大雨の被災地 警察がパトロールを強化 空き巣などに注意を

沖縄本島北部の記録的な大雨では、住宅などが水につかり、そのまま暮らすことができなくなる人もいて、警察は不在にしている間に空き巣などに狙われるおそれもあるとして、11日からパトロールの強化を始めました。

今回の大雨では、国頭村の比地川が氾濫して住宅などが水につかるなど、そのまま暮らすことができなくなる人も出ています。

こうした中、被害が大きかった国頭村、大宜味村、東村などを管轄する名護警察署は、県警察本部の機動隊などとともに、空き巣などに備えた防犯警戒を11日から24時間体制で始めました。

このうち、国頭村の比地地区では、機動隊員が、車や徒歩で住宅などを見て回り、パトロールを行っていました。

名護警察署では、パトロールを通して、地域住民の要望なども把握したいとしています。

機動隊の久手堅正太巡査部長は、「県外の災害発生地域では、泥棒などが発生しており、避難して家を空けている人もいるとうかがっているので、パトロールをすることで犯罪を防ぐことにしている」と話していました。

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