国見山・サンドイッチ山~交野三山(交野山・旗振山・龍王山)低山縦走

2018.08.17(金) 日帰り

活動データ

タイム

03:48

距離

9.3km

のぼり

638m

くだり

603m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 48
休憩時間
34
距離
9.3 km
のぼり / くだり
638 / 603 m
22
18
3
4
16
12
20

活動詳細

すべて見る

 単身赴任先からのダブル帰省でホッと一息。予想通りお盆を過ぎると暑さも一段落したので足腰の鈍り防止のため、低山縦走を試してみました。  今回は生駒山系の北のはずれ、国見山からの低山縦走です。 日本で唯一の七夕伝説の織姫を祀る機物神社からスタート! 境内を歩いて本堂にて登山の無事を祈願し、国見山登山口を目指して歩きます。 今回も修行のため水4kgとテント・シュラフ・バーナー他を担ぎ、さらにいつものカメラを持っての山行です。総重量はなんと18kg! 地域の低山には全く不釣り合いな恰好のため、登山口までの道すがらすれ違う人々の奇異な視線を感じつつ(笑)、国見山登山口に到着。  国見山登山道は途中でいくつかに分岐しますが、今回はメイン道から分岐し夫婦岩の脇を通る道を登ります。 このルートは草が生い茂るためやはり夏には不向きでして、 夜露でズボンがびしょ濡れに。やがて展望台に到着、石清水八幡宮の鎮座する男山こと鳩ヶ峰、比叡山などを遠望しつつ、 国見山山頂を目指しました。  国見山はかつて津田氏の居城として津田城があり、織田信長に攻め滅ぼされたとのことですが、遺構とおぼしき地形はいくつかあるものの、これといったものは見当たりません。 国見山山頂からは京都方面・高槻方面の展望が大きく開け、 見晴らしがよい~!の一言です。  南にこれから向かう交野山を眺めたのち、途中のサンドイッチ山(標高313mなのでサンドイッチサン)を目指します。 これもまた途中の一部はヤブこき的、トゲのある草に閉口しつつ、ほどなく全く山頂感のない(笑)サンドイッチ山山頂に到着しました。来た道を戻れば問題なかったのですが、ちょっと先に続く踏み跡があったため行ってみたものの、ちょっと行くとすぐに薄れ、結局元の道に戻って交野山(こうのさん)へ。  白旗池のほとりを歩いて断層跡などを見つつ、交野山の山頂に着き、観音岩の大きさと、その上からの大阪平野を一望する絶景に感動。 コンディションがよかったのであべのハルカスはもちろん、 大阪城・大阪湾など、北には京都、東には若草山・東大寺が見え、まさに地図を感じる風景を堪能しました。  少し下山し隣の旗振山へ向かいましたが、ここからは急にマイナー感が増し、すれ違う人も全くなし。道の蜘蛛の巣がとてつもなく多くて木の枝を ブンブン振り回しながらでないと歩けない始末。 ほどなく旗振山山頂に到着しましたが山頂感は全くなく、かつて明治時代の初めまで大阪の米相場を旗振りにて京都や奈良へ知らせていたなどということは想像もつきません。  さらに竹林を進んで龍王山へ。これまた寂しいマイナー道、山頂にはかつての信仰の社跡などがいくつかあるのみでした。 竹や木が倒れまくる道を下山するとほどなくかいがけの道に合流、住吉神社まで下山しました。龍王山の脇には傍示の里があり、荒木村重に滅ぼされた 伊丹氏の末裔の人々が逃げてきて暮らしておられ、 実際ほとんどの家が伊丹姓。歴史を感じる里であります。

交野山・国見山 機物神社の鳥居前からスタート!
機物神社の鳥居前からスタート!
交野山・国見山 機物神社の本堂です。
日本で唯一の七夕伝説の織姫を祭る神社。
機物神社の本堂です。 日本で唯一の七夕伝説の織姫を祭る神社。
交野山・国見山 国見山登山口
国見山登山口
交野山・国見山 仁丹の工場が登山道脇にあります。
仁丹の工場が登山道脇にあります。
交野山・国見山 ヘラブナ釣りでにぎわう野池。
この時は釣り人はいませんでした。
ヘラブナ釣りでにぎわう野池。 この時は釣り人はいませんでした。
交野山・国見山 国見山登山道。左がメイン道、右が搦手的脇道。
夫婦岩を経るコースは脇道に入ってすぐ左に分岐して
尾根を登る感じになります。
国見山登山道。左がメイン道、右が搦手的脇道。 夫婦岩を経るコースは脇道に入ってすぐ左に分岐して 尾根を登る感じになります。
交野山・国見山 夫婦岩。確かに巨石です。
大きな岩が二つあると、どこでもほぼ夫婦岩ですね(笑)
夫婦岩。確かに巨石です。 大きな岩が二つあると、どこでもほぼ夫婦岩ですね(笑)
交野山・国見山 登山道途中の展望台から京都方面。
右に見える山は比叡山です。
登山道途中の展望台から京都方面。 右に見える山は比叡山です。
交野山・国見山 同じく登山道途中の展望台から京都方面。
中央のくぼみが山崎の合戦の山崎、左の山手が天王山、
右の島のような山地が石清水八幡宮の鎮座する男山こと鳩ヶ岳です。
中央奥のピークが愛宕山であります。
同じく登山道途中の展望台から京都方面。 中央のくぼみが山崎の合戦の山崎、左の山手が天王山、 右の島のような山地が石清水八幡宮の鎮座する男山こと鳩ヶ岳です。 中央奥のピークが愛宕山であります。
交野山・国見山 同じく登山道途中の展望台から京都方面。
左の島のような山が鳩ヶ岳、右の山が比叡山です。
同じく登山道途中の展望台から京都方面。 左の島のような山が鳩ヶ岳、右の山が比叡山です。
交野山・国見山 標高313mのサンドイッチ山山頂。
眺望・ピーク感はナシです。
標高313mのサンドイッチ山山頂。 眺望・ピーク感はナシです。
交野山・国見山 トゲのある草が道に繁茂していました。
トゲのある草が道に繁茂していました。
交野山・国見山 路に落ちていた繭。ウスタビガの繭?
路に落ちていた繭。ウスタビガの繭?
交野山・国見山 白旗池
白旗池
交野山・国見山 交野は生駒山系の北端ですので断層が走っているであります。
交野は生駒山系の北端ですので断層が走っているであります。
交野山・国見山 とちの木。葉っぱが大きいなぁ。
朴の木との区別はどうつけるんだろう...
とちの木。葉っぱが大きいなぁ。 朴の木との区別はどうつけるんだろう...
交野山・国見山 鉄砲ユリが咲いていました。
鉄砲ユリが咲いていました。
交野山・国見山 気の遠くなるような時間によって、
今があります(あるようです)。
気の遠くなるような時間によって、 今があります(あるようです)。
交野山・国見山 これも断層の痕跡の崖かな?
これも断層の痕跡の崖かな?
交野山・国見山 交野山山頂の観音岩。
交野山山頂の観音岩。
交野山・国見山 観音岩と大阪平野です。
観音岩と大阪平野です。
交野山・国見山 観音岩上からの眺め。
大阪平野と正面が六甲山地です。
観音岩上からの眺め。 大阪平野と正面が六甲山地です。
交野山・国見山 観音岩上から大阪市街です。
左の鉄塔の右側のひときわ高いビルが、あべのハルカスです。
観音岩上から大阪市街です。 左の鉄塔の右側のひときわ高いビルが、あべのハルカスです。
交野山・国見山 さらにズーム。
中央のとても細い白い塔の右下がNHK大阪で難波宮跡のすぐ隣、
そのすぐ右に大阪城天守閣の天守部分だけが見えるのですが...
さらにズーム。 中央のとても細い白い塔の右下がNHK大阪で難波宮跡のすぐ隣、 そのすぐ右に大阪城天守閣の天守部分だけが見えるのですが...
交野山・国見山 前の写真のアップです。
中央やや左のビルの脇に大阪城天守の屋根が見えます。
奥に見えるのは大阪湾
前の写真のアップです。 中央やや左のビルの脇に大阪城天守の屋根が見えます。 奥に見えるのは大阪湾
交野山・国見山 観音岩上から京都方面です。
8/16には五山の送り火(「大文字焼き」ではありません)も
はるか望むことができます。
観音岩上から京都方面です。 8/16には五山の送り火(「大文字焼き」ではありません)も はるか望むことができます。
交野山・国見山 観音岩上から奈良方面です。
中央奥の草地になっているところが若草山、
その右下に東大寺大仏殿の屋根が見えます。
観音岩上から奈良方面です。 中央奥の草地になっているところが若草山、 その右下に東大寺大仏殿の屋根が見えます。
交野山・国見山 旗振山登山口への入口。
旗振山登山口への入口。
交野山・国見山 旗振山への入口です。
ここからが蜘蛛の巣がヒドかった...
旗振山への入口です。 ここからが蜘蛛の巣がヒドかった...
交野山・国見山 旗振山山頂。交野市では最も高い345m。
旗振山山頂。交野市では最も高い345m。
交野山・国見山 旗振山から龍王山へは寂し~い道です。
旗振山から龍王山へは寂し~い道です。
交野山・国見山 龍王山の山頂。岩がいくつも重なっていて、
看板がなければ普通に通過してしまいそうな感じです。
龍王山の山頂。岩がいくつも重なっていて、 看板がなければ普通に通過してしまいそうな感じです。
交野山・国見山 山頂脇にはかつての信仰の跡が多く見受けられます。
山頂脇にはかつての信仰の跡が多く見受けられます。
交野山・国見山 倒れた手水鉢などがありました。
いつ頃まで、栄えていたのかな...
倒れた手水鉢などがありました。 いつ頃まで、栄えていたのかな...
交野山・国見山 龍王山からの下山途中の石碑。
南無妙法蓮華経...だから日蓮宗系だったのでしょうか?
龍王山からの下山途中の石碑。 南無妙法蓮華経...だから日蓮宗系だったのでしょうか?
交野山・国見山 かいがけの道との合流点の鳥居。
かいがけの道との合流点の鳥居。
交野山・国見山 かいがけ地蔵。
むかしはもっと立派な社があったのかな...?
かいがけ地蔵。 むかしはもっと立派な社があったのかな...?
交野山・国見山 道脇の伏拝。
石清水八幡宮のはこないだの地震で倒れてしまったようです。
道脇の伏拝。 石清水八幡宮のはこないだの地震で倒れてしまったようです。
交野山・国見山 かいがけの道(峡崖の道)入口でしょうか。
かいがけの道(峡崖の道)入口でしょうか。
交野山・国見山 住吉神社。
住吉神社はそこここにいっぱいあり過ぎてよくわからないです。
住吉神社。 住吉神社はそこここにいっぱいあり過ぎてよくわからないです。
交野山・国見山 左から、交野山、小さなピークの隣が旗振山、その右が龍王山です。
左から、交野山、小さなピークの隣が旗振山、その右が龍王山です。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。