大月短大 元教授による学生に対するハラスメント 新たに発覚
大月市立の短期大学で、50代の元教授が学生に対して深夜や早朝に指導のメッセージを執ように送るハラスメント行為があったとして、停職と降格の処分を受けていたことが分かりました。
この短大では、別の教員によるハラスメント行為が明らかになったばかりです。
ハラスメント行為で処分を受けていたのは、大月市立大月短期大学の50代の元教授です。
関係者によりますと、元教授は学生に対し、2年前から数か月間にわたり、SNSで深夜や早朝に指導のメッセージを執ように送っていたということです。
短大は立場を利用した過度な指導で、アカデミックハラスメントに該当するとして、去年10月、停職100日の懲戒処分にしたほか、教授から准教授に降格させました。
短大はこの事案について公表しておらず、「被害者に配慮した公表方法を検討していた」としています。
この短大では、60代の准教授による学生へのいわゆるセクハラとアカハラが先月、明らかになったばかりで、処分の検討が進められています。
大月短期大学の柳沢幸治学長はNHKの取材に対し、「あってはならない行為で、被害者に大変申し訳ない。教員への指導や学生への定期的なアンケートのなどを導入し、再発防止に努めたい」としています。