「児童虐待防止推進キャンペーン」啓発活動 さいたま
今月の「児童虐待防止推進キャンペーン」に合わせて、さいたま市で啓発活動が行われました。
この啓発活動は、こども家庭庁が毎年11月に実施する「児童虐待防止推進キャンペーン」に合わせて行われ、11日午後、さいたま市のJR浦和駅前では埼玉県警やフリーアナウンサーの塩原桜さん、それに地元の高校生およそ40人が参加しました。
参加者は通行する人にチラシを配って児童虐待に対応する全国共通の相談ダイヤル「189」の番号と気になることがあれば電話してほしいと呼びかけていました。
埼玉県によりますと、県内の児童相談所での虐待相談対応件数は昨年度、およそ1万7000件で、前の年度と比べて1.5パーセント増加しています。
埼玉県警察本部の橋本昭文生活安全部長は「警察だけでは被害撲滅を成し遂げられないので、何かあったら積極的に電話をしてもらうなどご協力をお願いします」と話していました。