7日夜、JR横浜駅。ホームに響くアナウンスと、鉄道ファンたちの怒りの声。

いわゆる“撮り鉄”と鉄道職員との間で起きた撮影を巡る攻防。

カメラを持った鉄道ファンが待ち構えていたのは横須賀線の車両です。撮影した男性によると、この車両は引退が決定しているタイプ。

しかも古いカラーリングを再現した貴重な物だといいます。

撮影者:
それが事前に決めていたものではなく、急に走るってことになってツイッターに情報が出回ったので、(鉄道ファンが)横浜駅やいろんな撮影地に駆けつけた

男性によると当時ホームには50人ほどが待ち構えていたといいます。

男性は黄色い点字ブロックの内側を確保し、カメラを持った手を伸ばして撮影することに。

しかし、一部のファンが点字ブロックの外側にいたため、注意をうながすアナウンスが。

「撮影の方、黄色い線から出ないでください。黄色い線から出ないでください」「安全の方が大事ですので、黄色い線から出ないでください。下がってくださーい。はい下がってくださーい」などと係員は何度も呼びかけますが、状況は変わりません。

そのため「撮影ルール守っていただかないとハイビームのまま運転をお願いしますね」といったアナウンスをすると、「ボケーッ!!」「下げてからいけーっ!!」「離れろ!!」「下げてからいけよ!アホンダラッ!!」といった罵声が。

鉄道ファンが騒ぎ出した理由は「ハイビーム」。

撮影者:
ハイビームにすると、写真が光って電車がちゃんと写らなくなってしまう。ピカッて光が出てしまうので。

納得できる姿を残せないと怒りが爆発。怒号に紛れ「階段ビクビク六丁目!!」という意味不明な叫び声まで聞かれました。

JR東日本は「マナーを守って撮影してほしい」としてます。