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大麻所持疑いで若者5人逮捕 袋井署など

2021年2月16日 05時00分 (2月16日 05時01分更新)
 袋井、掛川、浜松東署と県警薬物銃器対策課は大麻取締法違反(営利目的共同所持)などの疑いで、袋井市愛野東一、無職加藤凌輔(りょうすけ)容疑者(22)ら十〜二十代の男八人を逮捕または書類送検した。加藤容疑者ら五人は同市の住宅を拠点とする密売グループで、県内の十〜二十代の若者を中心に会員制交流サイト(SNS)で注文を受け、数百万円を売り上げたとみられる。
 グループで、ほかに逮捕されたのは、ともに袋井市愛野東一、無職の棚村喜洋(きひろ)(20)と菅野聖(さとる)(20)、袋井市湊の無職近藤直希(22)、浜松市東区の土木作業員の男(20)の四容疑者。逮捕容疑では、共謀して自宅などで営利目的で乾燥大麻を所持したなどとされる。
 もう三人はグループの顧客とみられ、浜松市中区高丘北一、会社員北村龍柾(たつまさ)容疑者(20)ら十〜二十代で、いずれも同法違反(所持)などの疑い。顧客は二十〜三十人程度とみられる。
 県警によると、加藤、棚村、菅野、近藤の四容疑者は袋井市内の賃貸住宅で共同生活し、密売の拠点にしていた。SNSで注文を募り、大麻一グラムあたり六千円前後で売り渡したという。グループは昨年五月ごろから密売し、売り上げを加藤容疑者が管理して生活費に充てていたとされる。
 県警は八人の認否を明らかにしていない。

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