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YOUTRUSTの世界観を支えるプロダクトデザイナーたちの素顔【YOUTRUSTを大解剖!】

この記事は2021年9月21日に作成されたものです

YOUTRUSTには2021年9月現在、4名のプロダクトデザイナーが在籍しています。今回は、デザインチームの1人目正社員・辻朝也と、副業デザイナー・戸塚佑太に、YOUTRUSTのプロダクトデザインチームに入った経緯や、実際の働き方、デザインをする上でチームで大切にしていることなどを聞いてみました。

辻朝也
デジタルプロダクトのUI/UXデザイナー。
2016年に新卒でクックパッドに入社し、iOS/Android/Webのレシピサービス改善&グロースに2年ほど関わった後、社内新規事業に携わる。立ち上げからPMFの過程でデザイナーとしてUIデザインの他、チームや開発体制づくり、デザインルールの策定などを事業オーナーと伴走しながら実行。2021年9月よりYOUTRUSTのプロダクトデザイナーとして入社。デザイン業務から採用までさまざまなデザインワークを行っている。

戸塚佑太
CIAL Inc. デザイナー/代表。岡山大学工学部中退後、OneBox株式会社を共同創業。デジタルプロダクトのUX/UIデザインを中心に事業立ち上げを行い事業売却を経験。同社の役員退任後CIAL Inc.を設立し、CI/BIなどのアイデンティティデザインを軸に、ものづくりやブランドのデザイン支援、デジタルプロダクトのUX/UIデザインを行なっている。2021年2月にYOUTRUSTに副業デザイナーとしてジョイン。現在は自身の事業と並行し、YOUTRUSTのプロダクトデザインを担う。

YOUTRUSTがきっかけでYOUTRUSTへ副業ジョインしたふたり

——おふたりの経歴について簡単に教えてください。

辻朝也(以下、辻):僕は2016年に、クックパッドに新卒入社しました。2年間レシピサービスに携わった後、社内の新規事業の立ち上げやグロース、デザイン組織の改善などに従事しました。YOUTRUSTには2020年の3月くらいから副業でジョインをし、2021年の9月に正社員として入社しました。1年半ほど副業デザイナーとして関わっていたので、かなり長いですね。

戸塚佑太(以下、戸塚):僕は、副業でジョインして半年が経ったくらいですね。大学でコンピューターサイエンスを専攻し、大学在学中に友人2人と一緒にtoCサービスで起業しました。UX設計からUIデザイン、実装とプロダクトに関わることは一通り経験することができました

その後、 ロゴやパッケージなどのグラフィック、プロダクト、Webなど広くデザインの活動を行っています。YOUTRUSTは、今は週3日くらいの稼働です

——YOUTRUSTに出会ったきっかけはなんですか。

辻:入社して2年目くらいに副業を始めようと思ったんです。でも副業をするのがはじめてなので、とにかくいろんな転職・求人サービスを見ていたら、たまたまTwitterのタイムラインでYOUTRUSTのことを見かけて。副業を探している自分とサービスの方向性がマッチしていたので、登録をしてみたのが最初です。

そのときは転職は一切考えていなかったので「業務委託、副業可能」というような条件で募集を探していました。

ある時、副業意欲を「探している」にしていたらYOUTRUSTの運営からスカウトが飛んできて。サービスを次のフェーズに運ぶために、デザインまわりをガラッと一新したいので、ぜひ力を貸して欲しいとメッセージをもらいました。


戸塚:僕もYOUTRUSTの存在はTwitterで知っていました。めちゃくちゃ目立っていたので(笑)。実際に登録して使ってみると、デザイナーさんとの出会いにつながるなど、すごく楽しかったですね。

その後、2年くらい経ったときに、YOUTRUSTがデザイナーを募集しているというのを見かけたんです。当時は自分の事業も含めて0→1でのもの作りが多くなっていた時期で。0→1は楽しいんですが、資金や人的リソースの面でデザイン的にチャレンジできないことも多く、歯がゆさを感じることが多くなっていました。

そのころのYOUTRUSTはサービス成長しているけれど、組織としてガチガチに固まっている状態ではなく、まだまだチャレンジができる余地がありそうだなと思い、応募しました。


——YOUTRUSTに惹かれた点はなんでしたか。

辻:僕が副業を始めたときは、同じく業務委託で関わりだしたばかりのデザイナーさんが1人いただけで、まだエンジニアさんがデザインも手がけている状況でした。そこにデザイナーとしての自分の目線やアイデアが加わると、もっといいサービスになるんじゃないかと思ったんです。

ユーザーとしてもYOUTRUSTを楽しく使っていたので、その視点も役に立てると思いました。いちユーザーとしてサービスのことが好きだったので、やれることがあるならやってみようというのが副業を決めた理由です。

戸塚:僕は、サービスの価値観が特殊だという点に惹かれていました。当時は、今よりも「副業を探す」という色が強かったと記憶していますが、「信頼でつながる」という点は他の転職サービスにはないもので良いなと思っていました

あとは、よく引き合いに出されるmixi。僕も、mixiとか前略プロフィールの世代で、あの頃のインターネットの世界観がYOUTRUSTには感じられて。ちょっと懐かしさを感じるけど、その懐かしさが逆に新しい。そういうプロダクトの世界観への共感が大きかったですね。

——ジョイン当時に抱いたYOUTRUSTの印象はどうでしたか。

辻:副業でも組織にきちんと受け入れられている感覚がとても強かったです。組織によっては、副業だと切り出されたタスクを特定の人とだけやり取りすることも多いと思うのですが、YOUTRUSTの場合は仕事以外でもいろんなチームの人がSlackで絡んでくれて。Slackチャンネルの権限も、他の会社と比べてかなり自由度が高いですね。すごくオープンなカルチャーだなと思います。


戸塚:辻さんが正社員になるまで副業メンバーだけだったので、流動性がかなり高いなと思いました。だからこそ副業でジョインして、コミット量が少なかったとしても、居心地の悪さを感じないんです。極端な話、1日分の稼働しかしていなくても「僕はYOUTRUSTを1日分だけど作ったんだ」という感覚が得られる。それはすごいことだなと思います。

また、流動性が高い分「この人にどうやって話を通そう」とか「この人の顔を立てないと」とか、そういう組織のよくない構造がまったくないので、すごく健全だなと思います。デザインを作るときに立ち回りとか考えたくないじゃないですか。ちゃんとデザインを作ることに集中できる環境なのが嬉しいですね。

組織の構造が緩やかにどんどん変化するけど、「最終的な意思決定者はこの人」という決めるべきことと役割が明確なので、カオスだけど崩壊はしない。バランスの取れたチームだと思います。

辻:デザイナーのプロフェッショナル意識は強いですね。いいものを出したい思いをみんなが持っています。

戸塚:PdMのさやおさん(後藤紗也佳)にデザインに対する思いが強くあるのも大きいです。彼女は元々デザイナー出身ということもあり、「ここのマージンどうなんですか?8ですか16ですか」みたいな、かなり細かいことまで見てくれるんです。ユーザー体験を基盤にして、デザイナーが気付けなかったことをPdM視点でフィードバックしてくれるので、デザインの品質がきちんと保たれているのだと思います。

それぞれの個性と経験が集まって起こる化学反応


——デザインチームの構成はどのような形ですか。

辻:プロダクトデザインは僕を入れて4人で、正社員は僕だけです。僕以外はみなさん副業なので、実稼働で考えると人数はもっと少なく感じるのが正直なところです。

——現在はフルリモートで仕事をされていますが、フルリモートで気をつけていること、チームとして大事にしていることはありますか。

辻:最近意識していて、今後やっていきたいなって思っていることが、情報の分断をなくすことです。自分自身、副業の期間が長かったので分かるのですが、どうしても情報がぶつ切りで入ってきてしまうんです。

同じデザイナーだけど、隣の人がどんな施策のもとで動いているのかがよく分からない。そうすると、末端での作業感が生まれてしまうので、会社全体としてどんな施策が動いていて、デザイナーチームではどの施策と絡んだ仕事をするのか。チーム全体で認識を揃えた上で、個々が持ち場を守れるような体制を構築したいと考えています。

戸塚:僕の場合は、稼働がアクティブのときとそうでないときを明確に分けて働いています。稼働の時間がふんわりしていると、Slackの返事がないとか、作業の進捗が確認できないとか、チーム全体の生産性に影響が出てしまうので。

どんな働き方が合うのかは個人や所属するチームによっても異なります。最適解を見つけるために、いろんなやり方を試すことができるのもYOUTRUSTの良さだなと思います。

——おふたりがYOUTRUSTのデザインチームならではだなと思ったエピソードはありますか。

辻:いろんなバックグラウンドでいろんな経験をしているデザイナーが集まっているので、何か質問を投げると、誰かが必ず経験しているんです。そうやって、それぞれの知見や経験を持ち寄って、プロダクト作りに生かせることはすごくプラスですね。

正解が分からないからこそ、それぞれのやり方が集まって相互作用することで、YOUTRUSTオリジナルのやり方が生まれるんじゃないかなと思っています。

戸塚:先ほどもお話ししましたが、やっぱり流動性の高さですね。YOUTRUSTのデザインチームは誰がどんな形で入っても、そこまで時間がかかることなく仕事に取り組める素地ができています。デザインが誰にも依存していないんです。それは、任せられる人材が集まっているということでもあります。

たとえば、「この人のスキル的にちょっと心配だな」と思うと「サービスのコアの部分はお任せしないでおこうかな」という判断が生まれることがあると思います。ですが、YOUTRUSTのデザインチームは、誰にどこを任せても大丈夫と思える。スキルもですが、みんな価値観が似ているからこそ、安心して任せられるのだと思います。すごく晴れやかな、湿度が低くてカラッとしている気持ちのいいチームです。

求めているのは、自分の頭で思考し柔軟にカオスを楽しめる人

——これからYOUTRUSTをどう変化させていきたいですか。

辻:チームとしては、社員・副業関係なく、プロダクト作りに向き合ってもらえる環境を作りたいと思っています。

プロダクトでいうと、まだまだ出始めて間もないサービスなので、これから「キャリアSNS」としてきちんとポジションを取っていけるように、使う人が日々の生活や手に溶け込むような体験設計を目指していきたいです。

戸塚:週3勤務の副業の立場でこういう話をすること自体、YOUTRUSTの文化が出てるなと思うんですけど(笑)……YOUTRUSTのデザインはまだまだ改善点が多いので、ユーザー体験の一番大事なところにフォーカスして、そこから全体をよりよくしていく仕組みを作っていきたいですね。

最初に言ったように、YOUTRUSTだからできるSNSがあると思うし、僕はそれがすごく好きなので、デザイナーとして「こうしたらもっといいんじゃないですか?」とどんどん提案していきたいですね。副業でもそれが言えるのが、YOUTRUSTのいいところなので。

YOUTRUSTは優しいインターネットの世界を実現するサービスになってほしいなという祈りというか、願いがあります。

辻:確かに。サービス側の体験設計次第で「優しいSNS」の世界は実現できるなと思いました。可能性はまだまだ広がりますね。

——それを実現するために、どのような人にチームに加わってもらいたいでしょうか。

辻:大前提は、自分で考えられる人ですね。UIが綺麗とか、スキル面は周りのサポートや環境でなんとでもなります。なので、「言われたからやりました」ではなく、自分の頭で考え解釈して、分解してアウトプットにするような、本当に考えられる人にジョインして欲しいです。

戸塚:これまでのメンバーはみんな自分の頭で考えられる人ばかりでしたね。

僕自身は、ちょっとまだうまく言語化ができないのですが……その時々の「一番のもの」を作ることにフォーカスできる人かな。プロダクトチームの一員として、一番のゴールはユーザーさんにより良い体験を届けることなのですが、そのための「いいもの」をきちんと作ることがすごく大事で。

なので、「いいもの」を作ることにきちんと集中できる人がいいですね。例えば、組織の立ち回りを気にしがちだとか、評価が気になるとか、そういう本質的ではないことに気を取られないで欲しいなと思います。

辻:もうひとつ加えるとしたら柔軟な人。ルールや規則がないとできない人は、合わないかもしれないです。

スタートアップ企業でよく言う、カオスな状態を楽しめる人ですね。足りないもの、整っていない状況を、自分でどうにかできる状況だとポジティブに捉えられる人にとっては、とても面白い環境だと思います。

(取材:2021年9月)

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取材・執筆:黒木あや
編集:たかしお

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