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命と才能を輝かす! 保護犬&譲渡犬を「聴導犬&介助犬」に育て、障がいを支えたい 

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  • avatar 毎度少しの支援ですが一助となれば幸いです。 bykoro_kun
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  • avatar 同じ宮田村在住の者として、素晴らしい活動を応援しております。少額ではありますが、お役に立てればと思い、支援させていただきます。コロナ禍で大変な時期かと思いますが、頑張ってください。 bynicespring

命と才能を輝かす! 保護犬&譲渡犬を「聴導犬&介助犬」に育て、障がいを支えたい 

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

創立から27年目。聴導犬・介助犬の候補犬の85%が保護犬と譲渡犬です。1頭ごとの命と才能を活かし、障がいを支える伴侶に育成。しかし、コロナ禍に加え国際情勢の変動で収入は激減。引退犬を含む40頭の食費や医療費で約1200万円が必要です。聴導犬&介助犬の未来のためにみなさまからのご支援をお願いたします。

現在の支援総額

11,025,747

147%

目標金額は7,500,000円

支援者数

616

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/10/25に募集を開始し、 616人の支援により 11,025,747円の資金を集め、 2023/01/12に募集を終了しました

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

命と才能を輝かす! 保護犬&譲渡犬を「聴導犬&介助犬」に育て、障がいを支えたい 

現在の支援総額

11,025,747

147%達成

終了

目標金額7,500,000

支援者数616

このプロジェクトは、2022/10/25に募集を開始し、 616人の支援により 11,025,747円の資金を集め、 2023/01/12に募集を終了しました

創立から27年目。聴導犬・介助犬の候補犬の85%が保護犬と譲渡犬です。1頭ごとの命と才能を活かし、障がいを支える伴侶に育成。しかし、コロナ禍に加え国際情勢の変動で収入は激減。引退犬を含む40頭の食費や医療費で約1200万円が必要です。聴導犬&介助犬の未来のためにみなさまからのご支援をお願いたします。

🐾前に進む大きなエネルギーをいただきました。ご支援に深く感謝申し上げます。これからも日本聴導犬協会へのお力添えを、よろしくお願いいたします

 みなさまからのお力添えな賜物で第2目標1000万円に達成できました。喜びと不安の入り混じる79日間でした。伴走してくださいました、鎌倉幸子ファンドライザーとスタッフにお礼を申し上げます。

 おかげさまで、創設から27年間続けてきた「保護犬からの聴導犬育成」と

「その聴導犬を無償で聴覚障がいのある方に貸与する」という「障がい支援」と「動物福祉」の2つの福祉をこれからも継続することができます。日本聴導犬協会は、小さな、小さな協会です。これからも、障がい支援と保護犬&譲渡犬の命と才能を生かすために、みなさまからのお力添えをお願いいたします。

ぜひご参加ください!

現在、メンバー100人を目指す「タッチ&スマイル:全国への聴導犬と介助犬育成を、一緒に支えてください」

毎月ご支援千円〜。聴導犬&介助犬とのふれあいやイベントへのご招待をおおくりさせていただきます。https://community.camp-fire.jp/projects/view/367689

🐾あと数日間しかありません。お力添えをよろしくお願いいたします。

 日本聴導犬協会所属の18名のユーザー様へのアフターケアと、10名の希望者様への面接、体験、自宅訪問などのユーザー訓練費用と、40頭のフード、ケア、医療費(昨年は1200万円)を補うためなのです。

 第2目標1000万円のために、
 あと、約130万円のご支援を、よろしく、よろしくお願いいたします。


🐾みなさまからのご支援が、進むべき航路を照らしてくださいます

 本当にありがとうございます。
 みなさまからのお力添えで、第一目標額750万円に達することができました。勇気をいただけたことで、年間の育成資金1200万円をさらに補うために
第二目標額1000万円に向かわせていただきます。
 GoodMorning日本聴導犬協会へのご寄付と同時に、新聞やテレビを見た方からの「クラウドに入れてください」という振込や、遠路、協会をご訪問いただき、お手渡しでご支援をくださる方が数多くいらっしゃいました。
 みなさまからの温かなお力添えをいただけましたこと、本当にありがたくて、ありがたくて、涙がこぼれます。こんなにも多くの方に支えていただけることで、前に進む大きなエネルギーを頂いております。
 コロナ禍に加え、2022年の年頭から始まった国際情勢の激変により、日本聴導犬協会は荒波の中に浮かぶ小舟のようでした。その小舟には現役ユーザーさん18名様と現在の希望者様10名様、それと協会犬40頭への責任がズッシリと乗っています。日本聴導犬協会丸は、経済的な不安定さと先行きが見えない不安という波濤に翻弄されています。でも、
みなさまが、灯台のように、日本聴導犬協会丸の進むべき航路を照らしてくださいます。迷うことなき進路です。
    すでにご存知の方もいらっしゃっいますが、 社会福祉法人であっても盲導犬を含め、聴導犬、介助犬育成団体の運営に関しては、国からの補助金はありません。
 みなさまからの温かなご寄付や募金で、日本聴導犬協会は活動させていただいております。しかし、コロナ禍で社会全体が低迷し、収入が激減しました。そのため、育成資金に関してのクラウドファンディングをお願いさせていただきました。
 
 聴導犬と介助犬訓練および、ユーザー18名様のアフターケア、希望者10名様への面接、家庭訪問や体験。そして、協会犬40頭の食費、医療費などの年間必要経費1200万円のために、ネクストゴール:目標額1000万円に
みなさまからのお力添えをよろしくお願いいたします。

🐾「保護犬からの育成」を、創設以来27年間継続しています

  2022年12月、創立から27年目を迎えられます。
 1996年の創設以来、日本聴導犬協会は「保護犬からの聴導犬育成」と、
育てた「聴導犬」を聴覚障がいのある方に無料貸与する『聴覚障がい支援』の2つの福祉を使命を継続してまいりました。

 ▲兵庫県動物愛護センター淡路支所から選ばれた「みち」君。大阪で、りっぱな聴導犬として活躍してます

 2020年、2021年とコロナ禍により、収入が激減しました。
  ウクライナの戦争など、世界中が大変な状況にある中で心苦しいのですが、聴導犬と介助犬の育成費用約1200万円(健康維持のための良質なフード、獣医療費用や衛生管理費など)のうち、750万円をクラウドファンディングで呼びかけなくてはならなくなりました。このままですと、20224年4月~7月の収支で計算しますと、例年の約2000万円の減収と予想されています。

 40頭前後の協会犬のための医療費と食費。そしてユーザーアフターケアを含む聴導犬と介助犬育成のため、そして障害がある方の生活をサポートするために、皆さまからのお力添えをお願いいたします。


▲ユーザーさん待ちで現在、聴導犬と介助犬のPR犬をしているよし君(左)と。介助犬になったしゅう君(右) 



 日本聴導犬協会の会長である有馬もとは、大学院留学中に取材した英国聴導犬協会の「保護犬を聴導犬」に育て「犬が元々持っている才能を『障がい支援』に活かす」という素晴らしい取り組みを知りました。

 帰国後、伊那保健所の元所長・小林美智子先生と取材を通じて出会いました。

「捨てられる犬を減らしたい」「1頭でも殺される命を救いたい」
 小林先生の熱い思いは、当時は珍しかった保健所主導の犬のしつけ教室と、その教室で指導を受けた愛犬家による施設への訪問犬活動に発展。当時はめずらしかった愛犬と飼主さんの社会貢献につながりました。

 そんな小林美智子先生が「保健所の『犬殺し、猫殺し』の汚名を払拭する方法はあるかしら」
やさしく微笑みながら、でも真剣なまなざしで尋ねられました。

 日本での動物福祉の遅れを感じるにつけ、自分が何もできない状況をもどかしく感じていた有馬は、 英国聴導犬協会が実践する「保護犬からの聴導犬育成」する福祉の試みについて説明しました。

「英国聴導犬協会では保護犬からの聴導犬育成を図ることで、動物福祉を兼ねた聴覚障がい支援を実践していらっしゃいました」

 続けて有馬は「もしも、ご関心があれば英国聴導犬協会とのコーディネートができますが」
お伝えしました。しかし「行政の方なので、お返事はだいぶ先になるだろう」と心の中では思っていました。

 ところが! なんと次の日に小林先生からお電話をいただき「よいことなので、始めましょう!」と強い決意がこもったお返事をいただいたのです!



 この数ヵ月後、有馬は、英国聴導犬協会を訪問。英国聴導犬協会の理事であり、世界的なベストセラー獣医師でもあるDrブルース・フォーグルとCEOのトニー・ブラントさんと打ち合わせを行い、環境整備のための英国訓練士派遣などの約束を取り交わしました。 そして、訓練指導の契約書を取り交わしました。

1999年 聴導犬みかん(元保護犬)大阪に貸与。みかんは、聴導犬として日本初(2001年)公的乗り物の同伴試験に合格

2001年 ブラント氏によって聴導犬みかん国際認定され、英国内以外で、世界初の英国聴導犬協会認定聴導犬となる

 1996年に、長野県伊那保健所の小林美智子元所長と多くのボランティさんたちと共に、日本聴導犬協会(当時:任意団体 ジャパン聴導犬協会)をスタートしました。立上げ時には、30名以上ものボランティアさんが協力してくれました。ボランティアさんたちは、協会にとってかけがえのない大切な宝物です。 

 2001年からは、聴覚障がいと肢体障がいのある重複障がいの方からのご依頼で、介助動作もできる「多目的補助犬育成」を育成。長野県の第一号補助金対象の聴導犬として貸与(2003年)しました。

 以来26年間、「保護犬&譲渡犬からの聴導犬と介助犬育成」を続けています。

 英国聴導犬協会CEOのトニー・ブラントさんに続き、今年、小林美智子さんがお亡くなりになりました。

 トニー・ブラントさんから学んだ英国の優れた福祉哲学と技術、そして小林美智子さんの「何事にも屈しない強い意志」を受け継いでまいります。

 日本聴導犬協会は、候補犬1頭、1頭が備える才能を活かし、障がいのあるパートナーを支える伴侶犬に育てています。現在、聴導犬と介助犬を希望される約10名様が面接や訓練を待っていてくださっています。そのために、この経済的な危機を乗越えなくてはなりません。

「保護犬と譲渡犬(協会候補犬の85%)」の能力を活かして、障がいのある方を支える「聴導犬と介助犬」の未来のために、みなさまと一緒に支えていただけるよう、お願いいたします。

▲一般家庭から「飼い主が見つからない」と譲渡されたしん君。大阪で聴導犬として活躍しました


 創設から26年間。耳の不自由な方に生活で必要な音を報せる聴導犬を育ててきました。

 2001年から介助犬を育て、身体に障がいのある方の支援を開始させていただきました。日本聴導犬協会は、身体障がいのある方たちに、自立と社会参加の補助をする聴導犬と介助犬の育成と無料貸与を行ってきました。

 重複障がい(聴覚と肢体障がい)の方からのご要望で「聴導犬」と「介助犬」のふたつの働きができる「多目的補助犬しろ」(長野県の育成補助金第1号聴導犬)を育成し、2003年に無料貸与できました。

その後、主に、車椅子使用の方からのご要望で、身体が不自由な方の生活の補助をする「介助犬」育成も開始。貸与後も「聴導犬」「介助犬」のアフターケアを無料で継続しております。

 これまでの活動の結果、聴導犬の育成団体としては、日本で初めて2006年に「訓練」と「認定」のできる厚生労働大臣指定の社会福祉法人となり、2010年から厚生労働省の所管※となれました。(※社会法人法の一部改正(2017年)により、厚生労働省所管ではなく、長野県の所管に移行しました)。

 夢は、日本聴導犬協会本部を設置させていただいる宮田村を
「聴導犬&介助犬」の揺籃(ゆりかご)として、全国に聴導犬&介助犬を輩出していく」ことです。

「聴導犬」は、耳の不自由な方にドアベルや目覚まし時計の音を知らせたり、家族を呼んでくるなど、生活で必要な音を報せることで、聴覚障がい者に安全と安心をもたらします。

▼聴導犬かるちゃんがいる時、いない時 YouTube 制作:日本聴導犬協会 企画:有馬もと 



 例えば、「聴導犬」ユーザーである聴覚障がいのある方は、宅配の方がドアベルを押しても、そのドアベルの音が聞こえません。不在通知が投函され、宅急便は受け取れません。

 人によっては、「ドアを開けて家の中に入ってください」と貼り紙をされている場合もあります。多くの聴覚障がい者の方が、家にいるのに、何回も不在者通知が残っているような状況です。

 また、目覚まし時計の音を利用できず、会社に遅刻したり、緊急ファックスの受信音にも気づけません。部屋のどこかに置き忘れた携帯も探すことができず、生活では困ることばかりです。

あまり知られていないことですが、「聴導犬」は生活の音を報せるだけでなく、ユーザーさんの命を守る大きな存在なのです。

▼聴導犬と介助犬に、期待される働き:一部手話付き&全面に字幕付きです 制作:日本聴導犬協会 企画:有馬もと



「介助犬」は、身体の不自由なユーザーさんに、落とした物を拾って手渡したり、手の届かないリモコンや電話の子機等を手元に運んだりします。ユーザーさんの生活の不便を解消し、安全な日々を送れるような補助をします。


「介助犬」のユーザーさんの障がいの種類は様々で、その度合いも異なります。「介助犬」は、個々のユーザーさんの障がいに合わせたオーダーメイドの補助犬といわれています。

「聴導犬」「介助犬」共に、育ての基本は「愛情」「信頼関係」「ユ-ザーさんが理想とする聴導犬・介助犬育成」です。引退犬や高齢のPR犬、7頭を含み2022年度の協会所属は35頭前後が暮らしています。

 うれしいことに、10名(2022年3月現在)の「聴導犬」「介助犬」希望者さんからの問合せをいただきました。しかし、新型コロナの感染拡大により、たびたび訓練が中断されています。

 経済的には、大幅減収に直面していますが、反面、希望者の数は増加しています。これからのみなさまへの責任を果たすために、この窮地を乗越えなくてはなりません。

 現在19名のユーザーさんへのアフターケア。そして、引退「聴導犬」やこれまで普及に活躍したPR犬の老後など、運営をはかっていくための資金が大幅に必要です。フードの価格はどんどん上がり、医療費、ケア費用なども高くなっています。

 介助犬と暮らすことで自立した生活ができているユーザーさんの毎日がつづけられなくなります。落とした物を拾ってもらうために、いちいち、家族や周りの人に頼まなくてはならなかったり、拾うのをあきらめることにもなります。

 介助犬と暮らすまでは、事前に家族や福祉の方たちに付き添ってもらうことで外出していた肢体障がいの方もいます。介助犬が同行することで「自分の好きな時に、好きなように出かけたり、行動できる」自分らしい生活が、介助犬がいなくなるとできなくなってしまうのです。

 例えば、近くのお店でちょっとした物、ジュースを買いに行きたくても、自分一人ではドアが開けられなかったり、エレベーターのスイッチを押すのが難しい方もいます。

 財布やカギを落としたら、どうしょうかと考えるだけで、外に出かけるのを躊躇してしまうこともあります。障がいのない人にはなにげない行動でも、障がいのある人は不安やとまどいを持つことが多いと聞きます。

▼介助犬でんちゃんがいる時、いない時 YouTube 制作:日本聴導犬協会 企画:有馬もと

 



「コロナ禍での孤立感、孤独感」ゆえに、「聴導犬」「介助犬」の希望が増えています。
 一方で、移動の自粛により、せっかくいただけたご希望者様への面接や相談、訓練が滞ってしまっています。

「聴導犬」「介助犬」を育てられなくなると、一番困られるのは「聴導犬」「介助犬」を
希望者のみなさまと、ユーザー様たちです。

 自立した生き方を望む希望者の方々や「聴導犬」から快適な生活と安全を得ている聴導犬ユーザー様、「介助犬」の補助により自分らしい生活を得られている介助犬ユーザー様たちの生活に支障がきたされます。


 補助犬貸与による「自立した生活」とは、何でしょう? 

 補助犬貸与の目的である「自立」した生き方とは、ほんのちょっとの買い物や、友達にふらりと会いに行ったり。近くのカフェでのお茶を飲むなど。

 行きたい時に、行きたい場所に、「行くかどうか」を自分で決める。そんな些細な積み重ねではないでしょうか? 
「自立」とは、「就労」を意味する前に、「自分で選び」「自分で決める」という、自己選択と自己決定の積み重ねと言えるのではないでしょうか。


■日本聴導犬協会 聴導犬・介助犬ユーザーからの応援メッセージ:
 岩瀬久子さんと介助犬しゅう君の実話は、2022年7月に『坂上どうぶつ王国』で放送されました。

 

た


 日本聴導犬協会最高齢 20歳1ヵ月の長寿犬として、虹の橋を渡った元聴導犬かよちゃんのように、どの子にも健康でハッピーな聴導犬&介助犬に育てることは、使命のひとつです。

 日本聴導犬協会では、これまでに、北は北海道から南は沖縄まで全国に聴導犬を貸与してきました。介助犬は、関東地方を中心に貸与させていただきました。活動中ユーザーさんは19名様(2022年8月現在)。そのうち、タンデム(2人で1頭に支えてもらう)聴導犬は3頭。現役から退いた「引退犬(最高齢15歳で元気です)3頭と元PR犬4頭」の計7頭の老犬さんたちを含む35~40頭前後の大小の犬たちが協会で暮らしています。

 協会には犬舎がありません。オフィス・ケネル(事務所を犬舎にする)として、相性の良い子たちを協会施設内で過ごさせています。 

これらの候補犬を、元気でハッピーに育てることは、聴導犬&介助犬を希望される方々の福祉につながると信じております。

  

▲20歳1ヵ月という長寿を全うした元聴導犬かよちゃん。当時18歳。

 聴導犬&介助犬の希望者さんの熱い思いに応えるためにも、協会犬40頭前後の協会犬たちのすこやかな育成と健康を守らなくてはなりません。

▲ただいま、聴導犬希望者様 訓練中。



 新型コロナウイルス感染の広がりにより、年間200回以上受けていた講演会は2021年度は40回。講演会の謝礼や募金による収入が絶たれ、聴導犬や介助犬の育成はひっ迫しています。

 20年度に引続き、 21年度の総収入も例年の20%減となり、運営が危ぶまれました。
 しかし、みなさまからのご支援とクラウド・ファンディング約1013万円と行政からの事業復活支援金167万円などにより例年の収入額に戻すことができました。

 けれども、2022年は昨年以上に必要経費が上がり、加えて、コロナ禍と国際情勢の変動により、さらに収入が悪化すると言われています。20年度21年度に引き続き、お力添えのお願いをしなくてはならない状況となりました。

 ▼2021年度の支出:

1)育成費用:約1183万円(協会犬40頭前後の獣医療費、衛生管理費と希望者様とユーザー様 訓練・聴導犬&介助犬育成費・アフターケア費用)
2)人件費:約2468万円(訓練&犬ケア6名を含む8名分給与・退職金・法定福利費など)
3)事務費:約1855万円(光熱費・燃料費・通信運搬費・家賃・業務委託費など)
4)施設整備:約377万円(固定資産取得)

▼新型コロナウィルス感染と国際状況の激変による影響


 コロナ予防のワクチン接種が進んでいるとはいえ、まだまだ収束は見えず、加えて国際状況の激動により経済的な困窮は続いています。聴導犬・介助犬を待つ10名の希望者様の面接、相談、訓練を進めたいのですが、希望者様にはこの状況をご理解いただきながら、少しずつ、少しずつ、認定試験に向けて訓練を進めております。

 協会所属犬40頭前後と 補助犬を待つ障がいのある方のために、みなさまからのお力添えをなにとぞ、よろしくお願いいたします。

 新型コロナウイルスのために、誰もが不安を抱え、制限された生活を過ごしています。

 不便さと孤独感を、世界中の人が感じています。 障がいのある方々が常日頃感じている不安と不自由さは、コロナ感染自粛により、さらに重く、深刻にのしかかっているのです。

写真は聴導犬&介助犬ユーザーさんたちと撮影したものです。

▼写真左から聴導犬みち君(大阪府)。聴導犬ていちゃん(東京都)。介助犬ルフナ(埼玉県)。介助犬PR犬よし君です

 どの子も家族同様に、愛情を注がれ、おっとりした幸せな表情を見せています。日本聴導犬協会は、収入激減のコロナ時であっても、「障がい支援」と「動物福祉」を掲げた補助犬育成を積極的にすすめてゆきます。

写真左から、たくちゃん(神奈川県)、聴導犬まるちゃん(埼玉県)、聴導犬しょうちゃん(東京都)です。


■ 1頭分の終生にわたる育成費用は、350~400万円以上

① 候補犬選びや子犬購入、育成(フード代、医療費、犬具、健康保険代、候補犬とユーザー希望者さんとの合同訓練費用など)、認定、実働、引退後(高額医療費負担)など、協会の子になってから終生にわたる育成費用
② 10頭の候補犬を訓練しても、補助犬になれるのは2~3割程度ですので、その分のコスト
③ 社会化中の子犬、訓練犬、引退犬やキャリアチェンジ等合計40頭前後が常時所属、その分の訓練施設維持管理費など
④ 全国各地で活躍する聴導犬・介助犬の使用者への無料貸与・無料アフターケアの実施

 以上、候補犬が貸与したのちも、毎年数回のアフターケアなど、補助犬が活動できる約10年間にわたり、補助犬の引退後から死ぬまでの老犬の高額医療費などを含めると1頭の補助犬への責任として350万円~400万円以上がかかります。

 たとえ、行政から委託金を得られたとしても補助犬の育成費用には、足りないのが現実です。

 これからの経費の98%は、みなさまからのご支援で占められています。

 希望者さん、ユーザーさんには無料訓練、無料貸与・無料アフターケアを、日本聴導犬協会の創設から継続しています。みなさまからの寄付があるからこそ、無料貸与、無料アフターケアの「聴導犬」「介助犬」を育てることができています。

▲写真は、オーストラリア・アシスタンスドッグ協会からのADIエグザミナー(試験官)との写真です。

 日本聴導犬協会は、日本初の世界(北米、ヨーロッパ、アジア、オセアニアなど)の補助犬育成団体137が加盟する国際アシスタンス・ドック協会(1986年設立。Assistance Dog International = ADI)の国際認定試験合格団体です。

国際基準を満たした、高い訓練クオリティの聴導犬・介助犬を、全国に無料貸与していきたいです



みなさまからのご寄付は、「聴導犬」「介助犬」育成事業のみに遣わせていただきます。

・候補犬の食費(ドッグフード、野菜、ヨーグルト、魚、肉、サプリメントなど)の購入費
・候補犬および引退犬などの獣医療費
・貸与に至る訓練費用:候補犬選び、幼犬の社会化。候補犬の聴導動作訓練&介助動作訓練。候補犬期の高度な社会化。希望者との合同訓練費用と自宅指導費と旅費交通費。認定試験受験費用。 
・貸与後のアフターケア費用:貸与後約10年以上に渡る、自宅指導およびアフターケア費用など。

ご支援して下さった方はSNSで
「#聴導犬と介助犬の未来のために」の ハッシュタグをつけて投稿をお願いします。
みな様の投稿が啓発になります。よろしくお願いします。



2022年

10月~ クラウドファンディング開始
12月 クラウドファンディング終了

2023年

1月~3月 身体障害者補助犬認定試験開始。受験

2023年3月末日までに、4名(うち2名様は2021年度のCF支援対象)の方の認定受験。

他、10名様の書類審査後に、聴導犬&介助犬希望者の方との面接、訓練開始。 

聴導犬&介助犬ユーザー19名様のアフターケアを実施させていただきます。


日本聴導犬協会ができることは限られます。でも、たくさんの方々の想いや力を結束すれば、社会をより良いものに変えられる、大きなエネルギーが創れるでしょう。

一人でも多くの障がいのある方が聴導犬&介助犬と暮らせるように、みなさまに支えていただけれますよう、よろしくお願いいたします。


正式名称:厚生労働大臣指定法人 社会福祉法人 日本聴導犬協会 
創設年月日: 1996年10月  法人登録:2003年9月 社会福祉法人
代表者:会長:増田美恵子 理事:有馬まゆみ他、

役員&評議員名簿:

http://hearingdog9192.ww8.jp/index.php?f=hp&ci=10144&i=10180

ホームページ:

http://www.hearingdog.or.jp

Facebook:

https://www.facebook.com/nihonncyoudoukennkyoukai

Youtube:

https://www.youtube.com/channel/UC9iQvXY5NAvr9kQNEKvDp5A

住所:➀ 本部:〒399-4301 長野県上伊那郡宮田村7030-1 
   ② 東京支部:〒193-0823 東京都八王子市横川町772-12 
   ③ 関西事務所:〒659-0094 兵庫県芦屋市松の内6-7
電話番号:+81-265-85-5290 E-mail:inf@hearingdog.or.jp

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

■税制上の優遇措置について:日本聴導犬協会は、「税額控除」適応法人です。

本法人は社会福祉法人であり、寄附金の「税額控除」適用法人として証明を受けました。(長野県知事より29号障第111号 有効期間2022年4月1日~2027年3月31日)

本法人への寄附金は個人は所得税法第78条第2項及第3項該当、租税特別措置法41条18の3該当、 法人は法人税法第37条第1項及び第4項に該当の寄附金控除の対象となり、当該領収書はその証拠資料となりますので保管してください。

詳細はこちらです。http://hearingdog9192.ww8.jp/index.php?f=hp&ci=10152&i=10200 

※「個人が非営利の特定の法人に対し、事業に関連する寄附をした場合には、 所得税(国税)の計算において、寄附金控除(所得控除)又は税額控除のいずれかを選択して確定申告を行うことにより、所得税の控除を受けられることがあります。税制上の優遇措置がこのプロジェクトにあるかどうか、また優遇措置の試算の詳細は当団体にお問い合わせください。

※「寄附金控除」「税額控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、当団体が発行した「領収証」の提出が必要となります。領収証は年に一度、確定申告時期にお送りしています。すぐに領収証が必要な方はご連絡ください。

※領収証はGoodMorning又はCAMPFIREではなく当団体が発行・郵送いたします。

最新の活動報告

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  •  みなさまからのお力添えの賜物で、1月10日、第二目標額1000万円に達成させていただきました。最終日の1月12日に約1100万円にまでご支援をいただけることになりました。 みなさまからの温かく、力強い応援をいただくことができました、心から感謝申し上げます。 これからも「保護犬&譲渡犬を聴導犬と介助犬に育てる」という日本聴導犬協会の初心を貫徹してまいります。 みなさまから応援していただけることで、日本聴導犬協会は「障がい支援」と「動物福祉」という二つの福祉を担っていくことができます。スタッフ一同、使命感を持って役割を成就できますよう、今後とも、みなさまからのご支援を宜しくお願いいたします。活動のご報告は、今後もメールでさせていただきます。 心からありがとうございました。        日本聴導犬協会 有馬 もっと見る

  •  あと数時間しかありません。ボクの仲間たちが聴導犬&介助犬になれるように、ご支援をお願いできませんか? 日本聴導犬協会では2002年までは候補犬の100%が保護犬や譲渡犬だったんだ。嬉しいことに保護犬数が減っていることから、今は、候補犬の85%が保護犬と譲渡犬なんです。ボクの仲間たちが、聴導犬&介助犬になれるように、あと数時間だけですが、ご支援をお願いいたします。 ボク、去年、聴導犬になった「ぜん」です。ボクの仲間たちのために607人の方がご支援をくださいました。ありがと、ワン。1月5日にね、BS朝日放送の『ネコいぬワイドショー』で、ボクの特集を放送してくれたんだよ。ボク、感激しちゃったー。だって、テレビの中にボクとママがいるんだもん。ちなみに、ボク、テレビ見るの好き。犬はテレビ見れないっていうけど、レスリング見て、吠える子とか、画面の中のフリスビーをテレビの裏に探しに行く子っているよね。 ボクはね「障害のある方のため」って、候補犬を譲渡してくれる茨城県のブリーダーさんから購入された子なんです。協会の「親ビン」と言われてて、シーズーたちをやんちゃな子たちから守ったり、地位向上のためにがんばってきたんだ。ずーと、協会にいるのかなぁって、思ってたんだけど、コロナ禍で2年ちかくも中止されてきた日本聴導犬協会の認定試験だったんだけど、2020年に聴導犬になりました!! ボクのユーザーさんはとっても優しいママ。ボクの事を頼りにしてくれているんだ。嬉しいよね。ボク、ママと一緒に生活するのを心待ちにしてたんだ。あっ!ちなみにママのお家には、お姉さん犬がいるんだ。協会にもお姉ちゃん・お兄ちゃん・弟・妹がいたけど、ボクだけのお姉ちゃんだから、ちょっとみんなに自慢しているんだ。  本当は2021年の認定試験を受けてママと一緒に生活できる予定だってんだけど、コロナ禍で訓練がなかなか思うようにできず、2022年の秋にようやく認定試験を受けれたんだ。ボクも嬉しかったけど、ママもとても喜んでいたよ。でも、認定試験の時は少し緊張していたかも。試験、って緊張するもんね。合格できてよかった。 ぜひ、日本聴導犬協会、応援してくださいね。 もっと見る

  •  みなさまのお力添えのおかげです。【残りI日】育成費用(昨年約1200万円)を補うために、さらなるお力添えをお願いしてもいいですか?御礼申し上げます。1月10日Goodmorning日本聴導犬協会「命と才能を輝かす! 保護犬&譲渡犬を「聴導犬&介助犬」に育て、障がいを支えたい」クラウドファンディングの第2目標1000万円に達成できました。 みなさまからの思いやりと愛情のこもったご支援の賜物です。 シェアで応援してくださいましたみなさまと、ご支援をくださいました575名様を、とても身近に感じさせていただいております。dcsx0123さんをはじめ、何回も応援してくださいました方もいらっしゃいました。とても、心強かったです。みなさまに、厚く、厚く御礼を申し上げます。 前回に引き続き、今回いただいたご縁を、大事にさせていただきたいです。今後も、日本聴導犬協会新聞をお送りさせていただきます。みなさまに応援していただいた候補犬たちの、成長も見守っていただきたいです。今回も、伴走してくださいました鎌倉幸子ファンドレイザーに、深く、深く感謝申し上げております。  まだ、I月11日の23時まで、ご支援の呼びかけを続けさせていただきます。フードの高騰や老犬も増えて獣医診療費もどんどん増えています。 日本聴導犬協会のユーザーさんや希望者さん、40頭の協会犬たち。コロナ禍でも真摯に働いてくださるスタッフの方々のために最後まで、お力添えをお願いさせてください。【残りI日】終了日は、I月11日23時まで、シェアとご支援をよろしくお願いいたしますI月10日目標金額:10,000,000円達成現在、575名様のご支援でご支援額:10,024,247円 ありがとうございます。 もっと見る

コメント

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  1. 2022/12/23 11:46

    毎年恒例! 年末年始訓練。働いている希望者さんにとっては、土日や夏休み、祝日を活用しての聴導犬&介助犬訓練は、規定の訓練日数を満たすために貴重です。  2022年26日から、聴導犬希望者さんお二人で、訓練を受けられます。上伊那地区だけで許されている、パブリックアクセス:公的な場所への同伴訓練として、滞在訓練中、毎日、 電車→バス→買い物→飲食→バス→電車の一般的なお出かけスケジュールをこなします。ただし、希望者さんの体調が悪い時には、お休みや座学も入ります。 今回は、元旦までの6日間。一緒に頑張りましょう。


  2. 2022/12/22 15:14

    「みんなに知らせなくっちゃ」と、 友達の石綱さんから。石綱さんはぜんちゃんの兄弟犬かみやくんの新家族さんです。 聴導犬ぜんちゃんが1月5日に紹介されます BS朝日放送 たぶん、史上初で世界で唯一の ねこいぬ専門のワイドショー https://www.bs-asahi.co.jp/nekoinu/ 「ねこいぬワイドショー」お正月の放送に、 ぜん君登場します、


  3. 2022/12/09 21:51

    1月10日発売❝いぬのきもち❞(犬関係の雑誌では購読数の多い媒体です)2月号に、保護犬を聴導犬に育成する日本聴導犬協会の活動と、キャリアチェンジ犬のぶちゃんファミリーの記事が掲載されます。


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