渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

2ストの二輪

2024年11月12日 | open
 


2ストは乗り手により生き
もし、死にもする。
この若者の2ストビーノは
プラグはこんがりカリン
カリン。
常に最良状態で乗る走法を
実行している。
そして、人のアドバイスも
とても真面目に真摯に聞く。
本人も言う。
「バイクの乗り方は巧い人
の言う事や先輩たちの乗り
方や助言を真剣に聞いて、
そして自分でも考えないと
絶対に駄目っすよ」と。
二輪の走りに年齢は関係な
い。16才も70才もすべて平
等だ。
そして、この若者の言う事
が正しい。
真の練達者や経験値の高い
人たちから盗むように技法
を真剣にがっつりとかぶり
ついて学び取り、自分でそ
の中味を咀嚼して考察し、
それを試しながら実行する。
技術系はどのジャンルでも
全てその道筋があるが、二
輪走法などは、もろにそれ
だ。
そうした姿勢と実行力こそ
が二輪に関与する「レベル
が高い」内実だといえる。
これはもう絶対事項のよう
な断定として言い切れる。
要は走法が上手くなるか
どうかは人間の質次第。
取り組む姿勢の是非と上達
の伸び代は、元来持つ人間
的質性に謙虚さと素直さと
向上心があるかどうかにす
べてがかかっている。
どんなに人当たりが良くと
も、中身としてのコアが俺
様大将の人間はろくな成果
は絶対に得られない。
これ天の道理なりにけり。

 

 
 
 



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