瀬戸大橋の上で快速マリンライナーが立ち往生　乗客は約150人　JR四国「架線切断のため」

11/10(日) 9:28配信

瀬戸大橋の上で停車した列車　10日午前9時ごろ

　10日午前7時40分ごろ、JR瀬戸大橋線の列車が瀬戸大橋の上で停止しました。　止まった列車は午前7時8分高松発岡山行きの快速マリンライナー10号で、発生から5時間以上たった午後1時現在も、坂出市の櫃石島付近に止まっています。JR四国によると、この列車には乗員2人と乗客約150人が乗っていて、午前11時現在、体調不良者の情報は入っていないということです。【写真】瀬戸大橋　画面中央付近に列車が停止　10日午前9時ごろ

　JR四国は列車が停止した理由を「架線切断のため」としています。復旧のめどは立っておらず、JR四国は列車を引っ張るための車両を出す予定だということです。　この影響で、JR瀬戸大橋線では運休や遅れが発生しています。正午時点で快速マリンライナーは午後4時40分高松発の列車までの運休が決まっています。

KSB瀬戸内海放送

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小林拓矢: フリーライター

見解瀬戸大橋の上での架線の断線。児島から宇多津の間は18.1キロメートル。歩いて避難してもらうには厳しい。ただ、児島に近い場所ではある。場所が場所だけに、架線を直しにくる作業員も現地まで行くのに時間がかかる。また、この断線で本州と四国を結ぶ瀬戸大橋線という大動脈が止まっている。四国と本州を行き来する列車は運休だ。きょう瀬戸大橋線を利用する予定の人は、別の交通手段を使うか、ほかの日にしたほうがいいと思われる。