加速するJR四日市駅周辺への大学設置構想 市の積極姿勢の一方で慎重論も
2024年11月15日 05時10分 (11月15日 05時10分更新)
JR四日市駅周辺への大学設置に向けた動きが加速している。四日市市は2022年に検討開始を表明。今年2月に市と三重大が連携協定を結び、3月には大学院を含めた理工学系の大学を整備するとした基本構想をまとめた。敷地は駅前の広場と駅北側の本町駐車場、ハローワーク四日市を含めた1万5千平方メートルを想定。本年度内の基本計画策定を目指す。
大学設置について市は「産業界からの要請がある」と説明する。14年に市が委員を委嘱してつくった会議が提出した「市産業活性化戦略に関する提言書」で、中期的な目標として工科系大学の誘致が盛り込まれた。22年には市の検討開始を受け、四日市商工会議所が要望書を出している。
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