今年3月以降、鳥取県内と大阪府内で同じような被害が発生したことから、鳥取県警と大阪府警は10月に合同捜査本部を立ち上げ、捜査の結果、今回の逮捕に至りました。認否については明らかにしていません。
合同捜査本部では、男は匿名・流動型犯罪グループいわゆる「トクリュウ」の指示役であるとともに犯行に使うスマホの供給役とみて、そのほかの事件への関与についても捜査を続けています。
また、男の関係先のマンションからは、スマホ752台、デスクトップパソコン1台、ワイファイルーター2台を押収していて、ここを拠点に不正に入手したクレジットカードの情報をスマホに登録する作業をしていたとみられています。
合同捜査本部では、そのほかの指示役やクレジット情報の通達役、現金化役など「トクリュウ」の全容解明を急ぎたいとしています。