さいたま 中学校で銅線盗んだ疑い3人逮捕 当時給食が作れず
ことし6月、さいたま市内の中学校で地中に埋設されていた銅線ケーブルを切断して盗んだとしてカンボジア国籍の容疑者3人が逮捕されました。
当時、学校は停電して給食が作れなくなり午後の授業を中止していました。
逮捕されたのは、いずれもカンボジア国籍で神奈川県厚木市の無職、チア・レット容疑者(39)ら3人です。
警察によりますと、3人はことし6月の深夜さいたま市岩槻区にある中学校に侵入し、地中に埋設されるなどしていた銅線ケーブル50メートルあまりを切断して盗んだとして窃盗の疑いが持たれています。
中学校では、金網のフェンスが何者かに破られるなどしていて警察が近くの防犯カメラの映像を調べるなどしたところ、3人が事件に関わった疑いのあることがわかったということです。
当時、銅線ケーブルが切断された影響で学校は停電し給食が作れなくなり午後の授業を中止したということです。
盗まれたケーブルは神奈川県内の買い取り業者に持ち込まれたということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
警察は3人の認否を明らかにしていません。