【ブログリレーvol.20】
#44達石大希
今回ブログリレーを担当する新2回生の達石大希です。亀位さんとJリーグの話は控えたいと思います。あと余談なのですが僕の苗字は「たちいし」でも「たついし」でもなく「たていし」です。これだけは覚えておいてください。
今回は自分が大学でサッカーを続ける決断をした経緯についてかきたいとおもいます。
僕は幼少期からサッカーをはじめ、僕の生活には常にサッカーがありました。サッカーを通じて学んだことの多くは今の自分の私生活の中にも還元されています。特に、厳しい練習を乗り越えた小学生時代の経験のおかけで少々のことではへこたれない精神力が培われたとおもいます。また最近になっては、基礎的なことを完璧にする問うことがどれだけ大事かに気づかされました。また今思うと自分の親しい友達もほとんどがサッカーを通じて知り合った人たちばかりです。彼らとはおそらくこれからもずっと交友関係が続いていくと思うので、そういう意味でもサッカーをしてきてよかったと思います。
自分のサッカー生活を想像したときに大学生になるタイミングが一つの区切りになるのだろうと、高校生の頃はぼんやりと考えていました。自分の身近な先輩たちも多くが高校でサッカーを引退しており自分もそうなるのかな、となんとなく思っていました。そんな僕が今こうして神大サッカー部にいるのには高校でのサッカーへの取り組みに理由があります。
僕の高校のサッカー部はいわゆる弱小校でした。神戸市の一番下のリーグに所属し、ほかの大会でもたいてい1,2回戦で敗退といった具合です。その中で僕は部員が少ないこともあり、一年生の頃から試合に出させていただいていました。弱小とはいえ、リーグ戦では勝ったり負けたりだったのでそれなりに楽しくサッカーをしていました。ですが練習もいい加減にしていたし、戦術も何もないサッカーだったので雑なサッカー生活を三年間送っていました。
そうして迎えた最後の大会。自分たちの代は例年に比べるとうまい選手が多く、1,2回戦を順調に勝ち上がることができました。引退がかかっているという緊張感の中で、逆転勝ちを収めた一回戦は今までで一番思い出に残っている試合の一つの中でもあります。3回戦では不運な1点により敗退してしまいました。内容は五分五分だっただけに悔しい試合でした。それでも県ベスト32というのは弱小校の自分たちにとって十分満足できる結果でした。そしてこの試合を機に僕の考えが少しずつ変わっていきました。もちろん悔しい思いをしたのですが心の底から悔しいと思うことができなかったからです。最後の試合に負けたのに次の日にはあまり後悔が残っていませんでした。そんな自分に大きな違和感を感じていました。なぜ本気で悔しがれないのか。なぜもっとサッカーをしたかったと本気で思えないのか。なぜかと自分を問い詰めたとき、高校で自分が本気でサッカーをしてこなかったからではないかと思いました。毎日自分と闘いながら本気でサッカーをしていたらもっと悔しがれたと思います。サッカーにかける時間とその質が圧倒的に足りなかったのだろうと感じました。そしてこのままサッカー生活を終えていいのか、高いレベルで自分の力はどれくらい通用したのだろうかと思うようになりました。これがいま僕がサッカーを続けている理由です。
今自分はBチームに所属しています。Aチームの選手との力の差を痛感させられる日々です。ですが本気で練習に取り組み、今まで疎遠だった筋トレに出会ったりと充実したサッカー生活を送ることができています。これからやってくるだろう大事な試合、大事な場面で本気で悔しがり本気で喜べるように毎日全力で頑張っていきたいと思います。
まとまりのない文章になりましたが最後まで読んでいただきありがとうございます。
次は、今シーズンからヘアスタイルを変えかっこよくなった安岡琉晟さんです。いじってるのではなく本気でかっこいいと思ってます!