選択的夫婦別姓をめぐっては、「親子別姓」や「兄弟別姓」につながり、「親子の絆」「兄弟の絆」「家族の絆」を危うくするとの指摘もある。
石破茂首相は総裁選で、「選択的夫婦別姓の導入」に前向きな姿勢を示していたが、所信表明演説(10月4日)や、衆院選の政権公約では明確に触れなかった。「岩盤保守層」の反発を避けたとの見方もあるが、石破執行部が衆院選で強行した「非公認」や「比例重複を認めず」といった対応で、保守勢力は大きく縮小した。
一連の動きをどうみるか。
前出の岩田氏は「まず、憲法審査会長を明け渡したのは、石破首相の『憲法改正はしない』という意思の表れではないか。法務委員長の件も深刻だ。もし、夫婦別姓が導入されて『親子別姓』『兄弟別姓』となれば、家族の一体感が保てるかは大いに疑問だ。岩盤保守層は、もう自民党には戻らないだろう。石破自民党の愚かさは留まることを知らない」と語った。