珠洲市総合病院 巡回診療を10か月ぶり再開
石川県珠洲市の市立病院は能登半島地震の被害を受けて中止していた病院からおよそ10キロ離れた地区の巡回診療を13日、およそ10か月ぶりに再開しました。
珠洲市総合病院は病院がある市の中心部から離れた折戸町と大谷町の2箇所で医師が定期的に現地で診察を行う巡回診療を続けていました。
ことし1月の地震の被害を受け、いずれも中止していましたが、今月7日から大谷町で再開し、病院からおよそ10キロ離れた折戸町でも13日、およそ10か月ぶりに再開しました。
巡回診療は仮設住宅団地の「折戸町第1団地」の談話室で行われ、医師が訪れた住民にインフルエンザの予防接種を行うなどしていました。珠洲市によりますとこの仮設住宅団地には、地震で被災した34世帯67人が暮らしていて多くは高齢者だということで第2と第4の水曜日の月2回のペースで巡回診療を続けることにしています。
仮設住宅に住む80代の女性は、「インフルエンザの予防接種ができて安心しました。バスで病院まで行くのは時間がかかるので診療が再開してよかったです」と話していました。
珠洲市総合病院の干場涼平医師は、「体調が悪くなった時に診療を受けることができるという安心感を持ってもらえたらと思います」と話していました。