元大阪府知事の橋下徹氏が１１日、カンテレ「旬感ＬＩＶＥ　とれたてっ！」に出演。この日、国民民主党の玉木雄一郎代表がグラビアアイドル女性との不倫報道を認めたことを受け、「そこまで政治家にクリーンさを求める？」と話した。 　玉木氏は、１０月３０日深夜に、東京・新宿のワインバーで女性と密会する様子を一部週刊誌電子版で不倫が報じられた。この日午前に会見を開き、「報道はおおむね事実と認めた。妻子のある身で他の女性に好意を持ったという事実は申し訳ない。一生謝り続けたい」などと語った。 　ハイヒール・リンゴが「脇が甘すぎませんか」と呆れると、橋下氏は、「選挙でそれまで小さい野党の代表だったところが、一気に政治の中心人物になった。メディアがここまで注目することに、玉木さんの心が追いついてなかったのでは。これまでずっと追いかけられることなどなかったから」と推量した。 　傷付けた家族と相手女性への謝罪とケアをしっかりとするべきと前置きした上で、「国民の手取りを増やすという政策は重要だと思う」「不倫の問題と政治の問題をしっかりと切り分けて、政治、仕事の方に邁進してもらいたいと思いますけども。気持ち的に許せないという人もいるだろうから、そこは有権者の判断になると思う」と話した。 　党の両院議員総会でも玉木氏の代表の続投を了承しており、橋下氏は「性犯罪や性加害ということでなくて、色恋沙汰なら…どうかなあ…ダメかなあ」と期待していただけに、悩ましい表情。「でも政治家…クリーン？国会議員って」と隣席のリンゴに聞き「クリーンじゃないから、政治とカネの問題とかあるんでしょ。そこまで政治家にクリーンさを求めるのかなあ」と本音を吐露した。 　リンゴは「一昔前まではそういう政治家が何人もおられて、それが政治家の甲斐性で、という時代を通ってきて、いまは政治家にもクリーンさを求める時代になった」と正論をぶつけられると、最後は「有権者の気持ち次第」とまとめた。