活動データ
タイム
03:48
距離
9.3km
のぼり
638m
くだり
603m
活動詳細
すべて見る単身赴任先からのダブル帰省でホッと一息。予想通りお盆を過ぎると暑さも一段落したので足腰の鈍り防止のため、低山縦走を試してみました。 今回は生駒山系の北のはずれ、国見山からの低山縦走です。 日本で唯一の七夕伝説の織姫を祀る機物神社からスタート! 境内を歩いて本堂にて登山の無事を祈願し、国見山登山口を目指して歩きます。 今回も修行のため水4kgとテント・シュラフ・バーナー他を担ぎ、さらにいつものカメラを持っての山行です。総重量はなんと18kg! 地域の低山には全く不釣り合いな恰好のため、登山口までの道すがらすれ違う人々の奇異な視線を感じつつ(笑)、国見山登山口に到着。 国見山登山道は途中でいくつかに分岐しますが、今回はメイン道から分岐し夫婦岩の脇を通る道を登ります。 このルートは草が生い茂るためやはり夏には不向きでして、 夜露でズボンがびしょ濡れに。やがて展望台に到着、石清水八幡宮の鎮座する男山こと鳩ヶ峰、比叡山などを遠望しつつ、 国見山山頂を目指しました。 国見山はかつて津田氏の居城として津田城があり、織田信長に攻め滅ぼされたとのことですが、遺構とおぼしき地形はいくつかあるものの、これといったものは見当たりません。 国見山山頂からは京都方面・高槻方面の展望が大きく開け、 見晴らしがよい~!の一言です。 南にこれから向かう交野山を眺めたのち、途中のサンドイッチ山(標高313mなのでサンドイッチサン)を目指します。 これもまた途中の一部はヤブこき的、トゲのある草に閉口しつつ、ほどなく全く山頂感のない(笑)サンドイッチ山山頂に到着しました。来た道を戻れば問題なかったのですが、ちょっと先に続く踏み跡があったため行ってみたものの、ちょっと行くとすぐに薄れ、結局元の道に戻って交野山(こうのさん)へ。 白旗池のほとりを歩いて断層跡などを見つつ、交野山の山頂に着き、観音岩の大きさと、その上からの大阪平野を一望する絶景に感動。 コンディションがよかったのであべのハルカスはもちろん、 大阪城・大阪湾など、北には京都、東には若草山・東大寺が見え、まさに地図を感じる風景を堪能しました。 少し下山し隣の旗振山へ向かいましたが、ここからは急にマイナー感が増し、すれ違う人も全くなし。道の蜘蛛の巣がとてつもなく多くて木の枝を ブンブン振り回しながらでないと歩けない始末。 ほどなく旗振山山頂に到着しましたが山頂感は全くなく、かつて明治時代の初めまで大阪の米相場を旗振りにて京都や奈良へ知らせていたなどということは想像もつきません。 さらに竹林を進んで龍王山へ。これまた寂しいマイナー道、山頂にはかつての信仰の社跡などがいくつかあるのみでした。 竹や木が倒れまくる道を下山するとほどなくかいがけの道に合流、住吉神社まで下山しました。龍王山の脇には傍示の里があり、荒木村重に滅ぼされた 伊丹氏の末裔の人々が逃げてきて暮らしておられ、 実際ほとんどの家が伊丹姓。歴史を感じる里であります。
この活動日記で通った山
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