国民 玉木代表 女性との不倫関係認め陳謝 代表は続投

国民民主党の玉木代表は、党の両院議員総会で一部で報じられた女性との不倫関係について陳謝した上で、政策を実現するため代表を続けたいという意向を示し了承されました。

玉木代表 両院総会で不倫を陳謝

正午すぎから国会内で開かれた国民民主党の両院議員総会で、玉木代表は、一部で報じられた女性との不倫関係について「個人的な問題で多くの皆さんにご迷惑をかけた。心からお詫びを申し上げたい。許してもらえないかもしれないが、謝り続けていきたい」と陳謝しました。

その上で「引き続きこの党の先頭に立って政策実現のために頑張っていきたい」と述べ、代表を続けたいという意向を示しました。

これを受けて総会で出席者からは「今回の問題についてどのような反省の示し方があるのか、玉木代表と榛葉幹事長で話してほしい」といった意見などが出されましたが、最終的に、玉木氏が代表を続けることが了承されました。

また、国会での総理大臣指名選挙では、これまでの方針どおり、決選投票になった場合も含め、玉木氏に投票することを全会一致で確認しました。

玉木代表 週刊誌報道 概ね事実と認める

11日公開された「SmartFlash」は、国民民主党の玉木代表が高松市の観光大使を務める女性と不倫をしている疑いがあると報じました。

これを受けて、玉木代表は11日午前、臨時の記者会見を開き「報道された内容はおおむね事実だ。家族のみならず、期待を寄せていただいた全国の多くのみなさんに心からお詫びを申し上げる。本当に申し訳ない」と述べました。

その上で今後の自身の進退を問われ「仲間の意見を聞きたい」と述べ、11日、昼に開く予定の党の両院議員総会で所属議員の意見を聞き、判断したいという意向を示しました。

また、午後の総理大臣指名選挙で決選投票になった場合も含めて玉木代表に投票するとしている党の方針に変わりはないかについても同様に昼の両院議員総会に諮り、対応を改めて協議する考えを示しました。

一方、議員辞職するかどうかについては「お許しをいただけるのであれば、議員としてしっかりと仕事で返していきたい」と述べました。

会見詳細(31分04秒ノーカット)

国民民主党 玉木代表 会見 ※データ放送ではご覧いただけません。

国民 榛葉幹事長「玉木代表なくしてこの党なし」

国民民主党の榛葉幹事長は記者団に対し「国民民主党に期待して頂いたみなさまに本当に申し訳ない」と陳謝しました。

その上で記者団から「玉木代表を支えていくのか」と問われたのに対し「当然だ。この党の代表は玉木氏であり、プライベートな問題は家族で話し合い、政策実現に全力を傾けてほしい」と述べました。

また、総理大臣指名選挙への対応については、決選投票になった場合も含めて「国民民主党の代表は玉木雄一郎なので玉木雄一郎と書く」と述べました。

榛葉幹事長は記者団に対し「衆議院議員がたくさん増えて、新しい景色になったが、来年の参議院選挙で負ければ何も変わらない。われわれは何度も玉木代表に助けられたし、玉木代表なくしてこの党はない。参議院議員からは『玉木代表を中心にもう1回みんなでやり直して頑張ろう』と極めて前向きな意見があった」と述べました。

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