後輩グループの活躍は感心しながら応援

今や国境を越えてグローバルに展開するK-POP。知英さんは後輩たちの活躍を見て何を思うのか？

「最近はたくさんのK-POPアーティストが出てきていて、もうどんなグループがいくつあるのか、全然わかりません（笑）。彼たち彼女たちは私たちの後輩になるわけですが、みんな歌もダンスも上手いですし、昔とは活動の規模も違うので、ただただすごいなぁと思いながら見ています。

私たちの頃は、複数のグループでアメリカの音楽フェスに参加することはありましたが、単体で海外ツアーなんてできなかったですから。当時の活動の場は韓国と日本だけでした。今は『韓国のアーティストがここまで行けるんだ』と、感心しながら応援しています」

 

2024年1月6日から、久しぶりに手書きの日記をつけ始めたという知英さん。それにはある理由があるという。

「いつもスマホばかり眺めて1日が終わっていたのですが、寝る直前までSNSを見ている自分がイヤで、その習慣をやめたかったんです。ペンを買いに行ったら、たまたま紫色のかわいいダイアリーを見つけたので、『これに日々の出来事を書いてみよう』と思いつきました。

毎日、『誰と会ったか』『どんなことを感じたか』『今日一番嬉しかったこと』『食べて美味しかったもの』など、いいことだけを書くようにしています。1、2行しか書くことがない日もありますが、そのおかげで1日の終わりにワクワクするようになりました。あとから読み返すのも楽しいんです。

少し時間が空いてしまいましたが、また日本で活動させていただくことになりました。色々なお仕事をさせていただきながら、日記にも書き残せるような、私が成長する姿をこれからももっとお見せしたいと思っています。こんな私でよければ、応援してもらえたら嬉しいです」

知英さんのこれまでのインタビューはこちら！
#1_前編【日本での活動再開を発表！ KARA・知英（ジヨン）が語る、再始動への思い】
#1_後編【日本での再始動を発表したKARA・知英（ジヨン）が明かす、事務所トラブルの真相】
#2_前編【15歳、初のオーディションで…知英（ジヨン）が語るKARAでのデビューと当時の葛藤】
#2_後編【「あんな機会はもう二度とないかも」知英（ジヨン）が語る、KARA“奇跡のステージ”の背景】

知英（ジヨン／Jiyoung）
1994年1月18日生まれ。韓国出身。2008年、韓国にてKARAのメンバーとしてアーティスト活動をスタートさせる。2014年夏より、日本で俳優としての活動を開始。ドラマ　『地獄先生ぬ～べ～』『ヒガンバナ～警視庁捜査七課』『連続ドラマW そして、生きる』、映画『暗殺教室 卒業編』『片想いスパイラル』、ミュージカル『スウィート・チャリティ』などの作品に出演。ソロアーティスト・JY としても活動。

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撮影／矢口亨　ヘアメイク／yumi（ThreePEACE）　スタイリスト／CHAERAN KANG　取材・文／上田恵子