本島北部の大雨 土砂崩れや浸水相次ぐ 県が情報収集し復旧へ

沖縄本島北部で今月8日から降り続いた記録的な大雨で、県内では土砂崩れや住宅への浸水などが相次ぎ、県は情報収集を進め復旧に取り組むことにしています。

本島北部では、気圧の谷などに暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、今月8日から3日間にわたって大雨となり、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を国頭村、東村、大宜味村、名護市に18回、発表しました。

県によりますと、11日午後4時の時点で、土砂崩れが東村と名護市でそれぞれ3件、国頭村で1件のあわせて7件確認されているということです。

いずれもけが人や巻き込まれた人はいないということです。

また、床上浸水が大宜味村で5棟、名護市で4棟、恩納村で1棟のあわせて10棟、床下浸水が名護市で9棟確認されているということです。

県は情報収集を進め、復旧に取り組むことにしています。

【上空からの映像 崖崩れや建物の被害などを確認】
記録的な大雨となった沖縄本島北部では、各地でさまざまな被害が出ていて、上空からの映像では崖崩れや建物に流木が流れ込んでいる状況などが確認されました。

▽大宜味村の津波地区では浸水で稼働しなくなった浄水場の近くにあるコテージのような建物に別の小屋が押し流され、玄関のドアなどが大きく壊れていました。

建物の近くにはなぎ倒された木やコンクリートブロックも散乱していました。

また、太陽光パネルが設置された斜面が大きく崩れ、赤い地肌が露出していました。

▽国頭村の比地地区では、氾濫した比地川やその支流の奥間川の周辺で車道と歩道の見分けがつかないほど広い範囲で土砂が広がっていました。

「やんばる野生生物保護センターウフギー自然館」の中には流木や土砂が大量に流れ込んでいました。

▽東村の平良地区では、民宿の建物の一部が崩れ落ちた川のすぐ上流で崖崩れも起きたとみられ、山肌がえぐれて茶色い土が露出していました。

大量の土砂が川から海に流れ込んだとみられ、周辺の海は一面、茶色く濁っていました。

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