騒音問題は怒鳴り込みで解決できる
以前わたしが飲食店の騒音問題に悩んで弁護士に相談したら「彼らの営業権ですから」と偉そうに言われた。弁護士はだいたいそうなのである。解決できないのだから無力さに逢着しているはずだが、「彼らの権利だ」とふんぞり返って力への意思に変換したのである。わたしは弁護士に殺意を覚えたが、そいつを殺しても騒音はなくならないので、自己解決することにした。怒鳴り込んだ回数で言えば、30回では済まない。そうやってずいぶん静かになった。ちなみに今でもその店は営業している。この間も、別の飲食店だが、通り過ぎるたびに、この店は一軒だけいつもいつもうるせえなと思っていて、とはいえ、わたしは実害を受けてないので、今まで黙過していたが、その日はイライラしたので、怒鳴り込んだ。店から出てくる常連客に絡むのである。これが最も効果がある。なぜなら、うるさい店は、いつも同じやつがうるさいのである。ずいぶん怖そうな男性であり、年齢は40歳代に見えた。日焼けしておりイケメン風、かなり鍛えてそうで背も高い。野性的で強面だが、こういうのが標的である。ずいぶん威圧されたが、「この店がうるさいのは間違いないよな」「俺だけが怒っていると思うなよ」「迷惑してるのは俺だけか?」と通行人に聞こえるように大声で叫ぶと、そいつはケッと言いながら笑って去っていった。ではこれを継続するかと言うと、わたしが実害を受けているわけではないので、その執念はない。本当に静かにさせるなら、30回はやる必要がある。ともかく、わたしがこういうのをやっていて思うのは、うるさい店の常連客はやたらと怖いのである。店を出てきたところで「この店すごいうるさいですよね。あなた常連客ですか」と話しかけた瞬間に、殺意が全身にみなぎってくる。(ちなみに常連客でない場合は、不思議な顔をして通り過ぎていく)。わたしが文句をつけて、それに応戦してきたら、つまり、うるさい店の四番打者なのである。ちなみに、いつもいつも100%うるさい店でなければ、わたしもこれはやらない。最寄り駅の近くの居酒屋がわりとうるさくて、隣のマンションの人は迷惑だろうなといつも思っているが、必ずうるさいわけではない。それに、隣のマンションの住人が抗議すればいいだろう。こういう居酒屋は、客がいつも違うのだろうし、確実にうるさいわけではないのだ。うるさい日もあればうるさくない日もある。わたしがターゲットにしているのは、いわゆるスナックである。時間が昭和で止まってるから、一軒だけやたらとうるさいというのを延々とやっている。そういう店を相手に「俺だけが怒っていると思うなよ」と浸透させていく。騒音がうるさい飲食店は、なぜか体格がよくてマッチョな男性客が多いし、お爺さんであっても昔は強そうな感じだが、わたしもそういう強そうな相手に怒りをぶつけて、ストレス発散しているのかもしれない。昭和に比べるとずいぶん静かになったが、弁護士は騒音問題を解決してくれないので、われわれがそれぞれ自己解決するしかない。