静大学長 再編合意案白紙の方針 鈴木知事 “非常に問題”

浜松医科大学との再編をめぐり、再選が決まった静岡大学の学長が合意していた案を事実上、白紙にする方針を示したことについて、静岡県の鈴木知事は一方的な撤回で非常に問題があると指摘し、当初の合意に沿って再編を進めるべきだという考えを強調しました。

静岡大学の日詰一幸学長は10月、再選が決まったあと5年前に合意した浜松医科大学との再編の案について事実上、白紙にする方針を示しました。
これについて鈴木知事は8日の記者会見で、個人的な意見だとした上で「非常に問題があることで浜松医科大学に何の相談もなく勝手に白紙撤回するのは信義にもとる。長い間の議論をどう総括するのかや新しい教育に期待していた子どもたちの機会を奪ったことについて教育者としてどう考えているのか」と指摘しました。
その上で「大学どうしで機関決定されたものをしっかり順守してもらいたい。『医工連携』は世界的なすう勢の中で非常に重要な取り組みなので、これが遅れることは県や国にとって大きな損失だ」と述べ、当初の合意に沿って再編を進めるべきだという考えを強調しました。

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