「30超えたら子宮摘出」 保守党・百田尚樹代表、SFとして
日本保守党の百田尚樹代表がユーチューブ番組で、少子化対策を議論した際に「小説家のSF」と前置きした上で「30超えたら子宮摘出」と発言したことが9日、分かった。
百田氏は8日配信の番組で「これはええ言うてるんちゃうで」「小説家のSFと考えてください」と述べた上で「女性は18歳から大学に行かさない」「25歳を超えて独身の場合は、生涯結婚できない法律にする」「30超えたら子宮摘出とか」などと語った。
同党の有本香事務総長が「SFでもいくらなんでも」と指摘すると、百田氏は「時間制限を分かりやすく言った。そういうことがあるともっと深刻になる」と説明した。
百田氏は9日、自身のX(旧ツイッター)で「あくまでSF小説としての仮定としての一例としてあげた話。現実にはあり得ないとも断っている」とした。
日本保守党は10月の衆院選で3議席を獲得。比例全11ブロックの総得票数の割合が2%に達し、公選法が規定する政党要件を満たした。〔共同〕
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(更新)- ロッシェル・カップジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング 社長ひとこと解説
たとえ「SF小説の仮定としての一例」だとしても、こんな恐ろしい考えを口にするべきではないというのは、言うまでもありません。
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(更新) - 石原純インペリアルカレッジロンドン 講師別の視点
SFではないですが、遠くない将来、卵子の若返りの技術が出てくると思います。実際に人工受精の際に卵子の入った培養液をいじると若返りができるのではないか、という研究は存在します。 女性の自由を制限するのではなく、女性の妊娠できる期間をのばす研究技術に投資していく方が現実的な少子化対策だと思います。
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