カオスラウンジの問題点を、まとめ兼おぼえ書きとして記します。
著作権方面での解釈やアート的意義などについては、極力放り出した上で
倫理面から批判していましたので今回もそうします。
冒頭(1~3)のみでも大筋はご理解頂けるかと思います。
【カオスラウンジとは何か】
1・カオスラウンジとは、「漫画・アニメ等の著作物に対し、いかに蹂躙的・侮辱的な表現を行い得るか。
またそれにより、いかに著作物の愛好者を怒り悲しませられるか」といった
「他者の心情を害し騒がせる事」を目的とし、著作物の破壊蹂躙を行う現代アート集団です。(本文4~14)
( 1補足資料:蹂躙的表現を突き詰めた著作物蹂躙行為。おなじみのものです。

カオスラウンジ表現とはこのような物理的蹂躙ばかりでもなく、様々な形態を
持ちますが、彼らが騒がれる原因とは概ねこういった攻撃的表現、および主張の部分にあります )
2・また、カオスラウンジとは「二次創作を自由に行える様に制度が整えられるべき」、
すなわち「原作者側から二次創作者への対処を行える、その現在保証されている権利というものを
制度により封殺すべき」との理想を掲げる集団でもあります。(本文15~21)
3・彼らはパワハラ的な権力構造までをも備えており、実際、彼らに対して遺憾の意を述べた
デザイナー・かなやんさんは「個人の感想でした」といった、権利関係に配慮する形での発言訂正を
余儀なくされました。(本文22~30)以上三点において、彼らは他に類を見ない存在であると思います。
( 3補足資料1:かなやんさんの受けた「水かけアート」の被害、および遺憾。)


( 3補足資料2:後日発表された訂正文。「自分は「けいおん!」の権利者ではなく、
いちデザイナーでしかない」と。 )
(注・ネット上リンク切れの為、スクリーンショットによる引用とさせて頂きます)

【二次創作同罪論について】
4・1について。当の元代表・藤城嘘氏の発言を辿れば、「不敬とされる可能性の高い性的な二次創作が
容認されるという漫画・アニメ愛好者界隈の性質に付け込み、現代美術側からネット上の創作物愛好者に
対してケンカを売り、炎上的な騒ぎを起こそうとした」という意図は容易に見て取れます。
( 4補足資料の1:藤城氏の発言等まとめ。上段、カオスラウンジ騒動の起こる大きな要因のひとつとなった
二次創作同罪論。中段「現代美術とネット絵の対決を企てた」。下段「自分と社会と他者の作品を
無茶苦茶に繋いで大爆発に導く事が大事」。)

( 4補足の2:カオスラウンジ宣言2010。要は「最近の美術家のやり口はヌルい。俺らはネット上の
ムラ社会からの攻撃を誘い、被弾しつつ迎撃し、それによってそいつらより一枚上手の類似コピーに
なってみせる」といった内容です。 http://goo.gl/j4N0q )
( 4補足の3:現代アートとは。何らかの批評を行うコンセプト等を伴った「表現物」であれば、
モノ自体は文字通り「なんでもいい」様です。便器にサインを入れたものを美術品として提示し、
旧来の芸術を皮肉りケンカを売った人が開祖。 泉 1917 )
5・原作者様側と二次創作者側との倫理観の温度差は、両者が同一人物でない以上は生じ得る。
不敬とされ得る。それは事実であると思います。たとえ性的なものでなくとも、
ドラえもん最終話同人誌問題 の件のように「出過ぎた杭だ」と判断され得るものです。
6・しかしカオスラウンジの真の目的とは、二次創作者を含む愛好者界隈に「対決」を強いる事。
「お説ごもっとも」と相手に納得されては意味がない。ケンカを買わせなければならない。
ゆえに彼らは、相手との決定的な差異・落ち度をも故意に準備し叩かせた。それが原作現物の盗用・物理的蹂躙。
7・画像盗用・作者名義の強奪とは、愛好者界隈において作者殺しに等しいレベルの批判を受ける行為です。
そこに「不敬とされ得る二次創作」を持ち出す事で、「倫理面では盗用・蹂躙と五十歩百歩だろう」などとして
論点のすり替えを行う。不敬部分をディフォルメした盗用蹂躙行為の濡れ衣を着せ、反発を狙う。
8・カオスラウンジ、および彼らに便乗した二次創作同罪論者たちは、一様に「冤罪を是とする性質」を
持っている様に思います。同質の遺憾を受け得る事をタテに両者を混同し、両者の行為・意識のあり方の
差異における一線を引かせず、相手方にも同様の罪をかぶせようと試みるわけです。
9・二次創作者とは基本的に著作物の愛好者であります。原作の単行本等そのものについては、
当然の事ながら有難く拝読拝聴し、本棚やディスクケース等に収める。また、作中のキャラを妄想の対象と
する事はあれど、少なくとも私は、二次創作に関して他人に対する害意などは含ませない。
10・「原作やキャラへの欲求から妄想の産物を制作する」二次創作者。「原作現物は丁重に扱うが
二次創作は制作側から不敬とされ得るという愛好者界隈の倫理基準を揶揄し怒らせる為、原作現物の
破壊蹂躙を行った」となかば公言しているカオスラウンジ。愛好者意識のありようとしては対極に位置します。
11・毎日拝んでる教会が、突然現れた変な連中に落書きされ壊され十字架折られシスターの顔面踏まれて
「お前らもシスターのエロ絵描いたり、キリストのBL読んだりしてるだろ?俺らと同罪!」とか暴言吐かれたら
「お前アホか!」って怒りますよね。その反応こそカオスラウンジの目的。教会破壊は撒き餌。
12・「踏み絵には当初抵抗があったものの、現代アートに入信するイニシエーション的にクリアしました」的な
事を述べていた、某カオスラウンジメンバー。
文字通り、切支丹判別の踏み絵さながらに機能した様子です。
13・「不敬とされ得る二次創作物を含む愛好者界隈」のいびつな写し鏡として、愛好者から批判され騒ぎを
起こす事を念頭に置いた「愛好者界隈への悪意ある物真似」を行う。その生贄として、他人の描いた絵を
踏み躙れるか否か。創作物愛好者の立ち位置を捨て、社会の敵対者となる為の一線であったと。
14・二次創作同罪論とは、愛好者意識を逆手に取った冤罪的詭弁でしかない。そもそも二次創作者への
風刺を行いたいなら、二次創作者だけ傷付ける方法を考えればいい。原作者様側までをも巻き込むなと。
「不肖の子を怒らせる為に屁理屈を付け親を踏み躙る」、それがカオスラウンジであると言えます。
【原作者様本人からの否定意見すら無視するカオスラウンジの傍若無人ぶりについて】
15・通常カオスラウンジ的なはみ出し者とは、大抵が批判を受けて弱るか、法的に潰され早々に消えるもの
です。「無断盗用上等!原作者側の遺憾は無視・封殺!謝罪もしない!俺ら美術家には支持者層も
ケツモチもいるんだ!!」という彼ら独特の居丈高さこそが事を大きくしたと言えます。
16・侵害とされる可能性をも考慮しつつなぜ二次創作は行われるか?つまるところ「可能性」である為、
自身の欲求を優先させるという事に過ぎない。これは著作権法が親告罪ベースであるがゆえ起こる事です。
が、決して行う事そのものを正当化し原作者様側に押し付けてはならないはず。
17・2について。4補足の1の上段、最後の行に「二次創作を正当な文化として、自由に表現できる様に
制度化しろ」とあります。著作者人格権への否定ですね。原作者・二次創作者どちらを優先すべきかとなると、
二次が文字通り「二の次」なのは当然の事であると私は考えますが、彼らは違う様です。
18・まして原作者様側が「この者の二次的著作物に遺憾を覚えた」として対処を行う権利は当然保たれる
べきでしょうし、また、そういった遺憾を受けたと判断したのであれば、逸脱者は一も二もなく進んで
身を正さねばならないはず。少なくとも私自身はそう考えております。
19・無論カオスラウンジメンバーはと言えば、主たる盗用相手である
東方シリーズの原作者・ZUN氏からのかなり厳しい否定意見
東方Project・神主ZUN「他人の作品を勝手に使ったりズタズタにしたりは幼すぎる」 pixivの一連の騒動にコメント
に対してすら、軌道修正も釈明もなくスルーする方々であります。
20・侵害とされる可能性をはらむ二次創作者が、カオスラウンジと「同罪」であるか否か。それを倫理面に
おいて、誰の目にも明確という形で客観的に判断するのであれば、つまるところ
「原作者様側より否定された場合、姿勢を改めるか、敵対するか」。畢竟してそこに尽きるのではないでしょうか。
21・この件のキモの一つは「他者著作物からの派生・改変行為を行うにあたっての意識のありよう」であると
考えます。親告罪という可不可の境界を歩くにあたり、不可とされない可能性にかける者が二次創作者。
一方、可であると権利者様に押し付け、否定されても強行を続けるのがカオスラウンジです。
【カオスラウンジ=創作物に関する倫理や法を潰す為、思想・評論界からやってきた破壊ロボ。
ロボなりの良心が発動し操縦者に歯向かった場合は、「電源を切るぞ!」と脅されます】
東浩紀「梅沢さん、うちの絵画、CASHIで買い戻してくれる?」
(※東浩紀:カオスラウンジ現代表・黒瀬陽平氏(創作物愛好者との敵対を企てた張本人)の元師匠。
看板作家の梅沢氏は子飼い。上記の壁画に企画参加までしていたにも関わらず、「単に購入しただけ。
自分が批判を受けるいわれはない」などと大嘘をつくような類の人間。
うちは単に買っただけなのでトラブルの当事者ではない)
(※うちの絵画:カオスラウンジ梅沢和木氏制作・東浩紀所蔵の「キメこな」壁画。某画像掲示板から
盗用したキャラが主体であるゆえ批判の的となった。東自身が批判を避ける為門外不出・非公開の
口約束をした後、なし崩し的に反故にしたという経緯がある)
(東いわく、今後は壁画を公開しないという約束すら翻すといった「問題点」も含めてのカオスラウンジと
いうのが「一貫性」らしいのですが、そもそも一貫性で言うなら自称ただの購入者が手前で言った事
翻すなよとなります。都合のいい時だけカオスラウンジメンバーになるなよ)
22・3について。カオスラウンジに対する世間からの風当たりが強まるさ中の2011年6月頃。
彼らのパトロン兼黒幕とも言える存在、早稲田大学教授・東浩紀が
取締役社長を務める某思想哲学系出版社のブログに、一枚の集合写真が掲載されました。
23・角川書店社長井上伸一郎氏とその恋人、またNHK出身大物プロデューサー安斎昌幸氏らが
揃って同時に「突然の来訪!」。しかも「ちょうど」カオスラウンジの梅沢和木氏が、会社事務所に飾る
壁画を製作中でした。壁画の前でにっこり笑って記念写真。

24・これだけの立場の方々が「突然」会社社長の元を訪れ「偶然」カオスラウンジ梅沢氏と、当時批判の
槍玉に上がっていた壁画の前で記念写真?東浩紀は少なくとも07年頃には井上氏と接点、08年頃には
喜屋武さんと接点があり、安斎氏とは10年夏、東の「友の会」会報第一号に参加させる程の仲。
25・つまるところ件の写真とは、両氏に責任の生じない形で、批判者に対し「お前らが嫌がろうとも、
おれの手下であるカオスラウンジのバックはこうだぞ!」と、東浩紀お得意のコネクション誇示を行った
ものであると。何が先端思想か。脱構築か。昭和パワハラおじさん以外の何物でもない。
26・仮にかなやんさんの発した遺憾が、市井の凡人の行った二次創作に対してのものであればどうであったか。
「個人的意見でありました」などといった、権利関係への配慮を含んだ訂正を行う義務など生じたのでしょうか。
れっきとした作者が自由に嘆くことすら許されないのか。
27・カオスラウンジ表現自体の是非もさることながら、知識人と大企業が手を組んだ結果、現場で働く
デザイナーさんを踏み躙るまでに至ったのはさすがにどうかと思います。イジメの一言に尽きます。
その後、上位権利者の要請により展示場側を経由し取下げが行われたと聞きますが後味の悪い話です。
28・また、知らない間にクリエイティブコモンズ(著作権者が任意で権利を部分開放出来る枠組み)ジャパンの
事務局員・永井幸輔弁護士が、カオスラウンジメンバーの画像盗用癖を公開弁護していたとか…。
ゲスト選定も事務局員人事もミスキャストの一言です。
クリエイティブ・コモンズ・ジャパン事務局員による「著作物の無断利用」を容認する発言が話題に
29・pixiv社長の件といい、カオスラウンジとは倫理や法を潰したい類の人間、しかも管理運営系の者が
好んで利用する暴力装置みたいなものだと認識しています。画像盗用を是とし制作者側を
故意に泣かせるような存在は神輿として不適格の一言。絵を扱う側の無神経さというものが如実に現れている。
30・総括すると、カオスラウンジへの批判は「何者かに冤罪を被せ同罪とし怒り嘆かせる為だけに、何の罪も
ない人間までをもみだりに傷付け、その異論すら権力で押さえ込む”芸術”などこの世にあってなるものか」
となります。あくまでも自分の場合。
余談。カオスラウンジが元オウム真理教幹部・現ひかりの輪代表である上祐史浩氏との対談を含めた
言論系同人誌で冬コミに参加するらしいですが、まぁいろんな意味で
カオスラウンジらしいです。「ああ言えば上祐」といった詭弁の代名詞になった人ですし。
追記。ある件に関する自省、また、炎上以来2年近くもカオスラウンジが存続し続け、果ては便乗者まで
湧いて出るという世間への幻滅もあります。年末年始ごろ(おそらく)に予定されているという、
とある喚問の経緯次第では、twitter等のSNSアカウントすべてを退会する事となります。
以上、現代アート集団カオスラウンジについて。
これまで考えがまとまらなかった部分もまとめた上で、彼らに関して言いたい事はほぼ言い切りました。
何かない限りはまたしばらく沈黙します。
著作権方面での解釈やアート的意義などについては、極力放り出した上で
倫理面から批判していましたので今回もそうします。
冒頭(1~3)のみでも大筋はご理解頂けるかと思います。
【カオスラウンジとは何か】
1・カオスラウンジとは、「漫画・アニメ等の著作物に対し、いかに蹂躙的・侮辱的な表現を行い得るか。
またそれにより、いかに著作物の愛好者を怒り悲しませられるか」といった
「他者の心情を害し騒がせる事」を目的とし、著作物の破壊蹂躙を行う現代アート集団です。(本文4~14)
( 1補足資料:蹂躙的表現を突き詰めた著作物蹂躙行為。おなじみのものです。
カオスラウンジ表現とはこのような物理的蹂躙ばかりでもなく、様々な形態を
持ちますが、彼らが騒がれる原因とは概ねこういった攻撃的表現、および主張の部分にあります )
2・また、カオスラウンジとは「二次創作を自由に行える様に制度が整えられるべき」、
すなわち「原作者側から二次創作者への対処を行える、その現在保証されている権利というものを
制度により封殺すべき」との理想を掲げる集団でもあります。(本文15~21)
3・彼らはパワハラ的な権力構造までをも備えており、実際、彼らに対して遺憾の意を述べた
デザイナー・かなやんさんは「個人の感想でした」といった、権利関係に配慮する形での発言訂正を
余儀なくされました。(本文22~30)以上三点において、彼らは他に類を見ない存在であると思います。
( 3補足資料1:かなやんさんの受けた「水かけアート」の被害、および遺憾。)
( 3補足資料2:後日発表された訂正文。「自分は「けいおん!」の権利者ではなく、
いちデザイナーでしかない」と。 )
(注・ネット上リンク切れの為、スクリーンショットによる引用とさせて頂きます)
【二次創作同罪論について】
4・1について。当の元代表・藤城嘘氏の発言を辿れば、「不敬とされる可能性の高い性的な二次創作が
容認されるという漫画・アニメ愛好者界隈の性質に付け込み、現代美術側からネット上の創作物愛好者に
対してケンカを売り、炎上的な騒ぎを起こそうとした」という意図は容易に見て取れます。
( 4補足資料の1:藤城氏の発言等まとめ。上段、カオスラウンジ騒動の起こる大きな要因のひとつとなった
二次創作同罪論。中段「現代美術とネット絵の対決を企てた」。下段「自分と社会と他者の作品を
無茶苦茶に繋いで大爆発に導く事が大事」。)
( 4補足の2:カオスラウンジ宣言2010。要は「最近の美術家のやり口はヌルい。俺らはネット上の
ムラ社会からの攻撃を誘い、被弾しつつ迎撃し、それによってそいつらより一枚上手の類似コピーに
なってみせる」といった内容です。 http://goo.gl/j4N0q )
( 4補足の3:現代アートとは。何らかの批評を行うコンセプト等を伴った「表現物」であれば、
モノ自体は文字通り「なんでもいい」様です。便器にサインを入れたものを美術品として提示し、
旧来の芸術を皮肉りケンカを売った人が開祖。 泉 1917 )
5・原作者様側と二次創作者側との倫理観の温度差は、両者が同一人物でない以上は生じ得る。
不敬とされ得る。それは事実であると思います。たとえ性的なものでなくとも、
ドラえもん最終話同人誌問題 の件のように「出過ぎた杭だ」と判断され得るものです。
6・しかしカオスラウンジの真の目的とは、二次創作者を含む愛好者界隈に「対決」を強いる事。
「お説ごもっとも」と相手に納得されては意味がない。ケンカを買わせなければならない。
ゆえに彼らは、相手との決定的な差異・落ち度をも故意に準備し叩かせた。それが原作現物の盗用・物理的蹂躙。
7・画像盗用・作者名義の強奪とは、愛好者界隈において作者殺しに等しいレベルの批判を受ける行為です。
そこに「不敬とされ得る二次創作」を持ち出す事で、「倫理面では盗用・蹂躙と五十歩百歩だろう」などとして
論点のすり替えを行う。不敬部分をディフォルメした盗用蹂躙行為の濡れ衣を着せ、反発を狙う。
8・カオスラウンジ、および彼らに便乗した二次創作同罪論者たちは、一様に「冤罪を是とする性質」を
持っている様に思います。同質の遺憾を受け得る事をタテに両者を混同し、両者の行為・意識のあり方の
差異における一線を引かせず、相手方にも同様の罪をかぶせようと試みるわけです。
9・二次創作者とは基本的に著作物の愛好者であります。原作の単行本等そのものについては、
当然の事ながら有難く拝読拝聴し、本棚やディスクケース等に収める。また、作中のキャラを妄想の対象と
する事はあれど、少なくとも私は、二次創作に関して他人に対する害意などは含ませない。
10・「原作やキャラへの欲求から妄想の産物を制作する」二次創作者。「原作現物は丁重に扱うが
二次創作は制作側から不敬とされ得るという愛好者界隈の倫理基準を揶揄し怒らせる為、原作現物の
破壊蹂躙を行った」となかば公言しているカオスラウンジ。愛好者意識のありようとしては対極に位置します。
11・毎日拝んでる教会が、突然現れた変な連中に落書きされ壊され十字架折られシスターの顔面踏まれて
「お前らもシスターのエロ絵描いたり、キリストのBL読んだりしてるだろ?俺らと同罪!」とか暴言吐かれたら
「お前アホか!」って怒りますよね。その反応こそカオスラウンジの目的。教会破壊は撒き餌。
12・「踏み絵には当初抵抗があったものの、現代アートに入信するイニシエーション的にクリアしました」的な
事を述べていた、某カオスラウンジメンバー。
13・「不敬とされ得る二次創作物を含む愛好者界隈」のいびつな写し鏡として、愛好者から批判され騒ぎを
起こす事を念頭に置いた「愛好者界隈への悪意ある物真似」を行う。その生贄として、他人の描いた絵を
踏み躙れるか否か。創作物愛好者の立ち位置を捨て、社会の敵対者となる為の一線であったと。
14・二次創作同罪論とは、愛好者意識を逆手に取った冤罪的詭弁でしかない。そもそも二次創作者への
風刺を行いたいなら、二次創作者だけ傷付ける方法を考えればいい。原作者様側までをも巻き込むなと。
「不肖の子を怒らせる為に屁理屈を付け親を踏み躙る」、それがカオスラウンジであると言えます。
【原作者様本人からの否定意見すら無視するカオスラウンジの傍若無人ぶりについて】
15・通常カオスラウンジ的なはみ出し者とは、大抵が批判を受けて弱るか、法的に潰され早々に消えるもの
です。「無断盗用上等!原作者側の遺憾は無視・封殺!謝罪もしない!俺ら美術家には支持者層も
ケツモチもいるんだ!!」という彼ら独特の居丈高さこそが事を大きくしたと言えます。
16・侵害とされる可能性をも考慮しつつなぜ二次創作は行われるか?つまるところ「可能性」である為、
自身の欲求を優先させるという事に過ぎない。これは著作権法が親告罪ベースであるがゆえ起こる事です。
が、決して行う事そのものを正当化し原作者様側に押し付けてはならないはず。
17・2について。4補足の1の上段、最後の行に「二次創作を正当な文化として、自由に表現できる様に
制度化しろ」とあります。著作者人格権への否定ですね。原作者・二次創作者どちらを優先すべきかとなると、
二次が文字通り「二の次」なのは当然の事であると私は考えますが、彼らは違う様です。
18・まして原作者様側が「この者の二次的著作物に遺憾を覚えた」として対処を行う権利は当然保たれる
べきでしょうし、また、そういった遺憾を受けたと判断したのであれば、逸脱者は一も二もなく進んで
身を正さねばならないはず。少なくとも私自身はそう考えております。
19・無論カオスラウンジメンバーはと言えば、主たる盗用相手である
東方シリーズの原作者・ZUN氏からのかなり厳しい否定意見
東方Project・神主ZUN「他人の作品を勝手に使ったりズタズタにしたりは幼すぎる」 pixivの一連の騒動にコメント
に対してすら、軌道修正も釈明もなくスルーする方々であります。
20・侵害とされる可能性をはらむ二次創作者が、カオスラウンジと「同罪」であるか否か。それを倫理面に
おいて、誰の目にも明確という形で客観的に判断するのであれば、つまるところ
「原作者様側より否定された場合、姿勢を改めるか、敵対するか」。畢竟してそこに尽きるのではないでしょうか。
21・この件のキモの一つは「他者著作物からの派生・改変行為を行うにあたっての意識のありよう」であると
考えます。親告罪という可不可の境界を歩くにあたり、不可とされない可能性にかける者が二次創作者。
一方、可であると権利者様に押し付け、否定されても強行を続けるのがカオスラウンジです。
【カオスラウンジ=創作物に関する倫理や法を潰す為、思想・評論界からやってきた破壊ロボ。
ロボなりの良心が発動し操縦者に歯向かった場合は、「電源を切るぞ!」と脅されます】
東浩紀「梅沢さん、うちの絵画、CASHIで買い戻してくれる?」
(※東浩紀:カオスラウンジ現代表・黒瀬陽平氏(創作物愛好者との敵対を企てた張本人)の元師匠。
看板作家の梅沢氏は子飼い。上記の壁画に企画参加までしていたにも関わらず、「単に購入しただけ。
自分が批判を受けるいわれはない」などと大嘘をつくような類の人間。
うちは単に買っただけなのでトラブルの当事者ではない)
(※うちの絵画:カオスラウンジ梅沢和木氏制作・東浩紀所蔵の「キメこな」壁画。某画像掲示板から
盗用したキャラが主体であるゆえ批判の的となった。東自身が批判を避ける為門外不出・非公開の
口約束をした後、なし崩し的に反故にしたという経緯がある)
(東いわく、今後は壁画を公開しないという約束すら翻すといった「問題点」も含めてのカオスラウンジと
いうのが「一貫性」らしいのですが、そもそも一貫性で言うなら自称ただの購入者が手前で言った事
翻すなよとなります。都合のいい時だけカオスラウンジメンバーになるなよ)
22・3について。カオスラウンジに対する世間からの風当たりが強まるさ中の2011年6月頃。
彼らのパトロン兼黒幕とも言える存在、早稲田大学教授・東浩紀が
取締役社長を務める某思想哲学系出版社のブログに、一枚の集合写真が掲載されました。
23・角川書店社長井上伸一郎氏とその恋人、またNHK出身大物プロデューサー安斎昌幸氏らが
揃って同時に「突然の来訪!」。しかも「ちょうど」カオスラウンジの梅沢和木氏が、会社事務所に飾る
壁画を製作中でした。壁画の前でにっこり笑って記念写真。
24・これだけの立場の方々が「突然」会社社長の元を訪れ「偶然」カオスラウンジ梅沢氏と、当時批判の
槍玉に上がっていた壁画の前で記念写真?東浩紀は少なくとも07年頃には井上氏と接点、08年頃には
喜屋武さんと接点があり、安斎氏とは10年夏、東の「友の会」会報第一号に参加させる程の仲。
25・つまるところ件の写真とは、両氏に責任の生じない形で、批判者に対し「お前らが嫌がろうとも、
おれの手下であるカオスラウンジのバックはこうだぞ!」と、東浩紀お得意のコネクション誇示を行った
ものであると。何が先端思想か。脱構築か。昭和パワハラおじさん以外の何物でもない。
26・仮にかなやんさんの発した遺憾が、市井の凡人の行った二次創作に対してのものであればどうであったか。
「個人的意見でありました」などといった、権利関係への配慮を含んだ訂正を行う義務など生じたのでしょうか。
れっきとした作者が自由に嘆くことすら許されないのか。
27・カオスラウンジ表現自体の是非もさることながら、知識人と大企業が手を組んだ結果、現場で働く
デザイナーさんを踏み躙るまでに至ったのはさすがにどうかと思います。イジメの一言に尽きます。
その後、上位権利者の要請により展示場側を経由し取下げが行われたと聞きますが後味の悪い話です。
28・また、知らない間にクリエイティブコモンズ(著作権者が任意で権利を部分開放出来る枠組み)ジャパンの
事務局員・永井幸輔弁護士が、カオスラウンジメンバーの画像盗用癖を公開弁護していたとか…。
ゲスト選定も事務局員人事もミスキャストの一言です。
クリエイティブ・コモンズ・ジャパン事務局員による「著作物の無断利用」を容認する発言が話題に
29・pixiv社長の件といい、カオスラウンジとは倫理や法を潰したい類の人間、しかも管理運営系の者が
好んで利用する暴力装置みたいなものだと認識しています。画像盗用を是とし制作者側を
故意に泣かせるような存在は神輿として不適格の一言。絵を扱う側の無神経さというものが如実に現れている。
30・総括すると、カオスラウンジへの批判は「何者かに冤罪を被せ同罪とし怒り嘆かせる為だけに、何の罪も
ない人間までをもみだりに傷付け、その異論すら権力で押さえ込む”芸術”などこの世にあってなるものか」
となります。あくまでも自分の場合。
余談。カオスラウンジが元オウム真理教幹部・現ひかりの輪代表である上祐史浩氏との対談を含めた
言論系同人誌で冬コミに参加するらしいですが、まぁいろんな意味で
カオスラウンジらしいです。「ああ言えば上祐」といった詭弁の代名詞になった人ですし。
追記。ある件に関する自省、また、炎上以来2年近くもカオスラウンジが存続し続け、果ては便乗者まで
湧いて出るという世間への幻滅もあります。年末年始ごろ(おそらく)に予定されているという、
とある喚問の経緯次第では、twitter等のSNSアカウントすべてを退会する事となります。
以上、現代アート集団カオスラウンジについて。
これまで考えがまとまらなかった部分もまとめた上で、彼らに関して言いたい事はほぼ言い切りました。
何かない限りはまたしばらく沈黙します。