高速道路でのトラック最高速度、政府が引き上げ案 労組「本末転倒」

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三輪さち子
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 トラックドライバーの長時間労働が規制され、物流の人手不足が深刻化する「2024年問題」に対応するため、政府が2日にまとめた政策パッケージの中に、トラックの高速道路での最高速度を時速80キロから引き上げることが盛り込まれた。ドライバーも加入する労働組合からは「安全に働けるようにするための施策であるはずなのに、本末転倒だ」と反対の声が出ていた。

 現行では、交通安全の観点から最高速度は80キロとされている。政府の関係閣僚会議がまとめた政策パッケージには、事故の発生状況や車両の新技術などを確認したうえで、最高速度を引き上げる方向で調整することが盛り込まれた。

 最高速度の引き上げについては、自民党の提言にも盛り込まれていたほか、国民民主党玉木雄一郎代表は4月、自身のツイッターで80キロから100キロに緩和すれば、東京―大阪間は片道1時間半短縮できると投稿していた。

 こうした動きに、労働組合は…

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この記事を書いた人
三輪さち子
政治部次長
専門・関心分野
政治とジェンダー、国内政治、安全保障