭欄)
(新聞社の許可を得て掲載しています)


11月12日掲載「日本のてっぺん! 富士山測候所」第2回目の記事です。
くらし家庭欄に載せられています。
今回は、気象庁時代の測候所に関するもので、佐藤政博顧問が測候所勤務時代に撮影した写真が載せられています。「日本一危険な公務員」と言われながら、冬の交代勤務を行っていた時代に思いを馳せてお読み下さい。

前回同様、著者と新聞社の許可を得て、
こちらのブログで紹介させていただきます。
次回の掲載は11月19日です。
是非ご期待ください。


(広報委員会)
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富士山測候所を活用する会では、ウェブサイトにて寄付を募っています。主旨や活動にご賛同いただけましたら、ぜひご支援をお願いします。

また、会員を募集しています。
会員特典として、会報誌『芙蓉の新風』(年1回発行)の送付、富士山頂郵便局スタンプ付きの暑中見舞いをお送りするなどの他、ウェブサイトの会員限定ページでは、山頂からのライブカメラ画像のアーカイブをはじめとするコンテンツをご覧いただくことができます。

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東京理科大学・近代科学資料館で開催中の表記企画展(9/26-12/14)も中盤を迎え11月9日(土)15:00-16:00 には本NPO三浦和彦理事長によるトークイベント「富士山での大気観測」の講演がありました。


 講演中の三浦理事長

三浦理事長の講演は、「富士山観測の歴史」として、野中至・千代子の82日間富士山滞頂観測で、和田雄治の果たした役割、指導者として、また最後に冬の富士山頂から命がけの救援を成功させたことから始まりました。


(三浦理事長の発表スライドより)

東京理科大学の前身である「東京物理学校」時代の中村精男と和田雄治の活躍や、日本における物理学の黎明期に東京大学お雇い教授だったメンデンホールとその学生たちの富士山観測を通した深いつながり、更には次の世代である今道周一教授(野中家の縁者)・関川俊男教授・中江茂教授らによる、国際地球観測年(1957-8年)における富士山頂での大気電気研究に関する解説があり、その研究室の後継者である三浦理事長ならではの新しい知見に触れることのできる講演でした。


 (三浦理事長の発表スライドより)

続いて、三浦理事長のライフワークである新粒子生成の研究成果など、雲を作成するモデル実験の動画などを含めた解説があり、本NPO理事長としての最近の富士山頂での研究紹介がありました。

最後は、今回の企画展が果たした歴史的意義、主として和田雄治についてのまとめがあり、和田雄治の曾孫に当たる方と野中至・千代子の孫に当たる方が、この企画展で130年目に「再会」されたことなどの紹介もあり、時間の立つのが惜しいようなトークイベントでした。

この企画展は、スタッフのみなさんの活躍で、日々進化し新しい情報が加わっています。
12月14日まで水ー金(12:00-16:00)土(10:00-16:00)開催。
何度でも楽しめます。
ご来館をお勧めします。

(芙蓉日記の会)

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 しんぶん赤旗2024年11月5日(くらし家庭欄)
(新聞社の許可を得て掲載しています)


11月5日掲載「日本のてっぺん! 富士山測候所」第1回目の記事です。
くらし家庭欄に載せられています。
次回の掲載は11月12日で毎週火曜日に掲載、全4回の予定とのことです。

野中至・千代子の壮絶な82日間の滞頂観測は、小説やTV番組で、有名ですが、
現在、開催中の東京理科大・近代科学資料館の企画展では歴史的検証に耐える資料を扱っています。
それらの情報も加えて、長谷川敦氏が書き下ろし、富士山測候所の歴史の真実と現状に迫るコラムです。

『ようこそ!富士山測候所へ』の内容が更に充実してよみがえります。
全4回のコラムは、著者と新聞社の許可を得て、
こちらのブログでも紹介させていただきます。
是非ご期待ください。

(広報委員会)
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